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3193.【ボストン旅行記】スティーブ・サイデル教授のクラスに参加して


今この日記をハーバード大学教育大学院(HGSE)の図書館で書いている。つい先ほど、芸術教育プログラムのディレクターを務めるスティーブ・サイデル教授の授業が終わった。

和やかな雰囲気の中、午前八時半からクラスが始まり、正午にクラスが終わった。前半と後半ではクラスルームが変わり、前半は机と椅子を用いることをせず、教室内の広い空間の中で様々なアクティビティを行い、クラスの後半は、国連会議の場を想起させるような教室で授業が進められた。

私がとても印象に残っているのは、前半のクラスの進め方が、ジョン・エフ・ケネディ(JFK)大学時代に経験していたことと非常に似ていることであった。HGSEは、確かに研究大学院という側面よりも、教育に関するプロフェッショナルスクールという側面の方が強い。

しかし、ハーバード大学という印象から私は、クラスはより認知的な側面に焦点が当てられているのだろうと思っていた。だが蓋を開けてみると、私がJFK大学の時に慣れ親しんでいたようなインナーワークがクラス開始から二時間ほど続いたことには驚かされた。

もちろん、教授によってティーチングスタイルは異なり、教える科目の内容からインナーワークが難しいものもあるだろうが、私はサイデル教授のクラスに大変好感を持った。

今日は時差ぼけのせいもあり、昼食後のこの時間帯は特に思考がうまく働かない。とりあえず、もう少し今日のクラスについて書き留めておく。

宿泊先のホテルを出発した際に、すでに雨が降り始めていたため、歩いてHGSEに行くことを諦め、バスを使うことにした。HGSEには過去に何度か足を運んだことがあり、バスが停車したハーバード駅からHGSEへの道のりはとても馴染みがあった。

迷うことなくHGSEに到着した時には、時刻はまだクラス開始の45分前だった。早く到着したこともあり、クラスが行われる場所をまずは確認し、来週に参加する予定のキャサリン・エルギン教授のクラスの場所も確認した。それでもまだ時間があったため、HGSEの図書館に移動し、時間が来るまで今日のクラスの課題論文を読み進めていた。

クラスの時間が迫ってくると、図書館をあとにし、クラスが行われるキャンパスに移動した。クラスルームに到着すると、そこにはすでに何人かの生徒がいて、教室の真ん中にサイデル教授がいた。

私が部屋に入ってくると、サイデル教授もすぐに気づいてくださり、そこで挨拶と少しばかり雑談をした。先ほどサイデル教授のオフィスの場所を確認しようと思ったが、結局見つけられなかったことを伝えると、サイデル教授は窓の外を指さしながら、今いる建物とは道を隔てて反対側にある建物の三階にオフィスがあることを教えてくれた。

日を改めてサイデル教授と面会をする予定になっており、その日にオフィスの場所を探すことになるとやっかいだと思っていたため、今日の段階でオフィスの場所を確認することができてよかったと思う。

サイデル教授との雑談をしばらくした後に、今日は私以外にも、クラスを聴講する者がもう二人ほどいることを知った。クラスの開始時間になると、机と椅子が脇に寄せられた広々とした教室内でその場にいた30人ほどが大きな円になり、不思議な一体感の中でクラスが始まった。

その感覚は、JFK大学で私がよく感じていたものと非常に似ており、当時を懐かしみながらも、もう一度深いインナーワークをする時期に自分の人生が差し掛かっているのかもしれないと思った。ボストン:2018/9/28(金)13:30

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