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3703. 急な山道を下る夢


今朝方の夢の続きを振り返っている。今朝方はもう一つ印象に残る夢を見ていた。

夢の中で私は、緑豊かな山道を自転車で走っていた。その山道は起伏が激しく、ちょうど私は山を登りきり、これから長い下り坂を下っていこうとしていた。

すると、反対側の道を、私と同じ方向に下っていこうとする人がいることに気づいた。見ると、小中学校時代の友人の女性だった。

彼女はヘルメットをかぶり、これから勢い良く下り坂を下ろうとしていた。彼女も私の存在に気づいたようであり、遠くから私に声をかけてきた。

「私の方が先に下るからね」と彼女は笑顔で述べた。その笑顔には幾分挑戦的な意味合いが含まれており、どうやら私たちは、どちらが先に山の麓まで下っていけるのかを競っているようだった。

彼女が下ろうとしている道は、整備が行き届いており、比較的安全である。適度なカーブがあることによって、その都度ブレーキを踏む必要があり、そうしたことをもその道を下っていくことの安全性を確保していた。

一方、私が下ろうとしている道は、ところどころ整備が行き届いておらず、しかも前から車が勢い良くやってくる可能性もあり、危険である。さらには、カーブがほとんどないため、速度が出すぎてしまう恐れもあった。

そのようなことを考えていると、彼女はさっそく山道を下りだした。私も遅れまいとこちら側の道を下り始めた。

案の定、彼女の道は安全であり、とても快適に道を下っていく姿を横目で見ていた。一方、私が下っている道は、最初こそお互いの道に差はあまりないように思えながらも、徐々に下る傾斜が急になり、自転車の速度はみるみる早くなっていた。

あるところまで来ると、私はブレーキを一切踏まずに一気にこの道を下っていこうと思った。すると、あまりにも速度が出すぎてしまい、相当な恐怖感に襲われた。

しかも、もうそこからはブレーキを踏んだとしてもどうしようもないぐらいの速度になっており、逆にブレーキを踏むことによって体が前に投げ飛ばされてしまうかもしれないと思えてきた。とにかく私は、前からやってくる車にぶつからないようにして、一気呵成に山道を下っていった。

幸いにも、私は事故を起こすことなく山道を下ることができた。彼女が後ろからやってくる様子は一切なく、私は山の麓で今度はゆっくりと自転車を運転することにした。

見るとそこには、海が広がっており、長閑な港町の姿が見えた。なぜだか私は、ここが日本ではなく、どこかの国の小さな島なのだとわかった。

工事現場の道を少し下り、平坦な道に差し掛かったところで、オランダ人の作業員の方に私は話しかけた。というのも、もうしばらくしたらこの島を離れる必要があり、フェリー乗り場に行く必要があり、それがどこにあるのかを教えてもらおうと思ったからだ。

オランダ人の作業員の男性は、フェリー乗り場の場所を親切に教えてくれた。どうやら、今いる場所とは反対側にフェリー乗り場があるらしく、さらには、今下ってきた道とは違う山道を、今度は登る必要があることがわかった。

教えてもらった山道をゆっくりと登っていると、途中で道に迷ってしまった。見ると、山の中腹にある美術館が目に入り、私はそこに立ち寄ることにした。

中に入ってみると、そこは美術作品を飾っているというよりも、どこか暗い忍者屋敷のようだった。私はそこでも迷ってしまい、ウロウロしていると、赤い紐が張られた入ってはならない場所に入ろうとすると、係りの人から注意されてしまった。

引き続きこの忍者屋敷のような場所をウロウロしていると、突然明るい場所に出た。見ると、そこにはカフェがあり、私はそこで昼食を摂ろうと思った。

出店のようなカフェには、二人の若い女性の店員がいて、そのうちの一方の人に注文をお願いしようと思った。すると、店の前に並べられていたお菓子の山の中に、一つの携帯電話が刺さっていることに気づいた。

きっとそれは誰かの忘れ物だろうと思い、それを抜き取って店員に渡そうと思った瞬間に、「その携帯に触らないでください。今充電中なんです」と言われた。それは客の忘れ物ではなく、客の誰か、あるいはその店員が携帯を充電するために、お菓子の山にそれを突き刺しているようだった。

私は気を取り直して、昼食のメニューを選び、注文しようとした。いざ注文しようと思った私の左横に、小中学時代の友人が笑顔で立っていた。

彼に話しかけると、彼もそこでメニューを頼み、今から昼食を食べるようだった。彼が何を頼んだのか気になっていたところ、次から次へと皿が出された。

美味しそうなご飯ものが合計で四品出てきた。それら一品一品は、一人前のような分量があり、四人、ないしは三人の男性とシェアをするのかと思っていたら、どうやら彼はそれを全て一人で食べるようだった。

私はそれに驚いたが、四品の中でも、特に特製カレーとあん掛けの五目ご飯が美味しそうだと思った。迷った挙句、私は、後者の五目ご飯を注文しようとしたのだが、なぜだか注文で使う日本語に自信がなかったため、彼に注文をお願いした。

注文を待っている間に、彼と雑談をしていたところで夢から覚めた。フローニンゲン:2019/1/19(土)08:08

No.1590: A Walk under a Wintry Sky

Today’s temperature has been constantly under zero.

Tomorrow will be the same, but the weather seems to be fine, which makes me joyful. Groningen, 17:50, Sunday, 1/20/2019

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