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8101-8106: フローニンゲンからの便り 2022年3月28日(月)



No.3449 切上げ_Upward Cut


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1389, Spontaneity

I express myself as spontaneously as possible.

Spontaneity is everything.

It brings creativity, joy, healing, and transformation.

Groningen; 09:54, 3/28/2022


No.1390, The Secret of Gift and Talent

All of us receive a certain gift and talent.

If we use them for ourselves, they will be exhausted sometime.

If we use them for others and the society, they will be enriched forever.

Groningen; 14:14, 3/28/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8101. 今日の予定

8102. 今朝方の夢

8103. 今とこれから

8104. 微笑ましい光景/目には見えないものと存在/才能について

8105. ジークンドートレーニング90:昨日のセッションの復習

8106. バルト三国旅行の旅程を確定して


8101. 今日の予定


時刻は午前8時を迎えた。サマータイムが始まってから一夜が明けた今朝方は少し曇っている。どうやらもうしばらく雲がかかっているらしく、午前中の終わりぐらいから太陽の姿が見えてくるようだ。天気予報を見ると、明後日から再び最低気温がマイナスになる日が続くが、ここから1週間は雨が降ることもなく晴れの日が続くので何よりである。


昨日のロビンさんとのジークンドーのプライベートレッスンは非常に充実していた。レッスンの中で撮影した動画を見ながら午前と午後の2回に分けてトレーニングに励もうと思う。午前のトレーニングでは、昨日習った手技と蹴り技から復習をしていこう。もちろん午前中に十分に時間が取れそうであれば、そのまま防御とカウンターの技の復習に入るが、丁寧に稽古をするためには午後に分けたほうがいいかもしれない。それは状況を見て判断しよう。


昨日に撮影した動画に加えて、防御とカウンターの技の練習をする際には、ロビンさんの動画を再度視聴しよう。昨日習った細かなポイントを意識して動画を視聴すると、また新しい発見があるだろう。このように、日々新しい発見を得ながら少しずつ技を習得していく。そのためには絶え間ない観察と実験が不可欠であり、科学者的な精神を持ってそれを行っていく。


今日は昼前に1件ほどオンラインミーティングがある。それ以外には特に仕事は入っていないので、マーシャルアーツのトレーニングに加えて、旺盛な読書をしていこう。


昨日は、書籍の一括注文の際に書籍を再吟味することに十分な時間を当てていたし、ジークンドーのプライベートレッスンもあったので、それほど読書に充てる時間はなかった。今日からは十分に時間があるので、なんだかとても嬉しい気持ちになる。


少なくとも午前中は読書に十分な時間を充て、夕方にはバルト三国への旅行の計画の続きを練っていこう。先日にリトアニアに関する旅程を組んだので、今日はまずラトヴィアの旅程を組み、早めに旅程が組めたら、エストニアの旅程も組もう。そうすれば、明日にでもホテルとフライトの予約をすることができる。ここからは読書、マーシャルアーツ、旅という三つの楽しみの中で日々が進行していくだろう。フローニンゲン:2022/3/28(月)08:18


8102. 今朝方の夢


ヒーターが自動で入り、今静かな音を立てている。今朝方は不思議と小鳥たちの鳴き声が聞こえてこない。今日は少し霧がかかっている朝なので、それが小鳥たちに何かしらの影響を与えているのかもしれない。


それではいつものように今朝方の夢について振り返っておきたい。夢の中で私は、ある立派なホテルのロビーにいた。ロビーにはたくさんの椅子が並べてあり、そこに多くの人たちが座っていた。今から音読会が行われることになっていて、私も登壇して音読をする1人だった。


音読で用いられるテキストのレベルは高く、読み方の難しい漢字がたくさんあり、内容としても難しかった。読み方の難しい漢字には振り仮名が振ってあったのだが、如何せん文字が小さくて、テキストに目を近づけなければ見えないほどだった。


テキストの音読をする登壇者は数名いて、その中に日本人の著名な古武術研究家の方がいた。私はその方と一緒に音読をする機会に恵まれたことを嬉しく思い、後ほど改めて挨拶をして、色々と話を伺おうと思った。


ちょうどその方は私の前に音読をすることになっていて、いざその方の音読が始まると、一箇所も詰まることなく見事な音読をした。特に私が驚いたのは、その方が担当した文章はなお一層のこと文字が小さくなっていて、私などはもう字が読めなかったのだが、その方はスラスラと文字を読んだことである。


思わず感嘆の声が漏れそうになるぐらいの見事な音読だった。それを聞いた後、いよいよ私が音読する番となった。いざ私が音読をしようとすると、オーディエンスの中で挙手をする人がいた。その方はちょうど私の真後ろあたりにいて、オーディエンスの位置関係で言えば一番前の席に座っていた。


見ると、その方は自分の父だった。父だと最初気づけなかったのは、髪型が違っていたのと、何より腕にタトゥーが刻まれていたので、雰囲気がだいぶ違ったからである。


私はオーディエンスに対して、その人物が父だということを伝えることは特にせず、お客さんの1人として父を扱い、父に質問内容を尋ねた。すると父は、この音読会はテレビ放映されているのかを尋ねてきた。この音読会は珍しいイベントなのでテレビ放映されている旨を伝えると、父は微笑み、何か納得したようだった。


そしてもう1つ、テレビを二分割にしてこの放送を視聴することができるのかも尋ねてきたので、それも可能だろうと答えた。その時、例えば左側にフジテレビ、右側にテレビ朝日の番組を映して視聴することもできると説明したところ、もう少し後ろに座っていた見知らぬ女性が、手でバツを作り、どうやらそれは不可能とのことだった。


私はテレビをもう何年も見ていなかったので、そのあたりの事情を知らなかったのだ。私はすぐにその女性のジェスチャーが意味することをもとに、画面を二分割にしては見れないかもしれないと修正する追加コメントをした。そして、そこからはテレビを視聴する害について簡単に言及し、自分の音読に入っていくことにした。


そのような夢を見ていた。夢の中で父が質問をしてきたときに、質問の背景について尋ねてみると、父の周りにいるリタイアした人の中で、毎日充実した形で生きている人は、テレビの視聴時間が少ないとのことだった。父もそうした1人であり、テレビを極力見ることをせず、自分の好きなことに打ち込んでいるようだった。フローニンゲン:2022/3/28(月)08:33


8103. 今とこれから


今日はまだ曇っているが、2匹の黒猫がいつものように戯れ合って遊んでいる。彼らの遊んでいる姿を見ると、微笑ましくなるのと同時に、自分もまたこの世界と戯れ合いながら毎日を生きているのだとわかる。また、自己そのものとも絶えず戯れていることもわかる。そのようにして日々が静かに進行していく。


人間はときに超越的な力を発揮することがあるが、それは内部から湧き上がってくるものというよりも、外側から降ってきて、それが自己という器を通過するときに発揮されるものなのだと思う。


整った身体と心が兼ね備わっていることはその絶対条件である。整った身体と心がなければ、超越的な力の避雷針になり得ない。また、それがしかるべき形で通過していくこともできないのだ。


今日という日を充実した形で過ごすことができるだろうという確信にいつも満ちている。そのことのそのものへの感謝の念が絶えない。


自分はこれからどこに向かっていくのだろうか。それを考えても仕方ないのはわかっている。だがそれをふと考えてしまうことを見ると、人間とはやはり、どこから自分がやってきて、どこに向かうのかを不可避に考えてしまう生き物なのかもしれないと思う。それが人間の性なのだろう。


午前中は少しばかり読書をしていた。今日の読書は神道に関するものから出発するのではなく、マーシャルアーツに関するものから出発した。今読んでいる本は午後の早い段階で読み終われるだろうから、そこからは神道関係の学術書を読み進めていこう。


TOEFL試験を終えた翌日に、再び書籍の一括注文をした。書籍のほぼ全ては宗教とエコロジーに関するものであり、このテーマについてはじっくりと時間をかけて探究していこうと思う。


届けられる書籍は全て第一線級の学術書であり、到底一回で全てを理解できることなどできないので、何度も上塗りをする形で繰り返し読んでいこうと思う。単語帳の全ての単語を覚えるような勢いで、最終的には隅から隅まで細部も読み込んでいくことになるだろう。


自分が関心を持っているトピックやテーマに対しては、とにかくそのように探究を進めていく。こうした旺盛な読書をしていると、やはり論文や書籍などの形で学んだことを形にしたいという自然な欲求が芽生えてくる。それはとても良いことであり、同時に健全なことでもある。


やはり今の自分は再び学術機関に戻ることを促されているようだ。その促しに全てを委ねていこう。そうすれば、また新たな素晴らしい出会いの数々に遭遇することになるに違いない。フローニンゲン:2022/3/28(月)10:56


8104. 微笑ましい光景/目には見えないものと存在/才能について


時刻は午後3時半を迎えた。先ほど、近所のスーパーに買い物に出かけた時に、微笑ましい光景を見かけた。ノーダープラントソン公園をいつものように歩いていた時に、アヒルの親子の姿を見かけたのである。


春を迎え、新しく誕生した命としてのアヒルの子供たちはとても可愛らしかった。子供たちは世界を好奇心の眼を持って探索をしていて、時折ピヨピヨという鳴き声を上げながら、楽しそうに動き回っていた。珍しそうに地面を眺めて突いたり、親鳥のところに駆け寄ったりと、大変微笑ましい光景がそこにあったので、思わず足を止めてしばらく見入っていた。


親鳥はどっしりとした構えで子供たちの様子を見守っていて、彼らの存在があってこそ子供たちが安心して自由に世界を探索できるのだと思った。2羽の親鳥は間違いなく子供たちにとっての安全基地の役割を果たしていたのだ。


そんな親鳥たちもかつては小さな雛鳥だったのだ。こうしたところに脈々と受け継がれていく尊いものを見る。果たして現代人たちは、このように受け継ぐべきものをきちんと受け継いでいるのだろうか。それを考えると、背筋を正される思いがする。


買い物に出かける前に、目には見えないものと存在の関係について考えていた。死や霊的なものを含めた目には見えないものは、実在しない形で私たちに接触をし、影響を与えるという形で存在している。物理的な接触ではなく、心理的な接触や霊的な接触という現象を見損ねてしまうと、目には見えないものの存在を捉えることはできなくなってしまう。


ひょっとしたら、上記の親鳥の見守るという行為も、それを物理的な側面だけを見ていてはその本質的な役割や意義、そして価値というのを見損なってしまうのではないかと思う。そうなると、早晩そうした行為の伝承に失敗してしまう。やはり現代人は目には見えないものを捉える能力と感性が随分と劣化してしまったようだ。それは退化と呼んでいいかもしれない。


その他にも才能というものについてふと改めて考えていた。誰しも賦与された贈り物としての才能がある。それをひとたび発見し、それを他者や社会のために活用していけば、才能は輝きを増し、一生を通じて豊かになっていく。一方でその才能というものを自分だけのために活用すれば、それは早晩枯渇する。それが才能というものに隠された1つの特性である。


自分に与えられた才能は何なのか。年を経るごとに少しずつその輪郭が明らかになってきて、それを他者やこの世界のために活用しようとする自己が徐々に育まれているのを実感する。


ここからもまた絶えずそのように自分の才能と向き合っていく。そうすれば、結果として才能が磨かれ続け、自己が涵養され続けるという豊かな人生が実現されるだろう。フローニンゲン:2022/3/28(月)15:52


8105. ジークンドートレーニング90:昨日のセッションの復習


時刻は午後5時半を迎えた。つい今し方、ジークンドーの自主トレーニングを終えた。今日のトレーニングの焦点は、昨日ロビンさんから習った事柄の復習であった。まずは昨日のセッションの際に撮影した動画を見ながら、習った順番に技を復習していった。


昨日のセッションの後にすぐさまトレーニングログを詳細に書き留めていたこともあり、記憶が新しく、昨日習ったポイントや注意点が頭に残っていて、動画を見ながらのトレーニングは実りの多いものだった。


明日からの自主トレーニングおいては、ヒンジブロックとヒンジアタックに関して、色々と創意工夫を重ねて練習メニューを作ってみようと思う。それはその場で即興的に動きを組み合わせる形で行うので、毎回異なった動きの組み合わせによるメニューとなるだろう。


しかし、技を発動させる原理原則部分は共通していて、それをとにかく大切にしながらゆっくりとした動きを通じて正確に原理原則を体現させた技とする。決して素早い動きでごまかさないようにしようと思う。技の神は見てくれが派手な技に宿るのではなく、技の根幹部分の原理原則に宿っているのだ。それを忘れないようにする。


そこからのトレーニングにおいては、リズムの刻み方、とりわけハーフビートに関する稽古をしていった。昨日撮影した動画においてはこのトピックに関するものが一番時間が長かったように思う。このハーフビートのリズム感を鍛え、それを技に体現させていくことに関しても、シャドートレーングの中で色々と創意工夫を凝らしたいと思う。


最後に、防御とカウンターの技の中でも、とりわけロビンさんからフィードバックを受けた2つの技を集中的に取り上げて練習をした。特に、17番の技の際のボンサオの動きがなかなかに奥深く、これについてはまだまだ意識的に稽古を積み重ねていく必要があり、次回のセッションの中でもレビューをしたいものである。


ボンサオの時に相手の腕との接触を維持することが鍵を握り、接触が強すぎてもダメであり、弱すぎてもダメなので、このあたりの匙加減を経験を積みながら習得していきたい。


また、21番の技の際の初動のゴンサオは、その他の技の際のゴンサオよりも防御の動きは小さくし、そこから素早く左手で相手の肘を押さえ、右手でバックフィストを繰り出す必要がある。この技の際にも、リズムが重要であり、リズム感の涵養は引き続きのテーマである。


明日からはプリントアウトしたランク2の技のPDFヘの書き込みを見ながら、色々な工夫を凝らしながら練習をしていき、ロビンさんの動画を見たり、また日を開けて昨日撮影した動画を見ていこうと思う。フローニンゲン:2022/3/28(月)17:47


8106. バルト三国旅行の旅程を確定して


時刻は午後8時を迎えた。振り返ってみると、今日もまた充実した1日だった。早朝に起床してからこの時間まであっという間に過ぎて行った感じがする。


今日は予定通り、バルト三国旅行の旅程を組み終えた。すでにリトアニアに関する旅程を組んでいたのは、今日はそこからラトヴィアとエストニアの旅程を組んだ。


結局、リトアニアとラトヴィアは3泊4日で変わりなかったが、エストニアだけ4泊5日することにした。エストニアに到着した翌日は月曜日であり、その日から本格的に観光をしようと思っていたのだが、月曜日は美術館や博物館が軒並み休みだったので、もう1日滞在を伸ばすことにしたのである。


そのおかげで、月曜日にやっている大きな動物園を見つけ、そこにはどうやら絶命危惧種のヒョウがいるらしく、それを含めて動物を見に動物園に行ってみることにした。マーシャルアーツの鍛錬を始めてから、動物の動きをよく観察するようになり、動物園には普段見られない動物がたくさんいるであろうから、マーシャルアーツに関する洞察や発見を得る意味でも動物園に行くのはとても面白いのではないかと思ったのだ。


これでバルト三国の旅程は確定したので、あとはフライトの予約とホテルの予約をしておきたいと思う。順番としてはフライトの予約をしてからホテルの予約をしようと思う。


フライトの予約に関しては、今回はバルト三国のそれぞれを飛行機で移動するので合計4回分のフライトを予約する必要がある。具体的には、アムステルダムからヴィリニュス、ヴィリニュスからリガ、リガからタリン、タリンからアムステルダムへのフライトである。


ホテルの予約に関してはフライトよりも埋まることないと思うので、フライトの確保を優先させた。ホテルに関しては、目星のホテルを今夜にでも見つけておこうかと思う。


明日もまた読書の楽しみがあり、マーシャルアーツの楽しみがあり、旅行の準備に関する楽しみがある。そして明日の午後には、友人のメルヴィンの店に行き、髪を切ってもらいながら彼とゆっくり話をするのが楽しみだ。明日の楽しみを想像しながら今夜も熟睡できそうだ。フローニンゲン:2022/3/28(月)20:27

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