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8808-8810: ストックホルムからの便り 2022年7月23日(土)



No.3856 マルメの夕陽_ The Evening Sun of Malmö


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1695, A Compassionate Morning

Compassion makes a crystal.

It brings a ray of light to people in the world.

Stockholm; 08:14, 7/23/2022


No.1696, The Eastern Art

The Eastern art makes my soul calm.

The art gives peace and serenity to my inner world.

Museum of Far Eastern Antiquities, Stockholm; 12:35, 7/23/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8808.【ストックホルム滞在記】滞在最終日の予定/大きなチェス盤を眺めながら

8809.【ストックホルム滞在記】今朝方の夢

8810.【ストックホルム滞在記】国立美術館・東洋博物館・現代美術館を訪れて


8808.【ストックホルム滞在記】滞在最終日の予定/大きなチェス盤を眺めながら


時刻は午前7時を迎えようとしている。今日は実質上、ストックホルム滞在の最終日である。それは、今回のスウェーデン旅行の最終日も意味する。今、ホテルの自室の窓から外を眺めると、土曜日のこの時間帯にすでに散歩している人の姿をちらほら見かけた。今日は気温が低いこともあり、長袖を着ている人が多い。日中の最高気温は18度までしか上がらず、最低気温は12度とのことである。それは確かに寒く感じられるであろうから、今日の観光ではカーデガンを羽織っていこうと思う。一方、明日はストックホルムもフローニンゲンもまた気温が上がり、ストックホルムは24度、フローニンゲンは27度になるようなので、帰りは半袖で十分かと思う。


さて、最終日の今日は、3箇所観光しようと思う。いずれもホテルからは近く、全てが一直線上にあってお互いが近いので有り難い。実はそれを見越して昨日の段階で歴史博物館·経済博物館に行って来たのである。今日もまたゆっくりと朝食を堪能したら、開館と合わせてスウェーデン国立美術館に行く。ここは4年前に訪れていたように思うが、どのような作品が所蔵されていたのかの記憶がないので鑑賞が楽しみだ。事前情報として、スウェーデンの美術作品と現代の絵画作品が注目である。国立美術館を訪れたら今度は、東洋博物館に行く。ここは文字通り、東洋の芸術作品を数多く所蔵しており、4年前はここを訪れていない。それで言えば、最後に訪れる現代美術館も4年前には訪れていない。ここにスウェーデンの画家のヒルマ·アフ·クリントの作品があることを期待したいが、さてどうだろうか。今回は元々、アフ·クリントの作品を見るためにストックホルムに来たのであった。そうしたこともあり、彼女の何かしらの作品が見れたらと思う。


現在宿泊しているホテルの近くには、長方形の長細い公園がある。真ん中には細長い噴水があって、それを取り囲むように木が植えられている。ホテルに来た際にも目に止まったのだが、木陰にチェスができる場所がある。フローニンゲンの公園にも、机がチェス盤になっていて、そこでチェスを楽しめる場所がある。それと同じものがホテル近くの公園にもあり、ただそれだけではなく、1つ変わったチェス盤がある。どのようなものかというと、それは地面に設置された巨大なチェス盤で、人が歩きながら駒を移動させるぐらいの大きさである。昨日もお互いに知らないであろう2人の男性がチェスを楽しんでいて、周りには観光客や地元の人が集まっていた。それを見ながらチェスの楽しさが伝わって来た。自分もまたチェスを楽しみたいという気持ちが湧いて来たが、自分の中ではチェスや将棋を指すのと同じぐらい楽しい作曲実践に力を入れていくことを改めて誓った。ストックホルム:2022/7/23(土)07:08


8809.【ストックホルム滞在記】今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。今日のストックホルムは曇っていて、それが影響してか、今日の気温は低い。ストックホルムに滞在する実質上の最終日に見ていた夢を振り返りたい。夢の中で私は、大学時代の先輩と話をしていた。場所は実際に通っていた大学の西キャンパスの裏にある森のような場所だった。そこにはハンドボール部の練習場があり、その近くで先輩と話をしていた。何の話をしていたかというと、大学の入試問題についてである。どういうわけか、私は今年また入試を受けることになっていて、しかも時期が迫っていた。先輩は、英語の入試問題について、その傾向を教えてくれ、サンプル問題を出してくれた。するといつの間にか受験が終わっていて、先輩から英語のできについて尋ねられた。自分でも驚いたのだが、先輩がサンプル問題に出してくれた長文問題がそっくりそのまま入試で出題され、そのおかげもあって、小さなミスはあるかもしれないが、限りなく満点に近い点数だと思うということを先輩に伝えた。すると先輩は嬉しそうにしていて、それであれば今年の入試は大丈夫そうだと述べた。そこでふと、私の父も自分と同じ大学に通っていて、父は英語の入試問題を満点か限りなくそれに近い点数であるということを述べていたことを思い出し、それを先輩に伝えた。すると先輩は、父が私たちと同じ大学の卒業生であることを知って驚いていた。


気がつけば、私は大学の講堂の中にいて、そこで石原慎太郎さんと話をしていた。石原さんも同じ大学の卒業生であり、最近の学生について話をしていた。そして、石原さんもサッカーが好きだったことから、サッカーの話題で盛り上がった。すると、石原さんのつてであるプロサッカーチームに取材に行かせてもらえることになった。そのチームには、シドニーオリンピック世代のレジェンドである選手たちが2人在籍していて、彼らの話を聞けることをとても楽しみに思った。そのような夢の場面があった。


最後の夢の場面としては、小中学校時代の友人(MS)と一緒に、将来の夢の話をしていた。自分の夢を話すというよりも、私は彼の夢について熱心に話を聞いていた。彼の夢の内容が大変素晴らしく、私は心から彼に敬意を評し、同時にまた彼を応援したいとも思った。その気持ちが強すぎたのか、どういうわけか私は彼の頭を殴りたい衝動に駆られ、手が出たが、彼の頭を殴るところまではいかなかった。すると、別の友人の塾の先生である父がその様子を静かに見ていた。もし仮に私が友人の彼を殴っていたら、他人の子供とは言え、私に何か言ってきたのではないかと思った。そこで夢から覚めた。ストックホルム:2022/7/23(土)07:26


8810.【ストックホルム滞在記】国立美術館・東洋博物館・現代美術館を訪れて


時刻は午後4時半を迎えた。今日が実質上ストックホルム滞在の最終日かつスウェーデン滞在の最終日であった。今日は一日中曇っていたこともあってとても涼しく、カーデガンを羽織って移動する形になった。8月を目前に控えているが、北欧の涼しさは本当に快適である。昨年の年末年始はフィンランドのロヴァニエミで過ごしたが、冬の北欧も趣があるが、やはり夏の北欧は爽快である。


今日はまず最初に国立美術館に向かった。ここは4年前に確か来たことがあったように思った。印象に残っているのはレンブランドの自画像や、ルーベンスの“Offer till Venus”というたくさんの小さな天使たちが描かれた作品である。その他にも、現代アートとしてSAS(スカンジナビア航空)の機体のデザインに関するものが印象的だった。次に向かったのは東洋博物館である。ここまた無料であり、中国の古書や日本の歌川広重の浮世絵がとても印象に残っている。館内で東洋の作品を眺めていると、今から12年前に訪れたボストン美術館の記憶が蘇って来た。そこで東洋美術の作品を眺めたとき、日本人としての自分のアイデンティティがこれまでとは違った形で目覚める体験をしたことが懐かしい。そのような記憶を思い出しながら、今回のスウェーデン旅行の最後を締め括る形で、東洋博物館の近くにある現代美術館に訪れた。ここまた無料であり、今日は全ての美術館を無料で訪れたことになる。スウェーデンは芸術を国を挙げて支援しているのだろうか、無料で入れる美術館の方が圧倒的に多く、有料で入館する美術館は少ないぐらいである。今回ストックホルムを訪れたのは、スウェーデンの画家ヒルマ·アフ·クリントの作品を鑑賞するためだった。その願いが叶ってとても嬉しく思う。メインフロアの奥の方にある1940年以降の絵画作品のコーナーにアフ·クリントの作品を見つけた。そこでじっくりと彼女の作品を堪能し、その他にもダリ、ミロ、カンディンスキー、ピカソ、ブラックなどの作品も堪能した。ミュージアムショップでは、すでにアフ·クリントの画集はベルリン美術館で購入していたこともあり、その代わりに、アフ·クリントの作品が描かれた6つのマグネット式のブックマークと2枚のポストカードを購入した。満足の行く買い物をして、ホテル近くのショッピングモールの中にあるスーパーで夕食を購入してホテルに戻って来た。スウェーデン最後の滞在日も本当に充実した形で過ごすことができた。それに対して感謝の念を持ち、今回の旅で得られたことをまたフローニンゲンでの探究と実践に活かしたいと思う。ストックホルム:2022/7/23(土)16:41

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