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3245. 秋のダンスに身を委ねて


つい先ほど、協働プロジェクトに関するオンラインミーティングを終えた。今から昼食を摂り、少しばかり読書をしたら、近所のスーパーに散歩がてら買い物に出かけようと思う。

ボストン旅行から戻ってきてからは、普段の生活リズムに戻り、最低限の外出しかしなくなった。そのため、一日のほとんどの時間を書斎の中で過ごしている。

書斎の窓から外を眺めると、落ち着きがありながらも、踊りたくなるような陽気な世界が目の前に広がっていることに気づく。火曜日の正午を迎えたが、休日のような雰囲気がフローニンゲンの街を包んでおり、街全体と取り巻く自然が作り出す秋のダンスに身を委ねながら、今日も思う存分に探究活動と創造活動に従事したいと思う。

昨日ふと、確かに私は世界の様々な場所に住んできたが、結局どこにどれだけ住もうとも、この世界を理解することには限界があるだということに気づいた。正直なところ、この世界がいかように動いているのかが釈然とせず、それは日本についても同じだ。

自分自身、そして世界を深く知り、そこへ関与していくためにも、何か特定の切り口のようなものが必要なのかもしれない。それは私にとって、人間発達や教育という分野になるだろう。

それらの領域を通じて、自己と世界を知り、自己を深める形で世界に関与していくこと。それを通じて日々を生きていくという思いを新たにした。

あまり人は直接私に述べてくれないが、自分は相当に不親切な人間なのだと思う。中途半端な優しさが逆に不親切につながっているように思うことがよくある。

自分も相当に不勉強であり、一生涯自分の無知と向き合っていくことの大切さについて先日書き留めたばかりだが、ほとんど勉強をしていない人に対して何も言わないというのはかなり不親切な態度のように思えてきた。この問題に対しても熟慮し、何かしらの行動指針を見出していこうと思う。

今日はこれから就寝にかけて、旺盛に読書を進めていこうと思う。一昨日から読み始めている“The Oxford Handbook of Philosophy of Education (2009)”の続きを読み進めていく。

本書に収められている28本の論文のうち、今日から8つ目の論文を読んでいく。本日中にどこまで読み進めることができるかわからないが、明日中には本書の一読目が終わるだろう。

本書を読み終えたら、ボストン旅行の際にケンブリッジエリアの古書店で購入した書籍群を読み進めていきたい。書籍を読む過程の中で出会った重要な箇所をメモし、そこで閃いた自分の考えをノートに書き留めていく。そうした積極的な読書を今日も進めていく。フローニンゲン:2018/10/10(水)12:16

No.1343: Start from Dawn

It’s 8:30AM, and the outside world became bright.

Fortunately, it stopped drizzling, and I can see a clear sky. Groningen, 08:41, Wednesday, 10/24/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

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