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3371. 最終原稿の加筆修正


時刻は午前九時を迎えた。早朝に、バッハの四声のコラールに範を求めて作曲実践を行った。その際に、曲が持つ立体感について少しばかり意識をしてみた。

特にめぼしい発見はなかったが、曲に内包されている立体感については今後も意識をしていく。同時に、そうした意識をもとにして意味のある洞察を得ていくためには観点が必要であろうから、観点を取得するために作曲理論に関する書籍、とりわけハーモニーに関する書籍を中心に読み進めていく。

今、フローニンゲンの早朝の空には雲が一つもなく、晴天が広がっている。朝日に反射する紅葉を見ながら、一日の始まりを感じる。

昨日の予定では、今日もケン・ウィルバーの書籍を読んでいこうと思っていたが、読書よりも先に、書籍の原稿のレビューを行いたいと思う。当初の予定よりも早く本書が出版されることになり、出版は来年の一月とのことである。

協働執筆者の方が手直しをした最終原稿に対して、レビューと加筆修正を行っていく。昨日、第一章の冒頭から読み進めてみると、本書の物語に引き込まれていき、その後の展開が楽しみであった。

すでに何度も今回の物語を読んでいるのだが、修正された最後の原稿を改めて読むと、自分の中で新たな気づきが色々と得られる。昨日は特に、自分が執筆したコラムの加筆修正を行っていた。

第一章のコラムは随分と前に執筆しているため、文章を寝かせることによって、また新たなアイデアが生まれていることに気づく。そうしたアイデアをもとに既存のコラムを修正していくことを今日も行う。

今日は昼食後にオンラインミーティングが一件あるが、それ以外は自由な時間であるため、今日は気の済むまで本書のレビューを行いたいと思う。今日の進み具合によっては、早ければ明日にはレビューが完了するかもしれない。

本日中に書籍のレビューの大半を進めていき、明日は大学院の出願に向けた志望動機書のドラフトをレビューし、それをネイティブの友人に送る。この志望動機書に関しても随分と前にドラフトが完成しており、そこから何度も手直しを重ね、しばらく文章を寝かせていた。

明日にもう一度最初から最後まで文章を読み、必要な箇所を修正してから友人のカルムに送る。カルムのレビューを受けて、最後にもう一度自分でレビューをしたら、出願期限よりも早く全ての書類をオンライン上で出願先の大学院に提出しようと思う。

全ての物事を着実に前に進めていく。今目の前で進行している季節のように。フローニンゲン:2018/11/8(木)09:20

No.1394: The End of Dawn

Daybreak came, and a new day began.

It seems that today is cloudy. Groningen, 08:06, Friday, 11/9/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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