top of page

10651-10654: フローニンゲンからの便り 2023年7月27日(木)



その他のカリンバ即興演奏曲はこちらからご視聴いただけます。

8617個のピアノ曲・箏曲の全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。


下記のアートギャラリー(Instagram)より、本日のアート作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。


成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10651. 今朝方の夢

10652. 今朝方の夢の続き

10653. 筋力トレーニングと武術トレーニングを架橋した鍛錬を意識して

10654. 今日の「成人発達コラボラジオ」の収録を振り返って


10651. 今朝方の夢


時刻は間も無く午前6時半を迎える。今朝も相当に冷え込んでいて、上はパーカーを着ることにして、長ズボンと靴下を着用している。今の気温は13度で、日中も18度までしか気温が上がらない。今日は雨マークがずっと付いているので、午後にジムに行く際には折り畳み傘を持っていく必要がありそうだ。


今朝方は2つほど記憶に残っている夢を見ていた。まず覚えているのは、小中学校時代に実際に住んでいた社宅のアパートが夢の舞台になっていたことである。時刻は深夜に近づいていたが、両親も起きていて、両親と私はうちにやって来る人たちの悩み相談に乗っていた。相談を持ちかけてくるのは学生が多く、自分の同級生が大半だったので、多くの悩みは私が聞いていた。両親は時々悩み相談を受けている部屋にやってきて様子を見に来たり、飲み物を持って来たりしてくれていた。持ちかけられる悩みを次々に解決していく中で、ある友人の悩みは表面的には深そうに思えなかったが、実際の彼の心の中では相当に深刻のようだった。


彼に話を聞くと、学校生活と家庭生活の折り合いが難しいらしく、それについてこちらから助言するのもなかなか難しかった。彼は私に悩みを打ち明けたことによってすっきりした表情を浮かべていて、その場を去った。だがしばらくして緊急の連絡が入った。彼はその後自宅に戻って、風邪薬を2錠ほど飲んで自殺を図ろうとしたとのことだった。そもそも彼が自殺を図ろうとしたことに驚いたし、そして風邪薬2錠で自殺未遂になることも驚いた。彼は悩み相談をして表情が明るくなっていただけにショックは大きかった。彼の自殺未遂の知らせを受けて、夜風にでも当たろうと思って家のドアを開けて階段を降りていき、外に出た。しばらくぼんやりと考え事をしながら、この悩み相談をいつまで続けるべきかを考えていた。しばらく考えた後、再び階段を登って家に入ろうとすると、どういうわけか家のドアまでボルダリングの壁のようなものが続いていて、足場を辿って登っていく必要があった。足を引っ掛ける場所は結構あったが、手元がなかなかおぼつかなく、転倒してしまわないように細心の注意を払って上まで登って行った。登り切る手前で家の呼び鈴に手が届いたので、それを押すと、父がドアを開けてくれ、自分の手を取って上に引き上げてくれた。玄関で靴を脱いでいるときに父がふと、「こうした悩み相談は受けるべきじゃなかったのかもしれない」と述べた。それに対して、「いや、こうした悩み相談は自分たちのような心にゆとりがある人間がするべきだよ」と述べると、父は少し笑顔を浮かべてそれもそうかもしれないという表情をしていた。フローニンゲン:2023/7/27(木)06:41


10652. 今朝方の夢の続き


時刻は午前7時を迎えた。今、霧のような小雨が降っていて、その雨音を味わっている。雨音以外には小鳥が時折鳴き声を上げているだけだ。とても静かで落ち着いた朝の世界が広がっている。


今日は「成人発達コラボラジオ」の収録が目白押しで、本編と振り返りのセッションを合わせると、合計で6本ほど収録する予定だ。5本目の本編からは初めてゲストを招待することになっていて、3人で話をするとまたどのような場が醸成されるのかとても楽しみである。6本の目の収録を終えたらジムに行ってリフレッシュしてこようと思う。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢の続きを思い出したのでそれについても書き留めておきたい。夢について書き留めることは夢の世界からの便りに対する返信の便りのようであり、夢の世界と往復書簡を取り交わしているような感覚さえある。それを通じて夢の世界と自己の双方が涵養されていくことを実感する。


夢の中で私は、実際に通っていた中学校のグラウンドの片隅で2人の友人(KF & KM)とサッカーをしていた。サッカーゴールを使うのではなく、わざわざグラウンドの片隅にある鉄棒をゴールに見立ててサッカーをしていた。片方の友人にキーパーをお願いし、もう1人の友人にディフェンダーになってもらって、1対1の技術を磨く練習をしていた。その練習がひと段落ついたところで、フリーキックの練習もしたいと思ったので、ディフェンダーを務めてくれていた友人に壁になってもらい、たった1枚の壁ではあったが、その設定でフリーキックの練習をし始めた。最初のフリーキックはとても慎重に蹴ろうと思って、どこをどのように狙うかを考えて助走に入った。蹴った球は狙っていたところよりも少し甘い場所に飛んでいき、キーパーの友人が手で弾き、それが鉄棒の当たってゴールにはならなかった。もしキーパーの友人が触らなければゴールになっていたので、キーパーの友人の反応を褒めた。すると突然場所が変わって、私はキーパーを務めていた友人と社宅の中にいて、家の中でバスケの1対1をし始めた。自宅の中のバスケットゴールは高さが低かったので、ダンクシュートもできてしまうぐらいだった。そこで私たちはしばらく1対1の練習をしたが、時間が時間だったこともあり、下の階の人に音が響いて迷惑かと思ったので、練習を良いところで切りやめた。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/7/27(木)07:26


10653. 筋力トレーニングと武術トレーニングを架橋した鍛錬を意識して


時刻は午後5時半を迎えた。今、夕方の空を小鳥が鳴き声を上げながら舞って行った。今日は天気予報通り、断続的に雨が降る1日だった。ジムに行く際にも小雨が降っていて、帰り際にも霧のような小雨が降っていた。最近では雨の風情を感じるようになっていて、今日はまさに小雨の愛おしさを感じていた。


今日のジムでのトレーニングは自主トレーニングだったので、月曜日のパーソナルトレーニングの内容と、今日の「成人発達コラボラジオ」でパーソナルトレーナーの早田航さんに教えていただいたことを早速活かしてみた。端的には武術の身体操作に適した体づくりを目的として、トレーニングの仕方を工夫してみたのである。筋肉を大きくしていくというよりも、ジークンドーの動きを阻害せず、むしろその動きをより俊敏かつ剛健にしていくことを意識したトレーニングを行なっていった。まだまだ改善の余地と工夫の余地が無限に残されている状態だが、今日のトレーニングは一歩を踏み出す意味で大きな意味があったように思う。筋力トレーニングの動きとジークンドーの動きを直接的に結びつけるのが難しい場合には、筋力トレーニングをした後にジークンドーの動作をシャドートレーニングするなどして、筋力トレーニングで活性化した部位をジークンドーで活性される部位につなげる工夫をしていた。


それ以外には、この間の日曜日のジークンドーのプライベートレッスンで、最後の5分間ぐらいの長いスパーリングで相当に息切れをしたので、月曜日にパーソナルトレーナーのエリーザに取り入れてもらった心肺機能を高め、持久力を高めるトレーニングを今日も行った。それに加えて、これまでジークンドーのトレーニングを行なっていた部屋に行って、そこで鏡を見ながら1人でのスパーリングを行い、その後に60秒から90秒のインターバルを挟んで、HIITのエクササイズを行い、そこからインターバルを挟んでまた1人でのスパーリングを行うということを数セットを行った。今日はまだ日曜日のジークンドーのレッスンと月曜日のパーソナルトレーニングによってもたらされた筋肉痛があったので無理はしなかったが、今後はもう1セット加えることができるだろうし、インターバルを60秒取る頃には今以上に心拍数も安定しているのではないかと思う。今後も定期的にコラボラジオの中で航さんにトレーニングの進捗を報告し、適宜助言をいただければと思う。フローニンゲン:2023/7/27(木)17:44


10654. 今日の「成人発達コラボラジオ」の収録を振り返って


静謐さが辺りを満たしている。静けさにも声があり、それを内なる耳で聞いている。内なる耳をこれからさらに研ぎ澄ませていけば、自分はこれから何を聞くことができるだろうかと想像する。


今日は、「成人発達コラボラジオ」の収録を本編と振り返りセッションを合わせると、合計で6本ほど収録していた。ラジオのコラボパートナーである早田航さんには長時間お付き合いいただき、本当に感謝している。今日は第11回目に、初めてのゲストをお招きした。ゲストでお招きしたのは、9年ほどの付き合いになるヨガ教師の壺井佳代子さんで、壺井さんと振り返りセッションを合わせて90分ほど改めてお話しさせていただくことによって、いくつかの学びがあった。


1つには冒頭で何気なく内なる耳の涵養について書き留めていたが、まさにそれに関連するテーマが話の中で出ていた。どうしても私たちは視覚優位で生活をしがちだが、あえて目を閉じて身体運動を行ってみることを意識してみると、内なる目を涵養することができるだろう。今毎日行っているカリンバの即興演奏作曲実践は、実は全ての曲を目を閉じて演奏している。それは内なる感覚を開発することを目的にしているだけではなく、視覚に邪魔されない形で内的感覚を音の形に自由に表現していくことを目的にしている。


それ以外には、振り返りセッションの最後に出た幸福の話も印象的である。私たちは幸福とは何かを問われると、幸福であることや幸福であるためのいろいろな条件を挙げるだろう。しかし、幸福に理由はいらないのだ。理由のあるものは幸福ではなく、幸福は条件が付いて生まれるものでは本来ないのだ。理由も条件もなく、ただ幸福であるという状態的感覚。それが真の意味での幸福なのだろう。そのようなことを考えながら、今この瞬間の自分が幸福感に包まれていることを感じる。明日もまた自分は幸福の化身として全ての瞬間を生きているに違いない。なぜなら存在は最初から最後まで本来幸福であり続けることを本質にしているからである。フローニンゲン:2023/7/27(木)20:08

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page