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3118. 秋晴れの午後より


つい先ほど昼食を摂り終え、これから午後の活動にゆっくりと取り掛かろうと思う。今日まだ九月の第二週目であるにもかかわらず、早くも寒さを感じている。

だが、そうした寒さの中にあって希望を見出している自分がいるのも確かである。今日の天気は申し分ないほど素晴らしく、晴れ渡る空が自分に希望を与えてくれているのかもしれない。

今はほとんど風が吹いておらず、早朝は特に一切風が吹いていなかった。小鳥たちが木の上で遊んでいるほほ笑ましい姿を見かけた。

早朝にはどこか平穏で幸福な雰囲気が辺りに立ち込めていたのを覚えており、今でもその雰囲気が続いている。念のため確認しておくが、今日は平日の木曜日だ。

欧州で過ごす日々が積み重なっていくにつれて、内なる精神の自由が徐々にもたらされているように思う。日々を落ち着いた環境の中で過ごし、自分のライフワークに邁進していく日々をこれからも送り続けていく。

金銭を獲得するために働くことをやめてから時間が経てば経つほどに、内なる自由がより深さを増していることに注目しなければならない。人間が真に自由を獲得するためには、金銭を獲得するための労働からいかに脱却し、そこからいかに自分のライフワークを日々行っていくかが重要になるのだろう。そのようなことを欧州での生活を通じて頻繁に感じるようになった。

今思えば、日本で働いていた時や米国時代の後半に働いていた時の自分の有り様を信じることはできないが、そうした時代も自己の成熟において必要なプロセスだったのだろう。あの時代がなければ、今の生活はないのだから。

これから午後の取り組みを始めていく。フローニンゲンの町に降り注ぐ太陽の光を眺めていると、秋の活力を感じる。

そして、この土地自体がどこか秋の活力によって満たされているように感じる。そうした感覚を携えながら午後からの取り組みに従事する。

今日は午前中にTOEFLのリスニングセクションの問題を解いた。TOEFL試験の本番は明後日であり、リスニングの仕上がりが良くなったことを嬉しく思う。今日の感覚のまま本番の試験で集中して問題文を聞き、ケアレスミスなく解答を進めていきたいと思う。

リーディングに関しても午前中に一つ問題を解き、読解の感覚は良好である。先月までGRE試験の対策をしていたことが功を奏し、読解の感覚が依然として高いままに保たれている。あとは本番で落ち着いて問題文を読みながらも、躊躇なく次から次へと新たな問題に移っていくテンポを大切にしたい。

今回本番を想定して三つの問題群を解いたところ、合計で10分ほどの時間が余った。本番もこれに類するペースで問題を解いていきたい。

今日はこれからライティング対策をする。設問1に関しては、もう一度どのような語彙や構文を使って文章を書いていくのかを確認する。また、設問2の自由記述に関しては、これまでとは少し異なり、TOEFLの採点官がとりわけ大切にしている幾つかのポイントをより明確に反映するような文章を書くように心がけていく。

特に、出だしに関しては問題文の言い換えから始めるのではなく、自分の主張を打ち出す前の前置きのような一般論を述べ、そこから設問文の言い換えをし、反対意見について簡単に言及し、最後に自分の主張を述べるという形式を意識する。

その後の段落では、スピーキングと同様に、抽象的な議論になることを避け、豊富な具体例を用いながら自分の論をサポートしていく。分量に関しては、これまではGREのライティングと同様の感覚で450字ぐらい書いていたが、400字ほどでも十分であるように思える。

字数を減らしたとしても、具体例を減らすことはせず、むしろ論旨のつながりをより明確なものにするような文章を書くことを意識する。明日にもう一度リスニングとスピーキングについては確認をし、明後日の本番の朝も早起きをし、二つのセクションについて準備運動がてら少しばかり問題を解くようにしたい。フローニンゲン:2018/9/13(木)13:18

No.1311: A Spirit of a Crescent Moon

A crescent moon showed up in the night sky.

Looking at it, I felt as if a spirit of the moon whispered. Groningen, 21:06, Thursday, 10/11/2018

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