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6821-6823: アートの国オランダからの便り 2021年4月13日(水)


No.2115 模様_A Pattern

本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.518, On a Crystal Clear Morning

A crystal clear morning has come.

A couple of little birds are singing a beautiful song.

I’m fully staying at this moment, here and now.

I’m convinced that something new and beautiful will come to me today, too.

Groningen; 07:09, 4/13/2021


No.519, Like the Ocean

The state of my inner world is like that of the vast ocean.

It is totally calm and peaceful.

I feel that my heart can embrace anything.

I’ll just be like the ocean anytime, anywhere.

Groningen; 21:51, 4/13/2021


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本日生まれた5曲

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タイトル一覧

6821. 手放しに関する今朝方の夢

6822. 買い物から帰ってきて

6823. 順調に進む探究活動


6821. 手放しに関する今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えた。この時間帯はもう随分と辺りが明るくなっている。


日の出が早まっただけではなく、日も随分と伸びていて、昨夜観察をしてみたところ、夜の10時近くになってようやく真っ暗になるようになった。日の出と日没の時間はもうすっかり春を通り越して夏のそれのように見えるが、気温はまだまだ低い。


今日と明日の最高気温は8度、最低気温は0度だ。今週の木曜日からようやく最高気温が10度を超えてきて、天気が良い日が再び続くようなのでとても嬉しく思う。


新居に引っ越してきてから、結局新しい書籍を以前と同様のペースで購入していて、そちらの書籍を読むことに多くの時間を使っていることもあり、荷ほどきがまだ完成していない。予定では今週末に荷ほどきの完了を予定していたが、まだ未開封の15箱ほどの段ボールは、玄関フロアに落ち着いていて、あまり邪魔にならないこともあり、もっとゆっくりと荷ほどきをしていいかもしれない。


先日購入した書籍がまた続々と届いてくるだろうから、そちらの書籍を読むことを優先させたい。慣れというのは功罪の双方があって、玄関口に段ボールが並んでいる光景に目が慣れてしまうと、次回引っ越しをするまで結局段ボールを開けていないということにもなりかねない。一応そこまで引っ張る気はないが、今段ボールに入っている書籍たちはすぐに必要なものではないこともあり、焦ることなくゆっくりと荷ほどきをして行こう。


そう言えば、今朝方の夢は少しばかり引っ越しに関係する内容だった。夢の中の私は、日本ではないどこかの国の中で引っ越しをしようとしていた。


旧邸にはすでに段ボールで梱包された荷物があり、それらの荷物のほとんどは書籍であった。相当な数の段ボールがあったのだが、私は体育館のような場所で、数箱ほど段ボールを開けて、体育館の一角に図書コーナーを作った。


ふと私に近づいてくる人物がいたので誰かと思って見たところ、小中学校時代の友人(KS)だった。彼とは小学校時代に同じサッカーチームに所属していて、中学校時代は一緒にバスケをしていた。


今回の引っ越しに際して、彼に別れを告げる必要があった。どういうわけか私は彼との出会いの思い出を話し始め、部活で色々と厳しい態度で接してきたことを詫びた。すると、彼は部活での厳しさについて全く気にしていないようであり、私に優しい言葉をかけてくれた。


私はそれがとても嬉しく、思わず涙が溢れてきた。そして私は彼に、目の前にある図書コーナーを紹介することにした。


すると彼は、目の前の図書コーナーの書籍の多さに驚いていたが、私にふと、「今の段階で88点取れるなら、もうそれで十分じゃないか。これまで読んだ本がそれだけ頭に入っているのなら、もう手放した方がいんんじゃないか」という言葉を投げかけた。私はその言葉に深く考えさせられることがあった。


書籍を手放したくないという思いと、手放すことによって新たに始まる何かがあることを自分でも知っていたのである。だが私はふと、「実はあとこの10倍本があるんだ」と笑いながら述べた。それに対して彼もまた笑っていた。


するといつの間にか彼の姿は見えなくなっていた。体育館の中を見渡すと、以前務めていた教育関係の組織のメンバーの1人の方がいることに気づいた。その方にも別れの挨拶をしておこうと思って近づくと、その方が姿勢を正したので、私も姿勢を正して、先ほどの友人と同じく、その方との出会いの思い出から挨拶を始めた。


その方との挨拶においては涙が流れることはなく、お互いのこれからの活躍を祈って別れた。再び体育館を見渡すと、現在協働している会社の女性のメンバーの方がいて、何かの取りまとめの仕事に奔走しているように見えた。その方はこうした取りまとめの仕事の力に長けていて、何ら心配いらないと思った。


するといつの間にか引っ越しの時間が来ていて、体育館の外に待っていた父の車に段ボールを数箱乗せてもらうことにした。今朝方はそのような夢を見ていた。とりわけ、友人から言われたことが印象に残っている。


書籍を手放すという小さな視点であのやり取りを見るのではなく、もっと大きな視点で手放すという行為を見ることができるかと思う。おそらくそれはまず最初に探究の手放し、実践の手放しを示唆しているのではないかと思う。


探究や実践を全て手放すのではなく、手放す時期に差し掛かったものを手放していくこと。それによってまた新たに何かを深めていくことができるということ。今朝方の夢はそれを伝えようとしてくれているのかもしれない。フローニンゲン:2021/4/13(火)07:00


6822. 買い物から帰ってきて


時刻は午後5時を迎えた。今日も気がつけばこの時間帯になっていて、もう少ししたら夕食を作り始めようと思う。


先ほど近所のオーガーニックスーパーに立ち寄った。厳密にはその前に、近所のコピー屋に立ち寄り、そこで郵便物を受け取った。先日注文した湯たんぽが昨日郵便受けに入らなかったので、郵便物の保管所である近所のコピー屋に足を運ぶ必要があったのだ。


その道中、ランニングをしていると、偶然家のオーナーのペイトラさんに出会った。向こうから笑顔でこちらに向かって来る人がいるなと思ったらペイトラさんだった。


ペイトラさんも郵便受けに入らない荷物を受け取っていたそうだ。どうやら新しい靴を注文していたらしい。


道端で少し立ち話をして、ペイトラさんが10年ぶりに美容室に行って髪を切ってもらったということを聞いた。驚いたことに、これまではオーナーのフレディさんに髪を切ってもらっていたらしく、ストレートな髪型から少しカールがかかった髪型になっていて、それもとても似合っているように思えたのでそのことを伝えた。


担当してくれた美容師さんはシリア人とのことであり、そこからも少しその場で雑談をした。雑談後、近所のコピー屋に立ち寄り、無事に湯たんぽを受け取った。


湯たんぽ1つにしては梱包の箱が大袈裟であり、もっと小さな箱に入れてもらえれば郵便受けに入ったのではないかと思ってしまうほどだった。その箱を持って、市民の憩いの場であるノーダープラントソン公園を横切って行った。


今日は天気が良かっこともあり、公園内には日光浴や運動をする人たち、芝生に横になって本を読む人たちなどがたくさんいた。また、公園内のカフェも賑わっているようだった。


今朝は気温が低かったのだが、日中は太陽の光のおかげで随分と暖かく感じた。最高気温は8度ほどであったが、体感温度としては15度ぐらいのように感じた。


今夜はマイナス1度まで気温が下がるようなので、湯たんぽを購入しておいて良かったと思う。早速今夜新しい湯たんぽを使ってみる。


近所のオーガーニックスーパーのEkoplazaではいつものものを購入したのだが、バイオダイナミクス農法で作られた6個入りの卵を購入することを忘れてしまった。ちょうど明日、かかりつけの美容師のメルヴィンの店に行くので、街の中心部から帰って来る際に、明日にまたEkoplazaに立ち寄って、卵を購入しようと思う。


明日は中央市場がやっていないので、冷蔵庫に残っている椎茸の量を確認して、合わせて椎茸も購入しようと思う。それと中心部から帰って来る際に、行きつけのコーヒー屋に立ち寄って、そこでコーヒー豆を購入しようと思う。


現在の新居では、コーヒーの残りカスが消臭剤としてとても活躍している。虫除けとして、消臭剤の効果が弱まったと感じられるものは家の外に撒くようにしている。


明日は、久しぶりにブルーマウンテンの豆を購入しようと思う。明日店に訪れる際には、先日新しいコーヒーミルを購入した際にもらったコーヒーバッグを持って行き、そこに豆を詰めてもらうことにする。そうすれば、エコであり、同時に割引きがなされるのだ。買い物1つ取ってみても幸福感を感じられる毎日だ。フローニンゲン:2021/4/13(火)17:15


6823. 順調に進む探究活動


夕方の穏やかな太陽光が地上に降り注いでいる。依然として続く長い冬の時期において、暖かい太陽の光は万物を幸せにする恵みのような存在である。


「政治神学」という言葉の海の親でもある政治哲学者のカール·シュミットの言葉で言えば、現在の世界は絶えず「例外状態」に置かれているのではないかということについて今朝方考えていた。


コロナの影響も相まって、現代はインテグラル理論で言えば全象限的に絶えず非常事態に晒され続けているような時代だと言えるのかもしれない。例外状態が日常であるという異常な状況の中で私たちは何を考え、何を行い、どのように生きていくのか。そうした問いが1人1人に突きつけられている。


午前中に現在取り掛かっている学術書を音読していると、いくつか読んだことのない著者の書籍の中で大変興味深いものがあることに気づいた。1人は、フリッチョフ·シュオン(1907-1998)というスイスの哲学者の一連の著作である。そしてもう1人、ルネ·ゲノン(1886-1951)というフランスの思想家の一連の著作にも関心を持った。


シュオンの書籍に関しては9冊ほど文献リストに追加し、ゲノンの書籍に関しては6冊ほど文献リストに追加した。その他にも、本日ではないが、インテグラル理論の探究者であれば知っているであろうダニエル·ブラウンや、トランスパーソナル心理学の権威の1人であるマイケル·ウォッシュバーンの書籍もいくつか文献リストに追加している。


霊性学の探究に合わせて、トランスパーソナル心理学に今改めて注目しており、ウィルバーが提唱する「トランスパーソナル社会学」にも関心の輪を広げている。数日前に、トランスパーソナル心理学に関する一連の著作を改めて調査しているときに、この分野の研究拠点として有名なサンフランシスコにあるCIISの教授ジョルジ·フェレールというスペイン人の研究者の著作もいくつか文献リストに加えた。とりあえず、5月に書籍を一括注文する際には、下記のものを購入しようと考えている。


1. Pointing Out the Great Way: The Stages of Meditation in the Mahamudra Tradition

2. Pith Instruction for A Khrid rDzogs Chen

3. Revisioning Transpersonal Theory : A Participatory Vision of Human Spirituality (Suny Series in Transpersonal and Humanistic Psychology)

4. Participation and the Mystery: Transpersonal Essays in Psychology, Education, and Religion

5. The Participatory Turn: Spirituality, Mysticism, Religious Studies

6. Embodied Spirituality in a Sacred World (Suny Series in Transpersonal and Humanistic Psychology)

6. Transpersonal Psychology in Psychoanalytic Perspective (Suny Series in the Philosophy of Psychology)

7. Logic and Transcendence: A New Translation with Selected Letters

8. Transcendent Unity of Religions

9. Language of the Self

10. Survey of Metaphysics and Esoterism

11. The Transfiguration of Man

12. The Essential Frithjof Schuon (Library of Perennial Philosophy)

13. Adastra & Stella Maris: Poems by Frithjof Schuon

14. Songs Without Names, Volumes I-VI: Poems by Frithjof Schuon

15. World Wheel, Volumes I-III: Poems by Frithjof Schuon

16. The Crisis of the Modern World (Collected Works of Rene Guenon)

17. The Multiple States of the Being (Collected Works of Rene Guenon)

18. Theosophy: History of a Pseudo-Religion (Collected Works of Rene Guenon)

19. The Essential Rene Guenon: Metaphysics, Tradition, and the Crisis of Modernity

20. The Spiritist Fallacy (Collected Works of Rene Guenon)

21. The Underlying Religion: An Introduction to the Perennial Philosophy


非常に嬉しいことに、フリッチョフ·シュオンは、生涯に渡って詩作を行っていて、3500ほどの詩を残したそうだ。彼の詩集も3冊ほど上記の中の文献リストの中にある。


上記の書籍について購入前に再度吟味をするが、おそらくそのほとんどを5月に購入することになるだろう。書籍が届き次第、これらの書籍も音読をしていこうと思う。新居に引っ越してから探究がますます進んでいることを実感する。フローニンゲン:2021/4/13(火)17:32


【追記】

本日の午後に幸福学の提唱者である慶應大学の前野先生とオンライン対談をさせていただき、その中で、成人発達理論と密接に関係しているであろう『老年的超越』という書籍をご紹介いただいた。この原著である"Gerotranscendence: A Developmental Theory of Positive Aging"も購入リストに加え、5月の一括注文の際に購入してみようかと思う。


出版社がSpringerであるから、相当に実証科学的な内容なのだと推察される。購入前に再度中身検索をしておこう。フローニンゲン:2021/4/13(火)17:36

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