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3646. 因数分解とコンマ数秒の世界


つい先ほど、一日分のコーヒーが出来上がった。書斎の中にはコーヒーの良い香りが漂っている。

こうした香りから喚起されるものも曲として表現していきたいと思う。そこに向けた学習と実践を今日も行っていく。

今朝方の夢について先ほど書き留めていたが、夢にはまだ続きがあったことを覚えている。それについても書き留めておきたい。

夢の中で私は、実際に小学校の時に所属していたサッカーチームの練習場にいた。そこでは、同じ学年同士でミニゲームを行っていた。

その試合の中では、私は普段とは異なる左サイドのポジションにいた。一列後ろの左サイドバックの友人と常に何かを話ながら試合を進めている自分がいた。

ある時、相手選手がゴール前のライン際で大きなミスをし、コーナーキックになった。私はおもむろにコーナーの隅に行き、自分がコーナーキックを蹴ろうと思った。

しかし、左サイドバックの友人でも十分に良いボールを蹴れるだろうと思ったので、彼に任せることにした。彼にコーナーキックを任せることを伝えると、彼は嬉しそうだった。

とは言え、私は彼にゴール前にボールを上げるのではなく、ショートコーナーの形ですぐに自分にボールを渡してほしいと伝えた。というのも、相手チームの選手はゴール前だけに固まっており、さらには、ペナルティーエリアのボックスの左隅から右足で反対サイドのゴールネットに向かってシュートを入れるイメージがその時すでに鮮明にあったので、すぐに自分にボールを渡してほしいと考えていたからだ。

友人は忠実にそれを実行してくれ、理想のポジションで自分の足元にボールが来た。いざシュートを打とうとした時に、数学の問題が脳裏をよぎった。それは因数分解の問題であり、回答は「close-close」あるいは「close+open」という二つのものだった。

一瞬私はそれは一体どのような問題なのだろうかと気になったが、おそらく累乗の混じった因数分解だろうと察しがついた。だが、回答が「close-close」か、「close+open」のどちらかだという点が少し引っかかっていた。

というのも、私の頭の中では、出題された問題は、「close^2-open^2」を因数分解するものなのではないかと考えていたからだ。その問題であれば、回答は「(close+open) (close-open)」となるはずであり、最初に頭の中に浮かんだ回答とは異なるものだった。

そのようなことを考え、ハッと我に帰ってみると、どうやら自分がイメージしていた通りのシュートがゴールに決まっているようだった。私は実際には、自分がシュートを蹴る場面も、ゴールが決まった瞬間も見ていない。

そして最も興奮するであろう、シュートしてからボールがゴールに向かっていくまでのコンマ数秒の光景を見逃していたようだった。コンマ数秒でありながらも、時間が緩やかに流れるかのようなその瞬間に立ち会えなかったのは残念であったが、すでにゴールに入るイメージが鮮明なものであれば、脳内で他の何を考えていようが問題はないことを知った。

そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2019/1/7(月)07:23

No.1551: A Curtain of Cold Rain

The rain becomes heavier, and I can see a curtain of cold rain.

Considering the condition of the clouds in the sky, it will continue to rain for a while. Groningen, 16:42, Tuesday, 1/8/2019

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