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5769-5770: アートの国オランダからの便り 2020年4月25日(土)


No.173 ダイブ_Dive

No.179 光の生命_Lives of Light

本日の言葉

Forget the virtues, also those acquired; eradicate your habits as with a magnet. Ngawang Lobsang Gyatso

下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(12点:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた14曲

本日生まれた曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

本日生まれた曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています(2020/4/26より、投稿を再開しました)。

タイトル一覧

5769. 外国語の習得のように:今朝方の夢

5770. シューベルトの幾何学的センス:シャドーワークとしての創作活動

5769. 外国語の習得のように:今朝方の夢

時刻はゆっくりと午前4時半に近づきつつある。今朝の起床は3時半であり、4時過ぎに小鳥たちが鳴き声を上げ始めた。鳴き声を上げている小鳥の数はまだ少なく、これから少しずつその数が増えてくるだろう。

起床直後、今日もまた充実した1日が過ごせるであろうことを確信した。そんな心身の状態がいつもここにある。

日増しに心身の状態が一段と良好なものになっていく。安定的に良い状態を保っていると思っていたのだが、どうもそうではないらしく、活動エネルギーがより高まっていく方向に向かっているようなのだ。

老化の進行とは逆向きに、心身のエネルギーが高まっていく方向に向かっているというのは興味深く、そして有り難いことである。

今日もまた、自分の外側に意識や目を奪われるのではなく、自分の内側に意識や目を向けていくような1日にしたい。無用な刺激に溢れたこの社会の中では、絶えず外側に意識や目が向かいがちであり、そうならないように注意をしていく。落ち着いた心と高い集中力を持って、今日もまた創作活動に励む。

昨夜もまた、作曲言語の習得と外国語の習得の関係について考えていた。ある特定の外国語を喋りに喋って話せるようになっていくのと同じように、書きに書いて書けるようになっていくのと同じように、作曲言語においてもとにかくその言語を駆使するということが重要になる。今の自分が使用することのできる範囲でとにかくその言語を用いて表現をしていくことが鍵を握る。

外国語を単に外から眺めているだけでは一向に実用に足らないのと同じように、作曲言語もとにかくそれを使うということが大切になる。しかもその際には、自分の内側の感覚に則して行うことが肝要となる。

起点は絶えず自己の内的感覚にあり、その感覚を起点にして言語表現を行い、少しずつ感覚そのものを開きながらにして作曲言語を深めていく。誰でもある程度まで外国語の習得が可能だが、それを真に深く習得し、継続的に深めていくためには様々な工夫と実践が必要になる。そうした工夫と実践を怠らない。

本日もまた、今この瞬間に自分が持ち合わせている作曲言語を活用して言語表現を絶えず行っていく。今日は午前3時半に起床したから、12時間ぐらいは作曲言語を用いた言語表現を楽しむことができるだろうか。

今朝方は少しばかり夢を見ていた。それについて振り返り、その後少々絵を描き、そこから早朝の作曲実践に入っていきたい。

夢の中で私は、何人かの友人と敬愛する画家の方と一緒に山にピクニックに出かけていた。山の頂上に到着すると、そこには小屋があり、そこで休憩することになった。

小屋の中に入ってみると、そこには畳部屋があった。畳部屋に足を踏み入れた瞬間に、突然テレビドラマの撮影が始まった。私たち全員は何かの役を任されており、ドラマの進行に応じてセリフを述べていった。

畳部屋は少々暑く、さらにはアクションのようなものもそのドラマのシーンで要求されていたので、汗をかき始めた。それは私だけではなく、みんなも同じであり、気がつくと、全員上半身裸になっていた。

畳部屋での芝居の最中に、女優の少女が見事な演技をしていたので、私は声をかけた。アクション中にセリフを述べるのが難しいと感じていた私は、そのコツを彼女に尋ねてみた。彼女からそのコツを教えてもらったところで、一旦撮影が落ち着き、私たちは再度山を降りていくことになった。

このピクニックに参加した友人たちは私と同じ年齢だったが、その少女や画家の方を含め、年齢はバラバラであった。そうであっても私たちはみんな和気藹々と楽しげにピクニックを楽しんでいて、山から降りる際にも2人1組で手を繋いで遊ぶゲームをしていた。そんな夢を今朝方に見ていた。フローニンゲン:2020/4/25(土)04:44

5770. シューベルトの幾何学的センス:シャドーワークとしての創作活動

時刻は午後7時を迎えた。つい今し方夕食を摂り終えた。今日もまた創作活動に打ち込む1日だった。

毎日が本当にあっという間に過ぎていく。いつも気がつけば昼になり、気がつけば夜を迎える。そしていつの間にかまた新たな1日が始まる。明日もまたそのような感覚で過ぎていく1日になるだろう。

本日シューベルトの曲を参考にして作曲をしていると、シューベルトは幾何学のセンスがあったのかもしれないと思った。シューベルトの楽譜から幾何学的構造を見出すことができ、そのように思った。

これは私の直感だけではなく、手持ちの書籍の中に、シューベルトがよく用いていたハーモニーの構造が三角形を成していたことを指摘する記述があったように思う。再度その書籍を参照してみよう。

今から20日ほど前に、作曲だけではなく、新たに絵の創作が自分の実践に加わった。その恩恵は計り知れない。数々の恩恵の中でも、それが治癒と変容を支えてくれているものであることがわかる。

とりわけ、シャドーワークの観点からすれば、絵を描く際には時折自分のシャドーが対象化され、それが絵の形として現れることがある。シャドーの対象化と形象化、そしてそこからの治癒と変容の効果は作曲と絵の創作の双方にある。

今夜もまた少しばかり絵を描き、治癒と変容を緩やかに進めていこう。今後曲作りと絵の創作を絶えず継続していったその先に、自分の精神や魂がいかなる治癒と変容を遂げているのかを楽しみにしよう。

昨日までの予定では、本日の午後にアテネ行きのフライトの日程変更をする予定だった。しかし、今日はその代わりに、書籍をいくつか注文した。

現代精神分析学と集合の精神病理に関する書籍群を購入するのは先延ばしにし、今日は合計で12冊ほど音楽関係の書籍を購入した。イギリスとオランダのアマゾンを経由して購入したのは下記の12冊である。

1. Complete Keyboard Works, Series One (Francois Couperin)

2. Complete Keyboard Works, Series Two:(Francois Couperin)

3. Materials and Techniques of Twentieth-Century Music

4. Twentieth-Century Harmony: Creative Aspects and Practice

5. Twentieth-Century Music Theory and Practice

6. Creative Confidence: Unleashing the Creative Potential Within Us All

7. Understanding Post-Tonal Music

8. Desire in Chromatic Harmony: A Psychodynamic Exploration of Fin de Siècle Tonality

9. Audacious Euphony: Chromaticism and the Triad's Second Nature (Oxford Studies in Music Theory)

10. Theory of Harmony by Arnold Schoenberg

11. The Structure of Atonal Music

12. Contemporary Harmony: Romanticism Through the Twelve-Tone Row (Advance Music)

2時間弱ほど書籍の再吟味をしていた都合上、フライトの予約変更は明日にする。上記の書籍以外にも “Other Harmony: Beyond Tonal and Atonal”という書籍を購入したかったのだが、イギリス、ドイツ、オランダ、アメリカのアマゾンを比較したところ、アメリカのアマゾンで購入した方がかなり割安であり、それを購入したかったが、コロナウイルスの影響でオランダには郵送できないとのことであった。本書は特に急ぎで手に入れる必要はないので、コロナウイルスが落ち着いた時に注文をしようと思う。フローニンゲン:2020/4/25(土)19:21

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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