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5889-5890: アートの国オランダからの便り 2020年6月8日(月)


No.620 雨中の虹_A Rainbow in the Rain

本日の言葉

It is the mind that thinks in one direction, regardless of subject. Takuan Sōhō

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本日生まれた13曲

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タイトル一覧

5889. 今朝方の夢

5890. 紫竹ガーデンと幸福駅

5889. 今朝方の夢

時刻はゆっくりと午前6時に向かっている。今この瞬間は、空にうっすらとした雲がかかっているが、幸いにも今日は晴れのようだ。

数日前の天気予報から変化があり、今日と明日は晴れるとのことなので、今日は近所のスーパーに行き、明日は街の中心部のオーガニックスーパーに行こうと思う。明日は、ある画家の方とお話をさせていただくミーティングがあり、それに向けて、今日はその方の画集を眺める時間を作りたいと思う。

本日も、まずは今朝方の夢について振り返り、その後早速、早朝の創作活動に入っていこう。

夢の中で私は、ドイツ人が経営するおしゃれな飲み屋にいた。その店は、ビールがうまく、食べ物も美味しいことで評判だった。

小中学校時代の友人数名とその店に行き、店の中での会話はとても弾んでいた。店の雰囲気も評判通り大変良く、その日は幸いにも人が多くなく、とても落ち着いた雰囲気を発していた。

普段はアルコールを口にしない私も、その日だけは少しばかりアルコールを口にし、店を出る頃にはほろ酔い気分であった。いざ会計をしようとする時に、大柄なドイツ人の男性が会計を担当してくれ、彼は片言の日本語とドイツ語を交えながら話をしていた。

会計の際に、支払い金額は1人1300円と非常に安く、私は大いに驚いた。最初私が1000円札と500円硬貨を置くと、会計の男性は、できるだけぴったりとお金を払って欲しいような表情をした。

それを察して私は、自分の財布の中を念入りに確かめ、100円玉が2枚と、50円玉が2枚あることに気づいた時には、酔いの影響もあってか思わずはしゃいでしまった。いずれにせよ、私が小さな硬貨を払ったことによって、残りの友人たちもぴったりの金額で無事に支払いを済ませることができた。

会計を済ませ、もう一度自分の財布の硬貨を入れている場所を除くと、そこに光る宝石のようなものが2つあり、それはなんだろうと思いながらも、また後で確かめようと思って店を後にした。店を出ると、ポツポツと小雨が降ってきた。

友人たちと私は、ゆっくりと街を歩きながら、明日の予定について話し合っていた。明日は全員、学校の授業があるようだった。私は、雨の日はあまり学校に行きたいと思わず、とはいえ明日の授業を休むと、その授業の単位が危うそうだったので、明日はなんとか学校に行こうと思った。

友人と別れてからも、私は引き続き街の中を歩いていた。ちょうど住宅地に差し掛かった時に、駐車場のような空き地を見つけた。

気が付くと、私はその空き地の中心にいて、地面に青と黄色で渦のような絵を描き始めていた。そして絵が完成すると、突如として、自分の身体の中でエネルギーの上昇を感じ、背骨から百会のツボに向かってエネルギーが上昇していった。

エネルギーの渦が百会のツボを抜けて行った後、何か不思議な感覚が身体を包んでいた。そこで私は我に帰り、再び歩き始めた。そこで目が覚めた。

夢の中で現れた2つの宝石が何を象徴しているのか気になったので、早速ドリームディクショナリーを調べてみたところ、宝石は、心理的·スピリチャル的な豊かさを象徴するとのことだった。確かに、今の自分の日々の様子を眺めていると、それは的を射ているように思う。

夢の最後の場面でエネルギーの上昇を感じた点も、そうした心理的·スピリチャル的な発達と関係しているのではないかと思われる。フローニンゲン:2020/6/8(月)06:12

5890. 紫竹ガーデンと幸福駅

つい今し方夕食を摂り終え、今は再び書斎にいる。今日は午後から太陽の姿を拝むことができ、日光浴を楽しみながら読書を行っていた。

午後7時を迎えた今も、優しげな夕日を拝むことができる。そよ風に身を任せながら、1羽の鳥が夕暮れ空を舞って行った。

今日も平穏な心を持って創作活動に従事していた。午後には1件ほどオンラインミーティングがあり、創作活動と協働プロジェクトの仕事がとてもいい塩梅で進行している。

今日もまた、前野先生に送っていただいたご著書を拝読しており、今日は2冊を読み終えた。どちらも共に幸福に関するものであり、その中の記述で印象に残っているものがある。

1つには、人は美しいものを鑑賞するよりも、自ら自分が美しいと思うものを創造することによってより幸福感を感じるという調査結果である。これは私自身も実感しており、以前までであれば、私は単なる芸術の鑑賞者だったのだが、そこから作り手に回ることによって、自分なりに美しいと感じるものを作る過程の中で、絶えず幸福感を味わっていた。

その幸福感は、確かに鑑賞中のものよりも質的に深いものがあるように思える。ちょうど今行っている「一瞬一生の会」で、創造性を取り扱う回があるので、その際にこの点について何か話ができたらと思う。

引き続き美しいものを鑑賞することを続けていくが、それ以上に、自ら自分なりの美を追求する形で創造活動に励むこと。そちらをより大切にしたい。

その他にも書籍の中に、北海道の帯広にある「紫竹ガーデン」について言及がなされていた。このガーデンは、紫竹昭葉さんという方が営んでいるものらしく、早速調べてみたところ、数々の美しい花々が咲き誇っている姿に大変感銘を受けた。

前野先生が幸福について取り扱っている書籍が導いた偶然なのか、紫竹ガーデンを地図上で調べていると、最寄駅の名前が「幸福駅」となっていた。ここにも偶然と運命の双方を感じ、いつか北海道に足を運んだ際には、ぜひこの駅で下車して、紫竹ガーデンを訪れたい。日本に一時帰国する楽しみがまた1つ増えたことはとても有り難い。

そういえば、昨日の朝に虹が見えていたことをふと思い出した。昨日の朝は、雨雲の隙間から太陽が顔を覗かせていて、そこから虹が姿を現していた。

ちょうど書斎の窓から真っ直ぐの方向に虹が見え、しばらく自然の神秘を味わっていた。ここからの季節、また虹が見えることがあるだろう。その際には、逐一手を止めて、ぼんやりと虹を眺め、その美しさと同一化しよう。フローニンゲン:2020/6/8(月)19:21

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