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1806. マリア・ジョアン・ピレシュがフローニンゲンにやって来る


デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園での自然、そして公園内にあるクレラー・ミュラー美術館でのゴッホをはじめとした絵画作品との接触が、まだ完全に消化されることなく余韻として自分の内側に残り続けている。

昨日は早朝の六時過ぎに自宅を出発したためか、一泊二日のオランダ国内旅行が、なぜだかとても長い時間の幅を持つ旅のように思われた。 今朝、新鮮な空気を部屋に取り入れるために、書斎の窓を開けた時、通りの広告宣伝看板に目が止まった。どこかで見たところのある写真が大きくそこに表示されていた。

よくよく目を凝らしてみると、それが著名なピアニストである、ポルトガル出身のマリア・ジョアン・ピレシュであることがわかった。以前にSpotifyを経由してダウンロードしていたCDのジャケット写真と同じものが、その宣伝看板に掲げられていたのである。

目の前の通りに設定されている広告看板は、書斎の窓際に近づいて外を眺める際に時折目をやることがある。今日は明らかに、どこかで見たことのある写真であったため、意識が強くそこに向かった。

「なぜピレシュの広告看板が自宅の目の前の通りに掲げられているのだろうか?」と私は不思議に思った。もしかすると、ピレシュがフローニンゲンにやって来て、コンサートでも開催するのではないかという淡い期待を持った。

だが、オランダ北部のこの街に、世界的に有名なピアニストがわざわざコンサートをしに来るだろうか、という疑念があった。しかし、そうした疑念に飲み込まれる前に、まずはすぐさまインターネットを経由して調べてみた。

すると、なんとこの著名なピアニストがフローニンゲンでコンサートを開催することがわかったのである。「だが、日時はいつだろうか?」と私は次の問いに向かった。

すると、日時は今週の日曜日の夜であり、ちょうど予定が空いている。「しかし、場所はどこだろうか?」とさらにまた次の問いが浮かんだ。

すると、フローニンゲン駅からすぐ近くのコンサートホールであることがわかった。「ここなら歩いて行ける距離だぞ」と私は思った。

「だが最後に問題は、コンサート開演まで6日を切った月曜日の朝にまだチケットは残っているだろうか?」という問いが湧き上がった。しかし、なんと幸運なことに、残席がまだあったのである。

一等席から三等席まで、まだチケットが幾分か残っているようであり、それらの席の価格差が微々たるものであったため、私は迷わず一等席を予約した。画面上、空席箇所が表示されているのだが、どの場所がステージなのか私にはいまいち分からず、さらにはどの席から鑑賞すればいいのかも定かではなかった。

そのため、残席の中でお勧めな鑑賞位置を選んでくれる機能を用いることにした。ピレシュのコンサートに関する広告宣伝看板を見て、チケットを購入するまでの時間は10分にも満たないものだったように思う。

この著名なピアニストの演奏を聴く機会などそれほど多くないであろうし、また彼女がフローニンゲンにやってくるというのも何かの縁だと思い、私は迷わずコンサートに行くことにした。

よくよく考えてみると、クラシック音楽のコンサートに最後に足を運んだのは、ニューヨークに在住していた時に、マンハッタンのコンサートホールで演奏を聴いたのが最後であるから、かれこれ四年前のこととなる。

あれから四年の月日が流れたことにも驚かされたが、それ以上に、今回このような形でピレシュの演奏を聴く機会に恵まれたことの方が驚きであった。二時間にわたるコンサートの演奏目録は、モーツァルトのピアノ協奏曲を中心に、下記のような構成になっている。

Fauré: Masques et Bergamasques OP. 112 Mozart: Pianoconcert nr. 9 in ES, KV 271 (Jeunehomme) Busoni: Berceuse Élégiaque op. 42 (arr. John Adams) Mozart: Pianoconcert nr. 10 in Es, KV 365 (voor twee piano’s en orkest) ピレシュと共演するのはブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団である。 週末のコンサートに向けて、今週も自分のなすべき仕事に自らを捧げたいと思う。2017/11/20(月)10:12

No.451: Automatic Evaluation and Analysis of Learning Stages of MOOC Learners I am intrigued by automatically evaluating and analyzing learning stages of MOOC learners.

To actualize such an automatic evaluation and analysis, AI will be very beneficial or I can say that it is indispensable.

It is still challenging to automatically evaluate and analyze learning stages from big data.

So far, I have never seen a tool to accomplish it. To develop such a tool, knowledge and skill on learning analytics, AI, developmental science, and educational sciences are required at least.

Actually, it may be my future endeavor to create such a tool. 11:54, Saturday, 12/2/2017

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

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