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4409-4414:フローニンゲンからの便り 2019年5月21日(火)


タイトル一覧

4409. 早朝より

4410. 味噌汁に合うスパイスを求めて:昨夜の食事量と今朝の起床時間

4411. 食実践を変えた三月のパリ体験:「バランスの取れた食事」という言葉の背後にあるもの

4412. 今朝方の夢

4413. 今朝方の夢の続き

4414. クロレラパウダーを摂取してみての感想と気づき

4409. 早朝より

時刻は午前4時に近づこうとしている。今朝は3時過ぎに起床し、起床直後にエキストラヴァージンオリーブオイルでオイルプリングを行い、その後、ヨガの実践を行った。

このところ、早朝のヨガの実践に幾つかのアーサナを足し、それによってこれまで以上に朝の身体の調子が良いように感じる。やはり、起床直後にどのようなアーサナをどれくらい行うのかは大事らしいことがわかる。

これまでのアーサナは、身体全体を適度に活性化させるには十分なものであったが、ここ最近追加したアーサナは消化器系や脳の血流をより良くすることに一役買っているように思える。こうしたヨガの実践に加えて、食生活の着実な改善のおかげもあり、腸内環境及び心身全体の健全さが促進されている。

この数日間で、大麦若葉のパウダーを水で飲むようになってから、体内細胞がより躍動的になっているのを実感する。

今日は昨日と似た天気であり、一日中曇りとのことであるが、雨ではないため、午後には散歩に出かけようと思う。その際に、昨日同様に、近所のスーパーに足を運び、そこで昨日注目していたスピルリナを購入したい。

スピルリナも確かに棚に置かれていたはずなのだが、なければクロレラを購入してみてもいいかもしれない。確かに、栄養の消化吸収面や栄養素の上では、スピルリナの方が優れているが、それでもクロレラの栄養面も非常に優秀である。

明日は晴れることもあって、街の中心部に散歩に出かけ、オーガニックスーパーに立ち寄り、マカを購入したい。この店には、スピルリナやクロレラは置かれていないため、もし今日スピルリナを購入しないのであれば、明日に中心部の別のスーパーを訪れた際にスピルリナを購入したいと思う。明日は二つのスーパーをはしごする形になるだろうか。

幸いにも、ここ数日間就寝前に苦しめられていた喘息のような症状が随分と軽くなった。昨夜もまだ少し咳き込むことはあったが、寝付けないほどのものではなく、症状が徐々に改善しているのを実感している。

原因に関しては未だ不明のままであり、季節の移行、生のアスパラガスに対するアレルギー反応、花粉、ハウスダストなどが挙げられる。このうち、ハウスダストの可能性はあまりなさそうだと昨日の観察からわかった。

実際のところは、ハウスダストも多少なりとも影響を与えていたのかもしれず、列挙した要因が複合的に作用し、さらには現在体内環境が大きく生まれ変わっている最中であるから、例年とは異なる身体反応を現していると考えたほうがいいかもしれない。

これまでも、季節の変わり目において、寝る前と朝起きた時に鼻水が出ることはあったのだが、咳き込むというのは今回が初めての症状だったため、最初は要因を特定することが難しかった。今後、腸内環境がさらに整ってくれば、免疫力が向上し、季節の変わり目においてもそのような症状を見せることはないだろうと期待する。フローニンゲン:2019/5/21(火)04:08

No.1969: Death of Today & Birth of Tomorrow

As today approaches its death, and the birth of tomorrow comes. Groningen, 21:13, Tuesday, 5/21/2019

4410. 味噌汁に合うスパイスを求めて:昨夜の食事量と今朝の起床時間

時刻は早朝の4時半に近づきつつある。小鳥たちが鳴き声を上げ始めるのを待ちながら、朝の一杯の味噌汁を飲んでいる。

一昨日に作ったベジブロスに有機八丁味噌を溶かし、そこにクミンやオーガニックのカレースパイスを少々振りかけた味噌汁は大変美味い。朝は塩分を求めているのか、一気にごくりと味噌汁の大半を飲み干した。

飲んだそばから体が温まるのを感じ、早朝の味噌汁は体温を上げ、活動的にさせてくれるのに最適だと改めて実感している。これまでは、単に味噌を白湯に溶かすだけであったが、今後は、各種植物性のパウダー、特に味が海苔に似ているスピルリナや、味に強みがあるマカなどを加えていいだろう。

そして今日のように、何かしらのスパイスを味噌汁に振りかけるようにすると、身体がより喜ぶ味噌汁となるだろう。今は三種類のスパイスが常備されているが、それらを使い切ったら、現在のものを引き続き活用するか、あるいは新しいスパイスを試すかして、味噌汁に合い、なおかつ自分の身体が求めるスパイスを購入したいと思う。

それに向けては、スパイスに関する辞典的書籍 “The Science of Spice: Understand Flavor Connections and Revolutionize Your Cooking (2018)”を参照しようと思う。

今ある野菜とナッツ類を食べ終えたら、今後の食生活はとりあえず、固形物に関しては、消化に良いと分類される果物類だけを摂取するようにし、あとは各種植物性のパウダー、カカオパウダー(カカオニブも含む)、味噌を白湯または水に溶かしたものを摂取していくようにする。

固形物の摂取を抑えながらも、栄養が確保されるようになってくればなってくるほど、身体は軽くなり、そして浄化されてくることによって、心身の健全さを実感している。

昨日の夕食は、残っている野菜を使いながら、適度な量のサラダを作った。そこに有機麦味噌とアマニ油を和えた。

数日前に、アマニ油を朝晩に大さじ二杯ほど摂取することは、自分にとっては過剰摂取かと思っていたのだが、そもそも私は大さじ一杯の分量を間違えていたようであり、手持ちのスプーンにおいては、それに擦り切れ一杯のアマニ油を入れても、大さじ一杯の二分の一程度の量にしかならないことがわかった。今後もアマニ油に関しては、現在朝夜と摂取している量を継続的に摂取してみる。

昨日の夕食が腹六分ぐらい(あるいは五分五厘)の量であったから、寝る前にはすでに消化が終わっており、少々空腹感を感じるぐらいであり、それくらいの形で就寝を迎えるのが快眠をもたらすのではないかと思った。

実際に今朝はここ数日の中では早く起きた方であり、3時を少し回った時間に起床した。この時間帯に起きると、正午までに8時間、あるいは9時間ほど自分の活動に取り組むことができ、午前中だけでも十分に充実感を感じさせてくれる。

今日も午前中に、旺盛に作曲実践を行い、それと並行して、今年度からまた新しく始まった協働プロジェクト関係の分析業務およびレビュー業務を行っていきたい。今日の夕方には、監訳書の「はじめに」と「解説」の箇所で追加執筆した文章を含め、自分が担当した箇所を再度読み返し、必要な修正を施していければと思う。

完成した原稿とレビュー結果を編集者の方に送れば、今回の三校に対するレビューの終了をもってして、とりあえずこちらで行う仕事はなくなる。今回の書籍もいろいろと思い入れがあるため、書籍の出版が待ち遠しく、本書がどのように社会に受け入れられていくのかが楽しみである。フローニンゲン:2019/5/21(火)04:41

No.1970: Tender‐Hearted Chlorophyll

I’ve currently drunk a couple of types of plant-based powders that contain rich nutrients.

The chlorophyll is very tender-hearted for my body and mind. Groningen, 09:11, Wednesday, 5/22/2019

4411. 食実践を変えた三月のパリ体験:「バランスの取れた食事」という言葉の背後にあるもの

早朝の4時半あたりに、小鳥たちが甲高く鳴き声を上げ始めた。ダークブルーの空の下、小鳥たちの鳴き声は、ゴッホの絵画のような黄色ないしはオレンジ色を発している。

先ほど味噌汁を飲みながら、身体を掃除せず、身体に取り入れるものが劣悪であれば、それは当然ながら身体病理を引き起こすであろうことについて考えていた。身体の掃除というのは、例えば断食実践などのデトックス行為を指し、身体に取り入れるものに気をつけるというのは、正しい食実践のことを指す。

これまでの自分自身を踏まえてみると、確かに身体の状態は比較的良好だったのだが、その良好さは今とは比べものにならないほどに次元が低いものだったように思う。

ほんの3ヶ月前までの私は、断食を実践しようなど思ったこともないし、食生活を抜本的に見直そうなどとは考えてもいなかった。全ては3月の初旬に訪れた、パリのレストランでの体験から始まったように思う。

いや、実際に始まりのポイントを見つけ出すことは難しく、断食の実践や食生活の抜本的な改善に向けた種々のアクションの起点は、どこかもっと昔に起源があると言えなくもない。ただし、パリのレストランでのあの体験があったからこそ、食実践を根底から改めようと思ったことは確かである。

そうしたことからも、あの体験には感謝をせねばなるまい。そのようなことを先ほど考えていた。

食実践というのは、作曲やヨガの実践と同様に、非常に奥深い。また、食実践を取り巻く社会的言説というのも、非常に虚構的であり、言説内容及びその構造を分析的に捉えてみると、いろいろな気づきがある。

大抵は、そうした言説の内容及び構造に含まれる嘘と罠に目がいくのだが、今もまだ気づけていない嘘と罠があることは確かであろう。今後も、食を取り巻く各種の社会的な言説に注目をしていく。

あえて個別名は出さないが、国立の某研究所が世に出している情報があまりに杜撰であり、情報の質が極度に低かったことに昨日驚かされたことを書き留めておく。そこで公開されている情報のたちが悪いのは、情報の発信者に悪意はないということであり、むしろ善意を基にした情報発信がなされていながらも、結果としてそれが国民を欺くことになっているということだった。

無能な学者・研究者が無能な国民を騙すという構造はなんとかならないだろうか。なんとかしなければならないだろう。

現在の私は、固形物を基本的に果物だけにし、その他は植物性のオーガニックパウダー、それと味噌を中心にした食生活にシフトしようとしている。ここで食に関するバランス問題についてふと考えていた。

世間では、「バランスの良い食事を」と声高に叫ばれているが、果たしてこれはどれほどまでに真実であり、妥当性のあるものなのだろうか。おそらく、大多数の人にとっては、必要な栄養素を必要な分だけ摂取することが大切だろう。

ただし、固形物から栄養を必要な種類と量確保するためには、食事量が膨れ上がってしまいがちであり、毎回の食事で、いや一週間をトータルで見た場合にも、何をどれだけ食べるのかに気を使うのは非常に大変なことのように思う。

バランス良く食べろと言われるが、結局その言葉通りに栄養が摂れている人はほとんどいないように思われ、それでも生命活動を何の問題なく維持できている人も多数いるように思える——当然ながら、人によってやはり病気を患ってしまう場合もあるが——。

結局のところ、栄養面だけに着目してバランスと一括りにされた食実践をするのではなく、健全な腸内環境を育み、一人一人異なる腸内環境に合致した食実践をしていくことが大切なのではないかと思う。例えば、イヌイットは生肉ばかりを食べ、南国の先住民は芋ばかりを食べ、中国の長寿村バーマの食事などはヘンプを中心にした植物性の多い食事ばかりである。

彼らは一見すると偏った食事をしているように思えるのだが、それでも彼らは現代病を患うことは少なく、それでいて中国のバーマ村のように長寿の人たちもいることは注目に価する。

「バランスの取れた食事」という言葉に踊らされているのは、ひょっとすると、都市に住む現代人のみであり、彼らはそうした言葉に踊らされる形で、躍起になって様々な食材を食べようとしているだけなのではないかと思われる。しかもその背後には、医療の世界と経済の世界の癒着が見え隠れしている。フローニンゲン:2019/5/21(火)05:11

4412. 今朝方の夢

午前5時を迎えると、空が少しずつ明るくなってきた。今日は早朝からそよ風が吹いている。外の世界には、小鳥の鳴き声だけがこだましている。

昨日は、夢の振り返りを朝と夜に行った。今日は早朝の今、真っ先に夢を振り返り、そこから本日の作曲実践を始めていきたい。

夢の中で私は、実際に通っていた小学校の運動場にいた。厳密には、運動場の端にある100m走、あるは50m走用の一直線のトラックの上にいた。

なにやら、今から運動能力テストの一環として、50m走のタイムを計るとのことであった。私は30m以上の距離になると、走りながら何か別のことを考えてしまう癖があり、50m走ですら長距離走のように感じるのだが、今回の50m走の間にどのようなことを閃いたり、考えたりするのかに関心があったため、比較的乗り気でスタートラインに立った。

いつもは二人ずつなのだが、今回はどうやら三人一組でタイムを測定らしく、私の両脇には二人の友人がいた(左横にはMS、右横にはTK)。左横の友人は、体の線が細く、少々小さい。一方、右横の友人は、がっしりとした体であり、大きな体を持っている。

三人がクラウチングスタートの体勢を取った時、左横にいた友人が、「ごめんけど、もっと右に寄ってくれん?」と私に述べた。私も右に寄りたいのは山々であったが、右横にいる友人の体がいかんせん幅を取っており、今の状態ではこれ以上右に寄ることは無理であった。

だが、右横の友人の右にはまだスペースが余っていたため、私は右横の友人にもっと右に寄ってもらうことをお願いした。右横にいた友人はそれを快諾してくれ、三人は無事にスタートの準備を整えた。

そしていざピストルの合図とともにスタートしてみると、私は普段とは異なり、一切考え事をすることなく、一気にゴールに向かっていった。ゴールの直前に、右横の友人が私に追いつきそうになったので、私は右腕を使って、彼が前に出てくることを制するようなことをした。

そのおかげか、自分が一着でゴールをしたと思ったのだが、左横にいた友人と同タイムのようだった。私はそんなはずはないと思ったが、その結果が覆ることはなかった。

すると、スタートラインの方から私を呼ぶ声がした。声の方を振り返り、声の内容に耳を傾けてみると、どうやら代走として、別の組でもう一度走ってくれないかということだった。

私は今走り終えた結果にあまり納得がいっておらず、それは単独1位かどうかという問題ではなく、自分のタイムに関してだった。スタートラインに戻ってみると、学年の女子の中で最も足が速かった友人が、私に何か助言をしてくれた。

先ほど私が走った時のスタートはあまり良くないものであったと彼女は述べた。どうやら私は律儀にも、スタートのピストルが鳴った後に、一度お辞儀をしてからスタートをしたようだった。

それは無意識的な動作であり、確かにピストルが鳴ってから一礼などしていたら、それだけで1秒ほどの時間を使ってしまう。50m走において1秒というのはあまりにも大きな時間である。

代走として次に走る際には、お辞儀をしてスタートすることはやめようと思った。今度の代走の組では、左右(左横にAF、右横にNK)には私の親友がいて、一緒に走るのが楽しみであった。

いざピストルが鳴り、スタートをした時、私は助言をしてくれた彼女が言う通りにお辞儀などせずに最高のスタートを切ることができた。今度も私は無心でゴールに向かって行ったが、途中で両脇から、とんでもない速度で走ってくる影に気づいた。

二人の親友がそこまで早く走れるのかと驚き、右を見ると、小型恐竜のヴェロキラプトル、あるいは小型のデイノニクスが猛烈な速度で走ってきた。そしてそのさらに右を見ると、私が幼少時代に見ていたアニメの敵キャラクターが低空飛行でものすごい速さで飛んできた。

私は恐竜とアニメのキャラクターに追い越されそうになったが、なんとかここでもその二体と同着でゴールした。そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2019/5/21(火)05:40

4413. 今朝方の夢の続き

時刻は午前9時半を迎えようとしている。起床からすでに6時間半が経ち、日記の執筆と作曲実践が随分と進んだ。その他にも、食に関して一連の調べ物を少々行っていた。

ここから昼までの時間は、協働プロジェクト関連の仕事に従事していこうと思う。それが昼前までに終われば、再び作曲実践に従事したい。

今日は曇っており、少々淀んだ光に包まれた一日になりそうだ。

街路樹が風に揺れており、何かを語りかけている。こうした曇り空にあっても活動を緩やかに続けていくことの大切さ、そしてゆっくりと落ち着いた生活を続けていくことの大切さを語りかけているかのようだ。

起床してから随分と時間が経ったが、今朝方の夢で現れた断片的な場面について書き留めておきたい。それはシンボルとして興味深いものだった。

夢の中で私は、大学図書館のような立派な図書館にいた。館内は少々薄暗く、人はあまりいないようだった。

私はそこで何か本を探していたわけではなく、目的もなく館内をぶらついていた。すると一階の入り口付近に、大きな部屋があるのを見つけた。どうやらそこは、父か父方の祖父専用の部屋のようだった。

一見するとその部屋は、大学教授の研究室のような部屋であり、たくさんの本棚とそこにぎっしりと詰められた蔵書があった。その部屋に入り、立派な革で作られた椅子に腰掛けて、部屋の中を見渡してみると、壁際に、何やらスイッチのようなボタンを見つけた。

興味本位でそのボタンを押してみると、部屋の壁が動き出し、どこかに繋がる通路が現れた。通路の向こう側はかなり暗く、反対側に何があるのか全くわからなかった。

私は恐る恐る暗い通路の方に歩いていくと、向こう側に幾筋かの光が見えてきた。光に手招きされるかのように、光の方向へと歩いていくと、道が二手に分かれており、右側を見ると、そちら側は食堂につながっているようだった。

そして、その食堂はどこかスペイン風な気がした。すると、まさにスペイン人のような風貌をした家政婦のような女性が、遠くの方から私に声をかけてきた。

一緒に食事でもどうかという誘いのようだったが、私は食事を摂りたいという気分でもなく、お腹も空いていなかったため、その申し出を丁重に断った。そして、右側の道ではなく、まっすぐ直進することにした。

すると、一気に明るい世界が目の前に開かれた。そこは、南国のような木々と噴水が随所に設置された異質な空間だった。

説明は難しいが、段差と起伏のある空間がそこに広がっていて、ある箇所には木々が植えられており、ある箇所には噴水が設置されているような空間だった。私は図書館とこの場所、そして先ほどのスペイン人のような人がいる食堂がつながっていることを不思議に思った。

その感覚を持ったまま、私はしばらくその段差と起伏のある空間を散歩していた。そろそろ図書館に戻ろうと思ったが、どこから自分が来たのかわからなくなり、その不思議な空間の中で少し迷子になってしまったと思った。そこで夢から覚めた。

見慣れない図書館と図書館の中にあった一室、さらにはスペイン人の家政婦のような人物と、段差と起伏のある謎の南国風の空間。それらのシンボルが意味することを解釈することは難しい。

夢の中の私は、たいていは好奇心の感覚が多くあり、道に迷った時は少しまずいなという感覚があったのを覚えている。フローニンゲン:2019/5/21(火)09:40

4414. クロレラパウダーを摂取してみての感想と気づき

クロレラの美味しさに驚いている。先ほど河川敷をジョギングし、その帰りに近所のスーパーに立ち寄って、一昨日から注目をしていたクロレラパウダーを購入してみた。

自宅に帰ってさらに筋力トレーニングをした後に、このパウダーをカカオパウダーとハチミツに混ぜてみたところ、大変美味であった。まず色に関して驚かされたのであるが、これまで摂取してきたどの植物性パウダーよりも圧倒的に色が濃い。

瓶を開けた時に香ってきたのは、なんとも言えない磯の良い香りであった。クロレラが緑藻類(りょくそうるい)に分類されていることは、その香りからすぐにわかった。

また、他の植物性パウダーよりも、一つ一つの粒子が比較にならないぐらい小さく、それはクロレラという生物が極小サイズであることとも関係しているだろう。

味に関して付け加えると、事前情報では、それは抹茶に近いとのことであったが、あまりそのようには思えなかった。お茶というよりもやはり海藻類の味であり、なんとも表現しにくいが、カカオパウダーとハチミツを組み合わせると美味しかったことは確かである。

今、もう一杯ほど今度は水だけに溶かして飲んでいるが、独特な藻の香りがなんとも言えず、私はクロレラの味を好んでいる。

昨日は、クロレラと同様に注目をされているスピルリナとの比較の観点でクロレラに触れていた。本日スピルリナではなく、あえてクロレラを試してみることにしたのは、私の誤解があったのか、近所のスーパーにはスピルリナパウダーは置かれておらず、街の中心部のスーパーの方に置かれていたためと、食わず嫌いするのではなく、クロレラも試してみて、自分に合うかどうかを確認してみようと思ったからである。

昨日はスピルリナにしか含まれていない成分について言及していたが、クロレラにしか存在しない成分もある。それは、「C.G.F. (Chlorella Growth Factor:クロレラ・グロス・ファクター)」と呼ばれるものである。

端的には、CGFは、私たち人間にとっては細胞の活性化に役立つ。人間や他の動植物は大抵、細胞を2分裂しながら成長していくが、クロレラは20-24時間という短い時間の中で4分裂していく。

この分裂スピードも速さは、他の生き物と比べると比較にならないほどのものらしい。この点からもわかるように、クロレラの繁殖力は強く、それに深く関与しているのがCGFなのである。

クロレラの繁殖力が極めて高いのは、上述のように細胞分裂の速度だけではなく、硬い細胞壁によって外部から守られているためでもある。スピルリナとの比較の観点で、クロレラを摂取することに関する懸念事項としては、この細胞壁の硬さが消化吸収を妨げるのではないかというものだった。

だが、パウダー状で市販されているものは、細胞壁が砕かれており、消化吸収がしやすいように加工されているとのことである。こうした点からも、市販に売られているクロレラパウダーが消化吸収に悪いというのはあまり当てはまらないように思える。

クロレラのタンパク質含有量は、ヘンプを凌いでいるため、今後はトレーニング後にヘンプパウダーを摂取するのではなく、クロレラパウダーを摂取していこうと思う。フローニンゲン:2019/5/21(火)15:43

No.1971: A Gentle Contact with the World

I feel that I’m having a gentle contact with the world. Groningen, 10:42, Wednesday, 5/22/2019

5月21日(火)に生まれた曲たち

Op.1159 植物の声

Op.1160 淀んだ光を超えて

Op.1161 遍満する魔法

Op.1162 今日の死と明日の誕生

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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