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5489-5490:フローニンゲンからの便り 2020年1月27日(月)


本日の言葉

The path of truth is profound and so are the obstacles and possibilities for self-deception. Chogyam Trungpa Rinpoche

本日生まれた10曲

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タイトル一覧

5489. 心身の変化と今朝方の夢

5490. 仮眠中のビジョン:腸と脳及び身体感覚について

5489. 心身の変化と今朝方の夢

今日から新たな週を迎えた。時刻は午前6時を迎え、静かな闇の世界が辺りを包んでいる。そんな中、いつものように日記を執筆し、その瞬間の自己と向き合っている。

早いもので1月も終わりに近づいており、今週末からは2月となる。来月は予定通り、ベルギーに旅行に出かけようと思う。

予定では2月の最終週の金曜日あたりにフローニンゲンを出発し、ベルギーの主要3都市にそれぞれ3日間ぐらい滞在する。年末年始にマルタ共和国とミラノを訪れた時に得られた気づきや発見が、今自分の内側で静かに咀嚼されているのを感じる。

それらが真の肥やしとなり、真に自分の血肉になるのはもう少し時間がかかるかもしれないが、その実現に向けた進行は着実だ。ヴェネチアから帰ってきて行った2週間に及ぶ断食によって心身の健康がより一層促進された。特に身体に関して言えば、細胞レベルでの生まれ変わりが文字通り起こり、新たな身体がここにある。

食実践にせよ、断食に実践にせよ、それらを行ってきたことは、きっと治癒と変容支援を行うためだったのだと実感する。治癒と変容支援を行う者の心身の状態の大切さ。それは言わずもがなであろう。

今朝方は少々記憶に残る夢を見ていた。夢の中で私は、サッカー元日本代表のキャプテンを務めていたセンターバックの選手とプライベートな付き合いをしていた。具体的には、その方の自宅に招いていただき、そこで色々と話をしていた。

その方はもう選手ではないのだが、相変わらず規則正しい生活を送っており、選手時代とほぼ同様のトレーニングを毎日欠かさず行っているようだった。どのようなトレーニングをして、どのような食事を摂っているのかが気になったので、それについて尋ねてみたところ、今からトレーニングを一緒に行い、一緒に食事をしようということになった。

トレーニングルームに移ろうとした時、ソファにその選手の奥さんが腰掛けていたので、挨拶をした。そこで夢の場面が変わった。その前後の夢についてはもう思い出せない。

ここ最近は、無意識が落ち着いているのか、あまり夢を思い出すことができない。夢を見ない深い眠りの意識状態が長く続いている印象だ。そこでは深い治癒が行われていることを考えると、これは好ましいことなのかもしれない。

ここ最近は、毎晩就寝前に自分に対してクラニオセイクラル·バイオダイナミクスの技法を施しており、これによって睡眠中の治癒が促進されているのかもしれない。

昨日から読み始めた“Biodynamic Craniosacral Therapy”のVolume 1を今日も読み進めていく。これはVolume 5まであり、各巻平均して500ページほどあるが、まずは全体をざっと把握するような読み方をしていき、自分の中で知識の全体像を築き上げていく。そうすれば、再読の際にはより理解が深まるだろうし、全2巻の"Foundations in Craniosacral Biodynamics, Volume One: The Breath of Life and Fundamental Skills”に関する理解も深まっていくだろう。

こうした読書に並行して、今日も旺盛に創造活動に従事する。予定通り、昨日の段階でオンラインゼミナールの受講者の方々からいただいていた全ての質問に回答することができた。

今日からはその分の時間があり、作曲と読書に十分に時間を充てることができるだろう。2月からはまた何かが動き出すことになりそうだ。フローニンゲン:2020/1/27(月)06:22

5490. 仮眠中のビジョン:腸と脳及び身体感覚について

つい今し方仮眠から目覚めた。今日の仮眠中も意識がコーザル状態になり、深い休息がそこで実現されていた。

仮眠の際には夜の就寝前と同様に、セルフヒーリングのエネルギーワークを行っている。身体が徹底的にリラックスしているために、サトル状態からコーザル状態への移行が速やかに行われているように思える。

先ほどの仮眠中には印象深いビジョンを見ていた。ちょうど意識がコーザルからサトルに戻ってきて、いよいよ目覚める時になってそれが現れた。

白い光の洞窟のようなものが知覚され、それは地上からどこまでも地下に向かっていくイメージを持っていた。それを知覚した時、これは自分の無意識の世界からもしれないと思った。

白い光の洞窟を降りていくとそこに何があるのか。それが気になった私は、サトルの意識状態の中、自らの意識を頼りに洞窟を下へ下へと進んでいった。

下に進んでいくに応じて光の強さが増し、しまいには眩しさで何も見えなくなった。そこで仮眠から目覚めた。

今日はこれからクラニオセイクラル·バイオダイナミクスに関する書籍を読み進め、再び作曲実践を行う。午前中に、ヨーガ療法士の知人の日記を読んでいると、脳と腸に関する関係について記述があり、それはすでに知識として持っていたが、改めて脳と腸の関係について関心を持った。

腸の中に存在している巨大な生態系について思いを馳せる。腸はたえず脳に様々なシグナルを発している。私たちが何かしらの感情を持った場合、それは脳から腸に伝播し——あるいは腸が感情を生み出していると言えるものもあるだろう——、その感情は腸から身体全体に影響を及ぼす。

腸内細菌は私たちの感情に絶えず関心を払っている。そして、感情のみならず思考にまでも関心を払っている。そう考えると、日々どのような感情や思考を持っているのかが身体の健康に影響を与えるということが自ずから見えてくる。

現在、自分の心身がすこぶる健康であるのは、思考や感情が健全なものであり、腸内細菌を喜ばすものであるからかもしれない。そして逆向きの因果も存在しており、腸内環境の健全さが思考や感情に良い影響を与えているように思うのだ。知人の日記を読みながらそのようなことを考えていた。

そのようなこと以外にも、四六時中身体感覚を養うことについても考えていた。ここ最近は、作曲実践や読書を行う前、そしてそれらの最中の脳及び意識の状態がとても良いように思う。

それもそのはずで、脳と意識の状態を整えるようにしているからである。それを実現する最も簡単な方法は呼吸を整え、深い呼吸を行うことである。現在はもう四六時中ゆったりとした呼吸が行われている。

呼吸のペースが緩やかになったのは米国に渡った9年前ぐらいであるから、もう随分とゆったりとした呼吸で生活をしていることがわかる。ここからはより一層呼吸を緩やかにしていくように心掛けていく。そして脳と意識を特殊な状態にするための呼吸法についても鍛錬を重ねていこう。

そうしたことに並行して、音楽空間や書物の中に展開されている知的空間により深くアクセスできるような身体感覚を養っていく。身体感覚に絶えず気づきの意識を与えていくことがその簡単な鍛錬方法になるだろう。

今からコーヒー豆を挽いてコーヒーを入れるが、その時にも自分の身体感覚に意識を向け、コーヒーを飲んでいる最中にも身体感覚に意識を向けてみよう。フローニンゲン:2020/1/27(月)14:35

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