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2992. フローニンゲンを散歩して


時刻は午後の四時半を迎えた。先ほど散歩がてら街の中心部に買い物に行き、今しがた自宅に戻ってきた。

自宅を出発してから戻ってくるまで、正味一時間ほどであった。店の中で過ごしていた時間を差し引いたとしても、街の中心部に歩いて行くのはいい運動になる。このぐらいの散歩を定期的に行うのは心身の健康に良さそうだ。

いつも街の中心部に出かけて行くと思うのは、フローニンゲンの街の平和さである。特に中央市場の開放的な空間にやってきた時は、ついつい空を見上げたり、マルティニ教会を見上げたりしてこの街の雰囲気の良さを味わっている。

街の中心部には様々な人がいるが、皆の表情はどこか明るい。そうした明るい表情を見ていると幸福な気持ちになる。

行きつけの美容院の目の前を通った時、偶然ながらいつもお世話になっている美容師のメルヴィンが外に出てきた。笑顔で挨拶を交わし、ちょうど来週の月曜日に髪を切ってもらうことになっているので、「来週の月曜日にまた会おう」とお互いに言葉を交わした。

合計で一時間ほどの外出であったが、散歩や親しい美容師やチーズ屋の店主との会話のおかげもあり、心身に活力がみなぎってきた。

今日はこれからGRE試験の対策を進める。今日は単語集を開かない予定であったが、結局単語集を開き、七周目を今日から開始することにした。

決して焦りから単語集を開いたわけではなく、単語を学習したい気分であったことがそれを後押ししてくれた。これから少しばかり単語の学習をし、その後に本日三度目の作曲実践を行う。

その際にはバッハの四声のコラールに範を求める。ちょうど作曲を終えた頃に夕食の時間がやってくるだろう。

夕食後はGREのライティングセクションの対策を行い、その後にシュタイナー教育に関する書籍を読み進める。昨日ふと思ったが、私自身がシュタイナースクールに通いたいのだが、今ではもうそれが無理なので、代わりに自分の子供に通ってもらうことにしたい。

学校から子供が帰ってきたら、その日の体験について色々と話を聞きたいと思う。その話から得られた気づきなどを日記に綴っている将来の自分が想像できる。

仮に子供が幼稚園から高校までシュタイナースクールに通うのであれば、合計で12年間ほどシュタイナー教育について日記を書き続けるような日々になると思う。

シュタイナースクールには授業参観のようなものがあるのだろうか。あるのであれば是非参加したいと思う。

だが本当の望みは自分自身も授業を体験することなので、親が子供と一緒になって授業を体験する機会などがあれば幸いだ。なければ学校に提案を持ちかけたい。そのようなことを昨日と今日の午前中に考えていた。

さて、これから夕食に向けて再度自分の取り組みに集中したいと思う。また何か気づきや考えが浮かんだら、その時に再び文章を書き留めておこう。フローニンゲン:2018/8/16(木)16:51  

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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