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8795-8798: ヨーテボリからの便り 2022年7月20日(水)



No.3842 静けさの円たち_Circles of Silence


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1688, The Sun of Gothenburg

The sun of Gothenburg is shedding lively light on the ground.

Everything has started to radiate.

Gothenburg; 08:34, 7/20/2022

No.1689, Japanese Tea

I’m in the Gothenburg Botanical Garden now.

It’s an exquisitely beautiful and calm place.

I suddenly want to drink Japanese tea.

Coming back to Groningen, I’ll purchase and drink it.

The Gothenburg Botanical Garden; 13:21, 7/20/2022


No.1690, Diversity

Biodiversity reminds me of intellectual diversity.

Our intelligence is inherently quite diverse.

The Gothenburg Botanical Garden; 13:23, 7/20/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8795.【ヨーテボリ滞在記】今朝方の夢

8796.【ヨーテボリ滞在記】今朝方の夢の続き

8797.【ヨーテボリ滞在記】今日の観光予定/書店での夢

8798.【ヨーテボリ滞在記】ヨーテボリ植物園の豊かな時間を味わって


8795.【ヨーテボリ滞在記】今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎え、1階のレストランでは朝食の準備が行われている。食器や食べ物が並べられる音が3階の自室にも聞こえてくる。後ほどまたフルーツジュースとコーヒーをもらいにレストランに降りよう。実際に朝食を食べるのはまた後でいい。


今朝方はいくつか印象的な夢を見ていた。覚えているものから順番に書き出しておこうと思う。夢の中で私は、出店が並ぶ場所にいた。最初、出店の始まりの場所にある車椅子用の公衆トイレに入っていて、髭を剃っていた。髭剃りを地面に落とした時、トイレの扉が開いた。すると、外からまだ若く、20代だと思われる浮浪者がトイレに入ってきた。彼は自分がトイレにいることを気づいているようだが気にしておらず、トイレの中にある物を物色し始めた。すると、扉の向こう側に私の友人がいて、彼が早くその場から立ち去るように私に合図を送っていた。浮浪者の男性は、私が地面に落とした髭剃りを拾い、無言で私に目で合図し、「これはあなたのものか」という念を送ってきた。本当はそれは自分のだったが、もう浮浪者の彼にそれをあげてしまおうと思ったので、「いいえ、自分のではありません」と念を送り返した。そこからも浮浪者の彼は、トイレに落ちていた物を次々と拾い始めた。私はそのすきにトイレの外に出た。すると、トイレの前に小型のトラックが止まり、そこから屈強そうな男性がトイレットペーパーを含め、様々な日用品をトイレに運び始めた。それを見た時、まさかそれら全部を浮浪者の彼は取っていかないだろうなと思ったが、さてどうなるだろうかと気になった。トイレの外に出ると、大学時代のゼミの友人が2人(TA & HH)いた。彼らと今自分が遭遇した浮浪者の話をした。その時に、友人の一方が、興味深い話をし始め、それに対して私は彼が述べたことを付け加えるように、マルクスの思想を引き合いに出した。そして、私たちは目の前にいる人や物と頭の中のそれらに対しては、全く別の意味付けや印象を持ちうることを指摘した。例えば、先ほどの浮浪者を例に取ると、目の前に浮浪者がいる場合には、ある人は目の前の浮浪者に対して同情するかもしれないが、頭の中で一般的な浮浪者を思い浮かべると、同情とは真逆の感情が生まれるかもしれない。また逆に、目の前の浮浪者に否定的な印象を持っている人が、頭の中では浮浪者の社会的な地位の確保を含め、浮浪者を毛嫌いするというよりもむしろ守るべき存在としてみなしているかもしれない。そのような話を2人の友人にしたところ、彼らは妙に納得して黙っていた。彼らと話をする前に、そう言えば出店の途中で、1人の中年の女性が切り盛りしている店に立ち寄った。その女性は、私が体を鍛えていることを見抜いたが、私の体がまだまだ細いことを指摘し、もっと筋肉をつけなければならないと述べたのを覚えている。ヨーテボリ:2022/7/20(水)07:00


8796.【ヨーテボリ滞在記】今朝方の夢の続き


時刻は午前7時を迎えた。レストランの朝食の開始の時間となり、自室の窓からレストランを見下ろすと、すでに何人かの人が朝食を摂り始めているのが見えた。自分もこの日記を書き終えて、毎朝の日課である動的ストレッチを終えたら、フルーツジュースとコーヒーをもらいに行こうと思う。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがある。夢の中で私は、病院の一室にいた。そこは広く、いつものベッドが置かれていた。私は、入院中の友人を見舞いにやって来ていた。彼としばらく話をしていると、突然隣のベッドの若い男性の容態が変化した。そして、看護師たちが駆けつけて来て対応を始めた。何やらただ事ではない雰囲気であり、その人の容態が心配された。医師もすぐに駆けつけて来て、医師は緊急手術が必要だと述べ、患者を手術室に移すように看護師たちに伝えた。部屋にいた全員がその一部始終を心配そうに見つめていて、手術室に運ばれた彼の無事を祈った。彼が手術室に運ばれると、部屋はひっそりと静まりかえった。部屋を見ると、そこにいた全員が自分の友人であり、今手術室に運ばれていたった男性が誰かを話した。私は、彼は韓国人なのではないかと述べた。雰囲気から私はそのように判断したが、他の友人たちはそうではなく、彼は1学年か2学年下の後輩であると述べた。結局誰の考えが正解なのかわからず、また正解を求めることが馬鹿らしく思えたので、そのあたりで話を終え、部屋から出ようとした。すると、ある有名な若い女優が部屋にやって来て、私に声を掛けてきた。そう言えば、彼女とは知り合いだったと思い、これからお茶でもどうかと彼女は私を誘って来たが、ちょっと用事があったので、また今度にしてもらうことにした。誘いを断っても彼女は嫌な顔をせず、ニコリと笑って、「じゃあまた今度」と述べた。そのような夢の場面があった。


さらに覚えている場面として、海の近くにある研修センターのような建物の中にいる場面があった。砂浜に大きな船が到着し、船から大勢の男性が降りて来て、建物目掛けて一斉に走り出した。その光景は圧巻であり、先頭にはそれらの大勢の男たちを率いる勇敢そうな男性がいて、彼が掛け声をかけ、男たちの士気を高めていた。彼らのほとんどは建物に到着する前に力尽きたり、建物からの自動小銃によって撃退された。先頭にいる男性だけが建物の入り口までこぎつけ、彼が建物の中に入って来た。建物の中にいる私の横には、知的で屈強そうなアフリカ系の外国人の男性がいて、彼とは日本語で少し話をしていた。今いる部屋にはレーザー光線が張り巡らされていて、それに当たると死に至るほどの傷を負ってしまう。どうやってレーザー光線の網を潜り抜けていくかについて話し合っていたのである。そんな時に、大勢の男たちを率いた男性がやって来た。その血気盛んな男性は、なりふり構わずレーザー光線の網の目の中に入っていこうとしたが、それは自殺行為であると私たちは止めた。そして、隣にいたアフリカ系の男性が意を決して、ゆっくりとレーザー光線の網の目の中に入って行った。すると、見事な身のこなしで、レーザーにあたらずに向こう側に出ることができた。私はそれを喜び、自分も同じようにして向こう側に行こうと思った。そのような場面もあった。ヨーテボリ:2022/7/20(水)07:18


8797.【ヨーテボリ滞在記】今日の観光予定/書店での夢


時刻は午前8時を迎えようとしている。先ほどレストランでもらって来た濃くて味わい深いコーヒーを飲みながら自室でくつろいでいる。昨日の天気予報通り、今日は最高気温が30度に達するようだ。今日はヨーテボリ植物園に行ってこようと思う。そこには南米のサボテンから日本の桜まで全品種トータルで約22,000ほどの植物があるとのことであり、今日までの観光では美術館や博物館がメインだったので、自然に触れることでまた得られるものが変わるだろう。この時期はサッカーの国際ユース大会のゴシアカップが開催されていて、公共交通機関は無料で利用することができる。ホテルから植物園までは3kmほどあり、歩けない距離ではないが、今日は気温が上がることもあって、路面電車で植物園に向かおうと思う。15分間隔でやって来るようなので交通の便もいい。植物園から戻って来たら、昨日行けなかったヨーテボリ市立博物館のミュージアムショップに行き、そこでマネーに関する特別展示の文献が販売されていないかを確認したいと思う。実質上、今日がヨーテボリの観光が最後となるので、植物園を含め、大いに楽しみたいと思う。


先ほどは今朝方の夢について随分と振り返っていたが、そう言えば、もう1つ覚えている場面があることを思い出した。夢の中で私は、これから出版しようと思っている書籍についての打ち合わせを編集者の方と行っていた。打ち合わせが無事に済み、予想以上に早く出版ができることを喜んだ。その足で近くの書店に行こうと思った。書店に到着すると、知人が大学教授を招いてトークショーをしていた。知人のその方は少し前に700ページほどの分厚い書籍を出版し、それは力作とのことであり、売れ行きも悪くないとのことだった。私もそのトークショーに参加しようと思ったが、自分には他にやるべきことがあると思い、その方のトークショーに参加することを見送った。しかし、トークショーの声が聞こえていて、随分と盛り上がっているので、どんな話がされているのかやはり気になった。そのような夢を見ていた。さて、書き終えた原稿が無事に本の形になるだろうか。その期待感が無意識に影響を与えていて、それが夢の形になったのかもしれない。また、スウェーデンに来てからも色々と書店巡りをしていて、良い本との出会いがないかを楽しんでいる。今のところ、6冊ほどの良書と出会えたことは幸いである。明日からストックホルムに移動するが、そこでも書店巡りをしてみようと思う。ヨーテボリ:2022/7/20(水)08:06


8798.【ヨーテボリ滞在記】ヨーテボリ植物園の豊かな時間を味わって


時刻は午後4時を迎えた。少し前にホテルに戻って来て、今日は早めにシャワーを浴びた。それにしても今日のヨーテボリは夏日であった。気温は30度まで上がり、夏を感じさせるには十分だった。オランダもそうだが、北欧の夏は、日陰に入ればとても涼しく、大変過ごしやすい。今日は正午過ぎにホテルを出発し、ヨーテボリ植物園に向かった。ホテルの前の路面電車の停車駅から路面電車に乗り、12分ほどで植物園前の停車駅に到着した。駅から植物園までの道のりを歩いていると、ふとアメリカ西海岸で住んでいた時のことを思い出した。とりわけアーバインの夏の日をふと思い出させてくれたのは、今日の天気の良さのおかげだろう。植物園に到着し、そこでパンフレットをもらって早速植物園を歩き始めた。ここは1923年に開園し、ちょうど来年で100周年を迎える。ここもいくつかの美術館や博物館と同じく無料で入れることができた。まさにヨーテボリ市民の憩いの場としての役割を果たしていることが公園内で寛ぐ人たちの姿を通じてわかった。この植物園には、世界の様々な植物が植えられていて、それらを眺めながらのんびり歩いていると、土壌の質や日光の当たり具合を含め、生育環境によってこうも多様な植物が誕生するのだと感慨深い気持ちになった。生物多様性は、まさに知性の多様性にも当てはまる事柄であり、私たちの知性もまた育つ環境要因によって大きく種類と質を変化させる。改めて、この宇宙の多様性とその創造力に驚かされた次第である。そのようなことを実感した後に、日本庭園に辿り着いた時、とても懐かしい感じがした。もう2年間ほど日本には戻っていないので、日本庭園が自分の魂を刺激し、郷愁を引き起こしたのである。同時に、突然日本茶が飲みたくなり、フローニンゲンに戻ったら日本茶の茶葉を購入しようと思った。植物園で1時間半ほどゆっくり過ごした後、再び路面電車で街の中心部に戻って来た。ロビンさんから依頼を受けていたスウェーデン語のブルース·リーの書籍はなかなか見つからず、今日も2箇所書店を巡ったが、残念ながら見つからなかった。2店目は日本の漫画を扱っていて、蟲師の英語版があるかと思って探したが、それもなかった。その代わりに、ロビンさんの息子タイモン君は鬼滅の刃が好きとのことだったので、彼のために主人公の炭治郎のハンドタオルをお土産に購入した。オランダに戻った週末にロビさんとのセッションがあるので、その時にそのお土産を渡そうと思う。ヨーテボリ:2022/7/20(水)16:16

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