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6824-6826: アートの国オランダからの便り 2021年4月14日(木)


No.2122 夜の形_A Shape of Night

本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.520, Following the Meanings of My Name

Yesterday, I realized that my Japanese last name included the meaning of non-duality.

More accurately, I can interpret the meaning of my last name as “adding non-duality.”

Surely, I've added non-duality in the center of my study and practice since last year.

My life has started to move forward, following the meanings of my name.

Not only adding non-duality in the center of my study and practice, but also sharing insights about non-duality and facilitating people’s sense of non-duality are crucial for me.

Groningen; 06:57, 4/14/2021


No.521, Life as an Endless Flow

My life is flowing like a river.

It has neither starting nor ending point.

It is an endless flow.

Groningen; 22:04, 4/14/2021


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本日生まれた4曲

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タイトル一覧

6824. 今朝方の夢/氏名の統合

6825. メルヴィンの店を訪れて

6826. フローニンゲンの外側に広がる世界


6824. 今朝方の夢/氏名の統合


時刻は午前6時半を迎えた。起床してから1時間ほど経ち、辺りは随分と明るくなっていることに気付く。


いつものことであるが、今朝方も朝風呂に入りながら、浴室の天窓の向こう側の朝空を眺めていた。今の気温は1度と低いが、朝風呂に入ったおかげもあり、そして室内の暖房システムのおかげもあり、随分と暖かさを感じる。


今、キッチン側の窓の外にある木に小鳥が止まっていて、とても美しい鳴き声を上げている。その鳴き声に耳を傾けながら、今朝方の夢について振り返っている。


今朝方の夢は、少しばかり攻撃性が発揮されるような内容だった。しかし、どの場面で攻撃性が発揮されたのかはよく覚えていない。


覚えている夢の場面の1つとして、私はサッカーの20歳以下の選手たちが集うワールドユースに参加していて、チームは快進撃を続けていた。チームは通称「黄金世代」と呼ばれている選手たちが集まっていて、彼らが準優勝を果たした1999年大会と同様に、晴れて決勝まで進むことができ、決勝の相手はまたしてもスペインだった。


決勝はどういうわけか薄暗い部屋の中で行われた。部屋の広さは数メートルほどしかなく、そこで22人がサッカーの試合をするというのはとても奇妙であった。さらに奇妙だったのは、スペインの選手たちの姿が見えず、声だけ聞こえるという状況が最初の数分間続いたことである。


そこから私たちはスペインのパス回しに翻弄され始め、苦戦を強いられることになった。そこで夢の場面が変わったのを覚えている。


その他に覚えている夢は、東京と神奈川の境目の街の駅周辺にいたものである。私は見知らぬ誰かと駅の周りで何かをしていて、用事が済んでから列車に乗り込んだ。


この夢の場面に関して言えば、楽しさの感情も強くなければ、一方で否定的な感情も強くなかった。とても中立的な感情でその場にいたのを覚えている。果たして夢の中の自分は、どの場面で攻撃性を発揮したのだろうか。


昨日から一夜明けて、昨日行われた慶應大学の前野先生とのオンライン対談について思い出す。対談の中で、名前の持つ意味と力についての話になり、1つ大きな気づきを前野先生との対話を通じて得た。


これまで自分の名前について考える際に、下の名前の意味しか考えてこなかったが、改めて苗字について考えるきっかけを与えてもらったように思う。なるほど、確かに今の自分は、霊性学的な探究を前に進めていて、意識の段階としても状態としても非常に高度な非二元の意識段階、及び非二元の意識状態に焦点を当てて色々な探究や実践をしている。


まさに自分の名前に「藤(ふじ)」という漢字が当てられていて、それは「不二(非二元)」に関する探究や実践をすることに自分を導いているように思える。まさに、「加藤」という名前が「藤」を「加える」ことを意味しているのであれば、「不二」を探究や実践に加えた自分は、名前に導かれて今ここにあるのだとわかる。


名字の意味と下の名前に込められた意味が統合される道。今自分はその道を力強く歩き始めたようなのだ。今日の活動もまたその道の上にあり、そして活動と自己はこの先ずっとその道として存在し続けていく。フローニンゲン:2021/4/14(水)06:46


6825. メルヴィンの店を訪れて


時刻は午後5時半を迎えようとしている。今日は、今朝方に数分間だけ小雨が降ったが、それは通り雨であり、その他の時間帯は1日を通して素晴らしい天気だった。


朝日を十分に浴びることができたし、午後にかかりつけの美容師のメルヴィンの店に行く際にも日光を浴びることができた。明日からも引き続き天気が良いようなので何よりだ。朝と夜はまだまだ寒く、昨日届いた湯たんぽが引き続き活躍することになるだろうが、着実に春に向かっているのを感じる。


今日メルヴィンの店に訪れたとき、いつものようにメルヴィンとの対話を存分に楽しんだ。店に到着すると、メルヴィンは新しく購入した散髪台の椅子に腰掛けていて、サトルエネルギーに関する書籍を読んでいた。


メルヴィンもそうした領域に強く関心を持っており、意識の形而上学や霊性学の話、そしてエネルギーワークの話は毎回必ずと言っていいほど話題に上がる。これまで私は、あえてメルヴィンにケン·ウィルバーの書籍を紹介することはなかったのだが、メルヴィンが現在持っている関心事項と、現在抱えている課題の双方を鑑みたときに、ウィルバーの書籍を勧めるのが良いかと思ったので何冊か書籍を紹介した。


メルヴィンには一応、オランダ語で翻訳されたウィルバーの書籍があると思うと伝えたが、メルヴィンは英語で読むことを好んでいて、むしろそれを嬉しく思った。日本人はついつい翻訳書に頼りがちであるが、メルヴィンは翻訳によって著者の純正な実存エネルギーが希薄化されてしまうことをよく心得ていて、その点にも非常に好感を持った。


先ほど改めてテキストメッセージで合計4冊ほど推薦図書のリストを送った。まず実践的な最初の2冊を読んでみて、ウィルバーの思想をもっと知りたくなったらより思想的な2冊の書物に進んでみることを勧めておいた。


メルヴィンがそれらの書籍を読んでどのような感想を持つのか楽しみである。次回の散髪の際には、ウィルバーの書籍に関する話ができることを期待する。


今日も多岐に渡る話をメルヴィンとしたのだが、少しばかりメルヴィンの様子が異なり、表情から何か抱えているように感じたので、その点について尋ねてみると、どうやら今分岐点に差し掛かっているようだった。仕事上重要なこととしては、これまでメルヴィンは自分の店を構えて以降、1人で髪を切っていたが、協働者として2歳年上の美容師を店に招くことにしたらしい。


その男性はまずは月曜日だけ働いてみて、そこでクライアントが安定的に獲得できれば、日曜日にも髪を切ることにするらしい。メルヴィンと彼とはもう7年以上の付き合いであり、お互いをよく知っているとのことだったが、やはり協働者と共にビジネスをすることに関して色々と思うことがあるようだった。


その点について話をした後に、メルヴィンから嬉しいプレゼントをもらった。引っ越しに際して、メルヴィンに数多くのドラマとアニメのDVDとBlu-Rayをプレゼントしていたので、そのお礼とのことだった。


もらったのは、オランダの名門工科大学のデルフト大学の大学院生が商品化した小さな箱のようなパズルだった。最初それはルービックキューブのように思えたが、それはパズルであり、閉じられた箱を開けるというシンプルなルールなのだが、箱を開ける方法がパズルになっている。


一番簡単なパズルをプレゼントされたのだが、すぐに解くことはできず、メルヴィンは嬉しそうな笑顔を浮かべていて、「ヒントはいるかい?」と尋ねてきたが、時間をかけて自分で解きたいと思ったので、ヒントは遠慮することにした。


メルヴィンの弟はそれを10分で説いたそうだが、メルヴィンはトイレの中にそれを置いて、6日ほどかけて解いたそうだ。自分は今そのパズルを仕事場の机の上に置き、ふとしたときにパズルを触ってみようと思う。


そこからも随分と色々な話をしていた。嬉しいことに、フローニンゲンに来て最初にお世話になっていたロダニムという美容師が燃え尽き症候群から復帰して、今はまるで生まれ変わったかのように活力に満ちていて、2ヶ月前からフローニンゲン市内で美容室とタトゥーショップを兼ねた店を開いたということを聞いた。


ロダニムもメルヴィンも以前は同じ店で働いていて、メルヴィンが独立するまで私もそこに通っていた。ロダニムは燃え尽き症候群を乗り越え、離婚をし、長らく信奉していたユダヤ教においても宗教的転回を遂げたらしく、それによって文字通り新たに生まれ変わったかのように気力に満ちている新たなロダニムが今はいるということをメルヴィンから聞いた。


ロダニムは大変世話になっていたので、今度彼に挨拶をしに行ってみようと思う。フローニンゲン:2021/4/14(水)17:42


6826. フローニンゲンの外側に広がる世界


時刻は午後8時を迎えた。この時間帯はまだ日が十分に残っており、夕食後、先ほどゴミを捨てに行った。


日没時間はいつも就寝する10時頃になっていて、本当に日が伸びたものだと思う。一方で、先ほども感じたが、外はとても寒い。


今日は日中に暖かさを感じたが、実際の身なりは冬のジャケットに手袋、そしてマフラーをしていたことを改めて思い出す。本当にまだまだ寒さが残る。


新居に引っ越してから、湯たんぽ意外にも寿命が来たものがいくつかある。そのうちの1つにパジャマのズボンがあり、新しいものを何か購入しようかと考えている。


今日の午後に街の中心部に足を運んだとき、フローニンゲン大学のグッズショップの前を通りかかり、パジャマとして使えそうなズボンが売られていたのを目撃した。その時間帯は店員がいたのだが、散髪を終えて店に向かってみると、すでに店が閉まっていた。コロナの影響で営業時間を短くしているのだろう。


店の張り紙を見ると、どうやらオンラインショップからでもグッズが買えるようなので、今週末にでもフローニンゲン大学のオンラインショップを経由して、パジャマ用のズボンを購入しようかと思う。


再び今日の午後のメルヴィンとの対話を思い出している。メルヴィンのパートナーのスシの会社は、今日からオフィスを開け、従業員の出社を認め始めたらしい。それを祝う意味で、メルヴィンはスシと今日のランチをメルヴィンの店で共にしていたそうだった。


以前スシとはメルヴィンと一緒にボルダンリングをしたことがあるので、彼女がどのような女性か知っている。メルヴィン曰く、今回のコロナを受けてスシも色々と働き方について考えたらしく、会社勤務をしながらも、それに並行して自分のビジネスも始めたそうだ。


メルヴィンから話を聞いてみると、それはとても面白そうなビジネスだった。ビジネスとは言っても、儲けることは一切考えていないらしく、その内容はフローニンゲンの郊外散策ツアーというものだ。


メルヴィンもスシも随分と長くフローニンゲンで生活をしているようだが、フローニンゲンの中心部の外には豊かな自然が残っていて、彼らもまだ見ぬ場所がたくさんあるそうだった。実際に2人で散策に出かけてみたところ、数多くの魅力的な場所があり、フローニンゲン州の良さを再発見したとのことだった。


コロナの影響で多くのツアー客を募集することはできないらしく、最大で8人ぐらいを1グループとして、スシがアテンドする形で、フローニンゲン郊外に広がる自然を満喫するツアーを計画しているとのことである。その中でも、自然にあるロッジで一泊するというのは大変興味があり、そこには水もなく、本当にロッジしかないらしいのだが、自然を深く満喫するという意味で面白そうだと思った。


実際にいつからスシがそのツアーの運営をするのか未定だが、実際にツアーを始めたら連絡をしてもらうようにメルヴィンに伝えておいた。この5年半の間、フローニンゲンの郊外には1度も出たことがないのである。


もちろん列車でフローニンゲンの外に出ていくことは何度もあったが、中心部から半径2、3キロ県内でずっと生活してきたこともあり、その外側にどのような世界が広がっているのか非常に興味がある。


今年はメルヴィンやスシと一緒にフローニンゲンの郊外を散策したり、フローニンゲン大学時代の研究アドバイザーであったサスキア·クネン教授だけではなく、家のオーナー夫妻もお勧めしていたフローニンゲンから北上した海に浮かぶリゾートアイランドに一度足を運んでみたい。


フローニンゲンからフェリーが出ているらしく、その島は自然豊かでとても落ち着いているという話をこれまで何度も聞いてきた。今年はそれらの場所に足を運ぶ縁があるように感じる。フローニンゲン:2021/4/14(水)20:29

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