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7967-7971: フローニンゲンからの便り 2022年3月7日(月)



No.3372 朝神の幾何学(その1)_Geometry of a Morning God (Part 1)


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1312, The Homeland of My Soul

Studying Shintoism is a path to find out the homeland of my soul.

If I continue to study Shintoism, I’ll be able to discover the birthplace of my soul.

Groningen; 10:27, 3/7/2022


No.1313, Playfulness

Once we enjoy playing, the universe will be immediately filled with playfulness.

Groningen; 10:38, 3/7/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7967. ジークンドートレーニング69:真剣な稽古/リズムへの意識

7968. ジークンドートレーニング70:ビルジーの手首の形/吐く息の大切さ

7969. 今朝方の夢

7970. ハムストリングのケア/魂の故郷としての神道

7971. ジークンドートレーニング71:イメージトレーニングの効用と擬音語の活用


7967. ジークンドートレーニング69:真剣な稽古/リズムへの意識


時刻は午前7時半を迎えた。今、朝日が輝いていて、地上に光を届け始めている。今の気温はマイナス2度と低いが、今日もまた雲ひとつない快晴になるようだ。


昨日の夕方、ロビンさんとのプライベートレッスンを終えて自宅に帰って来てしばらくすると、右足のハムストリングに少し痛みを感じた。どうやらサイドキックをした時か何かの時に筋を伸ばし過ぎてしまったようだった。本来サイドキックは鼠蹊部からではなく、臀部から力を伝達させるようにするべきところを少し鼠蹊部寄りになってしまっていたのかもしれない。


幸いにも痛みは大したことはなく、夜には入浴時を含めてマッサージをしていたので、今朝方起床してみると、痛みはだいぶ和らいでいた。とは言え、今日は無理することなく、蹴り技の練習をすることはやめて、その代わりに手技の練習に専念しようと思う。


今日もジムに行く予定であり、その前にロビンさんの動画を見ながら、ランク2で習う防御とカウンターの残り13個の技を予習しておきたいと思う。昨日の試験の後に少し時間があったので、それらの技のいくつかを簡単に教えてもらった。それらのうちいくつかは、すでに習ったものと全く同じ動作のものもあり、単に相手のパンチの手が変わったというだけのものもあったので、新しく身体に染み込ませる負荷が少し減ったように思った。


昨日のロビンさんとのセッションを今もまた振り返っている。今日からの練習では、やはり気迫のある練習をする必要があるだろう。別の表現で言えば、練習のための練習ではなく、絶えず技と動作にはパッションを込めて、できる限りリアリティのある形で練習をしていく。


気合を入れ、気を込めた形で技や動作の練習を行わなければ、ロビンさんが言うようにそれらの動きはロボットのそれである。そうした機械的な動きではなく、動きに念を通すというのはきっと自己を表現することなのだと思う。


動きに通す念というのはその人固有のものであるから、それが真正な自己表現となるのだ。また、より細かな話でいけば、気の抜けたフェイントに相手はかかることはないだろうし、気の抜けた状態では守れるものも守れなくなってしまう。そうした意味で、昨日ロビンさんが指摘してくれた気を込めるということは本当に重要だ。


「真剣」という言葉もふさわしいかもしれない。まるで自分が真剣を持っているかのように真剣な状態で稽古をしなければ、何の意味もないということを改めて肝に銘じる。


今日は防御とカウンターの技の予習をする予定だが、それと同時にすでに習ったものについての練習も継続して行っていく。昨日ロビンさんから、防御とカウンターの3番目の技の際に、自分はその技を最初の動きから最後の動きまでを3拍で行っているが、それは1拍で全て完遂させなければならないという指摘を受けた。なるほど、拍が重要だと改めて思ったのだ。


拍に関する意識をもっと高めていき、リズム感を養っていこうと思う。おそらく今後は、応用的に様々なリズムで技を繰り出していくことになるだろうから、尚更この点は重要だ。


日常生活の中にもリズムは溢れているので、リズムに対するアンテナを張り、マーシャルアーツに活かせそうなリズムは積極的に取り入れてみよう。またこうした形で日常に溢れるもののリズムを捉えようとすることで、リズムに対する意識とリズム感の双方が養われていくに違いない。フローニンゲン:2022/3/7(月)07:53


7968. ジークンドートレーニング70:ビルジーの手首の形/吐く息の大切さ


穏やかな朝の世界の表情を眺めながら、朝の静けさを味わっている。今日からまた新たな週を迎えた。


最近は日々の充実感から、ふと気づいていた時に時が経過していたと認識することが多い。それだけ今に集中し、今に没入しているのだろう。


今ここへの意識は、ロビンさんも昨日のレッスンの中で強調していた点だ。恐れというものが未来や過去にあり、今にないということ。絶えず今ここに意識を置きながら身体を動かしていくことの重要性をロビンさんは説いていた。まさにその通りだと思う。


マーシャルアーツの鍛錬をすればするほどに、今ここの自分の身体に意識を向け、その瞬間を通じて生きている実感があるが、時に雑然や思考に囚われてしまう。そしてそれらの雑然や思考はどれも過去の産物であったり、未来にベクトルが向かったものであったりする。これからのトレーニングにおいては、今ここに集中するということ、そして今ここに生きるということをできる限り実現していきたいと思う。


昨夜就寝前に、実技試験の中でロビンさんからもらっていたフィードバックを2つほどさらに思い出した。1つは、ビルジーの目つきの技をする際の手の形である。指の形は正しくできていたのだが、手首の形に問題があった。


ロビンさんが手に持つフォーカスミットを打つ際に、自分の手首が一直線になっていて、それで目つきをすると突き指してしまう恐れがあった。なので、手首は少し上方に反らせるように曲げることが重要だと改めて確認した。


その点はすでに知っていて、正しくできているものだと思い込んでいたが、実際にはそうではなかったようだ。知っていることとそれを身体を通じて正しく表現できることには大きな差があることを痛感する。今日はサンドバックに向かってこの点に注意してビルジーの練習を改めて行おう。


もう1つ非常に重要なフィードバックを受けた。それは何かというと、自分は特に打撃を繰り出す際に息を止めてしまっているというものだ。これはかなり重大なことである。


普段から呼吸を意識しているし、それはマーシャルアーツの稽古においては尚更のことだったので、このフィードバックを受けた時には自分でも驚いた。確かに、実技試験の程よい緊張感のある雰囲気の中で身体を動かしていると、呼吸に意識は向かっておらず、無意識的に呼吸を止めてしまっている時間帯があったようなのだ。この点は改善策を打っていきたいと思う。


システマでも呼吸の重要性はいつも強調されることであり、マーシャルアーツ全般において、身体操作を行う際にはとにかく呼吸が鍵を握る。今日から行いたいこととしては、技を繰り出す際に、最初は少し大袈裟かもしれないぐらいに息を吐き出す音を出してみようと思う。その音によって自分が正しく息を吐き出せていることがわかる。


息を吸うことについてはさほど意識することはない。なぜかというと、きちんと息が吐けていれば、人間というのは自然と息を吸うからである。そのようなメカニズムがあるので、とにかく吐く息を大切にしよう。


いかなる技を繰り出す際にも、口から素早く息を吐き出す。その時に音を伴わせるようにする。これは自宅でシャドートレーニングをしている際にも行いたい。


今のところは技を繰り出す際の呼吸を意識し、今後はフットワークの際の呼吸についても考察を深めていきたいと思う。この点はロビンさんにも意見を聞きながら探求をしていこう。フローニンゲン:2022/3/7(月)08:08


7969. 今朝方の夢


時刻はゆっくりと午前9時に近づいている。この日記を書き終えたら、洗濯物を干そうかと思う。そう言えば、まだ今朝方の夢について振り返っていなかったので、今朝方の夢について書き留めておこう。


夢の中で私は、見知らぬ劇場の中にいた。それがどこの国にあるのかわからなかったが、観客は日本人ばかりだった。


劇場の観客席の一角に腰掛けて、私は目の前で行われている劇を鑑賞していた。私の横には小中高時代の女性友達(NI)と親友(SI)がいた。2人とも熱心に劇を鑑賞していたのだが、あるところから突然、隣にいた女性友達が私にちょっかいをかけて来た。突然体を触り始めて来たのである。


最初私はそれを単なる悪ふざけと思っていたが、だんだんとそれがエスカレートして来たので、劇の途中ではあったが席を立ち、トイレに逃げようと思った。すると、男子トイレの中まで彼女はついて来て、これは困ったことになったぞと思った。


だが考える暇もなく、誰かがトイレに入って来たので、私たちはすぐに目の前にあった個室のトイレに逃げ込むことにした。彼女が男子トイレにいることが知れると、何か面倒だと思ったので彼女と一緒に個室に隠れることにしたのだ。


すると、トイレに入って来たのは親友のようであり、私を心配して来てくれたようだった。一緒に個室に入っている彼女には黙っておくようにと仕草をし、私は彼に大丈夫だと伝えた。彼はそれを聞いても何か私を疑っているようであり、トイレの個室の隙間から足元を覗いて来た。


幸いにも彼女は私の体に掴まっていて、足を浮かせていたので、彼女が個室にいることには気づかれずに済んだ。彼も私の足しか見えなかったことによって何か安心したようであり、トイレから出て行った。彼はどうやら私の行方を心配しているだけではなく、彼女の行方も心配しているようだったのだ。


次の夢の場面では、私は京都にいた。京都駅近くの書店にいて、参考書選びをしていた。というのも、4つ目の修士号を取得する前に、もう一度日本の大学に通いたいと思っていて、これら大学入試に向けた準備をする必要があったのだ。


もう一度母校に通うという選択肢もあったが、せっかくなのでまだ通ったことのない大学に通おうと思った。東京であれば東大に行くことも選択肢と即座に浮上したが、社会が2科目入試に必要であり、今から1年で完全に記憶から抜け落ちている日本史を学び直すことができるのか考えた。そもそも日本史は教科書を捨ててしまっているので、一から日本史を学び直すのは得策ではないと思った。


そこで、今はせっかく京都にいるので、京大にでも行こうかと思った。だが、東大にせよ、京大にせよ、そして母校にせよ、結局日本の大学には自分が学びたいものはなく、自分が望むような研究環境はないと思った。そこで改めて、日本の大学に行く意味は自分にはないと思い直し、やはり当初からの計画であるアメリカの大学院に入学することを決意した。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2022/3/7(月)09:01


7970. ハムストリングのケア/魂の故郷としての神道


時刻は正午を迎え、今、日光浴をしながらこの日記を書いている。


今日は右足のハムストリングに痛みが少しあるので、ジムでのジークンドーのトレーニングはやめて、サウナにだけ入りに行ってこようと思う。ジムでトレーニングをしない代わりに、自宅でジークンドーの動画を視聴したい。特に、ロビンさんが送ってくれたロビンさんの技のデモンストレーション動画を視聴しよう。それは次回のレッスンから扱う技について紹介している。


ハムストリングの痛みを受けて、正しいフォームで技を繰り出すことの重要さを改めて痛感しただけではなく、毎朝の動的ストレッチの中に、ハムストリングを伸ばすものがあまりなかったことに気付かされた。


痛みが引いてからハムストリングを伸ばすストレッチを加えようと思う。ハムストリングは大きな筋肉であり、下半身を動かす際の推進力を司る非常に重要な筋肉なので、これからはケアと開発の双方を意識していこうと思う。今回の痛みはそれを学ばせてくれた。


ここ最近はTOEFLの対策が順調に進んでいて、リーディングとリスニングに関しては、満点か1問間違いぐらいに絶えず落ち着いている。今日もそのような出来であった。


それを見て、もうしばらくは日々新たな問題のセットを解いていくことにするが、満点か1問間違い程度の状態が続くようであれば、スピーキングの対策にもう少し時間を取ったり、ライティングの対策をする日にはリーディングとリスニングの問題を解かなくてもいいかもしれないと思った。


状況を見て柔軟に対策の内容と量を変えていこう。これから続々と到着する書籍を読みたいということもあるので、TOEFLの対策に充てる時間については検討を加えていこう。


これから到着する書籍の中でも神道に関するものは、自分にとって非常に重要だ。今朝方に、神道の研究は、自分の魂の故郷を発見する道でもあると思った。


魂の故郷に根付いている精神性、そして世界観。神道はそれそのものであるのと同時に、それを自己に教えてくれる道しるべでもある。


まさか自分が神道に関心を持ち、本格的な探究を始めるとは思ってもいなかったが、こうしたことが起こることが発達の要諦なのだと思う。また、あと数ヶ月したら、いよいよ欧米での11年目の生活が始まる。異国の地での生活が長くなればなるほど、日本人としての自分のルーツに自然と関心が向くのは至極当然のことなのかもしれない。フローニンゲン:2022/3/7(月)12:48


7971. ジークンドートレーニング71:イメージトレーニングの効用と擬音語の活用


つい先ほどジムから自宅に戻って来た。今日はジムに行く前に、コピー屋に行き、荷物を受け取った。それは、Go Proに取り付けるマイクである。


マイクを無事に受け取ったことにより、明後日ジムに行く際には音質が良い状態で録画ができるだろう。明日はちょっと実験がてら自宅で録画をしてみて、音質を確認する。音質が良いと分かれば、明後日はジークンドーのトレーニング動画の続きを撮影していく。


結局今日はジークンドーのトレーニングをジムで行わなかった。右足のハムストリングの痛みに関して大事を取ったのだ。その代わりにサウナにゆっくり入っていた。


最初誰もサウナのスイッチを入れていなかったので、室温と変わらないようなところから十分に温度が高まるまで時間を要した。しかしその分、サウナ室の中でマッサージを行ったり、ジークンドーの技のイメージトレーニングを行なったりすることができた。


とりわけ後者のイメージトレーニングの効用を実感し、今後はサウナの中でもその日のトレーニングを振り返るようなイメージトレーニングを行なっても良いかと思った。また、ロビンさんが手本で示してくれた動きが脳内にイメージ記憶として残っているし、ロビンさんの動画のイメージ記憶も脳内に残っているので、目を閉じてそれを脳内で再想起することも良いトレーニングになるだろう。


それであれば、より積極的に教則DVDを見ていき、優れた動きのイメージをどんどん獲得していこうと思う。そうすれば、何もしていない時でも目を閉じてその動きを想起する形でイメージトレーニングができる。これは非常に優れたトレーニング方法かと思う。


幸いにもサウナにゆっくり入ってハムストリングのケアをしていたので、痛みは随分と和らいでいる。明日もまたゆっくりすれば、明後日からはまたトレーニングを再開できるだろう。


痛みが引いたら、ハムストリングのケアを毎朝の動的ストレッチの際に行いたいし、夜寝る前のストレッチの際にもそれを行いたい。帰り道にふと、今回のハムストリングの痛みはサイドキックによるものかと思ったが、どうやらバックキックによるものである可能性が高いことを思った。


こちらのキックの方がハムストリングの筋肉を瞬発的に使うことをもってしてそのように判断した。バックキックの練習をする際には、ハムストリングの準備運動を念入りに行う必要があるだろう。また、他者にこのキックの練習を勧める際には、ハムストリングの準備運動の大切さを伝えたい。


最後に、ジムに行く前に防御とカウンターの技の9番目から21番目の動画を視聴していた時の発見を書き留めておく。動画を視聴している時にふと、昨日のレッスンの光景が脳裏に浮かび、ロビンさんの攻撃に対して防御をする際に、パクサオやタンサオを「バッ」という擬音語で表されるような動きで繰り出していたことに気づいたのだ。


このような擬音語で表現されるような動きをしてしまうと、次の動きに繋げにくい。端的には、それは過剰な動作である。


なので、「パッ」あるいは「ピシャッ」という擬音語のような形で防御できるように普段から練習をしようと思った。サウナでイメージトレーニングしている際には、そのような擬音語で表現される形の動きをイメージしていたので、今後も音を用いたイメージトレーニングと練習を心がけよう。フローニンゲン:2022/3/7(月)17:10

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