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3302. シュタイナーの認識論

November 1, 2018

早朝の空を覆っていた雲はどこかに消え、今は晴れ間が顔を覗かせている。穏やかな風が吹いており、紅葉した街路樹が揺れている。

 

そのような光景を眺めながら、ふと、自分の人生が無数の重なる線で織り成されていることに気づく。それらの線は絶えず変化している。そうした変化が自分の人生そのものを変化させていることにも気づく。

 

午前中に、シュタイナーの思想書を読み終えた。シュタイナーの書籍を一冊も読んでいない段階においては、どこかシュタイナーのことを単なる形而上学的な思想家に過ぎないとみなしていたが、実際にはそうではないことがわかった。

 

シュタイナーの書籍を読めば読むほどに、彼が当時の科学や哲学の議論を丹念に追いながら思想を紡ぎ出していたことに気づく。午前中に読んでいた書籍においても、科学者や哲学者の仕事に対する引用が多く、シュタイナーはブラヴァツキーとはどうも随分と違う思想形成方法を採用していたことがわかる。

 

午前中に最も驚かされたのは、シュタイナーは優れた認識論者であったということだ。「世界を知るとは何か?」という問いに始まり、しまいには高次元の認識とはいかなるものかという点についてもシュタイナーは綿密な議論を進めている。

 

それらの議論を追いながら、メモを随分と取った。昨日の日記でも書き留めていたように、私自身はこれから認識論を深く学んでいこうと思っているため、シュタイナーの議論についていくことができない箇所が多々あったのは事実であり、またそれについていこうともしていなかったことも確かだ。

 

今回は初読であったから、シュタイナーの主張の重要な点を抑えていき、再読時に改めて論理を丹念に追うことにしたい。今回の書籍をもってして手持ちのシュタイナーの書籍を全て一度読み終えた。

 

ここからはシュタイナーの思想に関する新しい書籍を購入するのではなく、以前に読んだ10冊ほどの書籍を読み返すことにし、シュタイナーの思想に対する理解をさらに深めていく。今日読み進めていた書籍“Intuitive Thinking as a Spiritual Path (1995)”には、道徳性、倫理、自由に関する記述も豊富にあり、それらはまさにこれから自分の考えを深めていきたい項目である。

 

本書で展開されている認識論と比較する意味も込めて、午後からはネルソン・グッドマンの認識論に触れていく。具体的には、グッドマンの主著である“Languages of Art (1976)”の初読を開始する。

 

今日は午後から夜にかけて時間があるから、本書の初読を終えるか、あるいは随分と本書を読み進めることができるだろう。

 

ライトブルーの青空に白い雲がポツリポツリと浮かんでいる。今日は天気に恵まれ、とても穏やかな秋の一日である。

 

今日は平日の月曜日であるが、日曜日からの時の感覚質を引き継いでいるかのようである。緩やかな時の流れがここにある。

 

そうした流れを実感しながら、今から近所のスーパーに買い物に出かけようと思う。昼食を済ませたら、過去の日記を編集し、仮眠を取った後にテレマンに範を求めて作曲をし、そこからグッドマンの書籍を読み進めていく。フローニンゲン:2018/10/22(月)12:01

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