今朝は六時半前に起床し、六時半を少し過ぎてから一日の活動を開始させた。起床した頃には、辺りはすっかり明るくなっていた。
今朝は雲がほとんど無い。うっすらと晴れ渡っており、空に何羽かの鳥が舞っている。
ここ数日間はまた寒さが戻ってきて、室内では相変わらず暖房をつけている。書斎の暖房は一日中つけっぱなしにしており、就寝中も書斎の暖房をつけておかなければ一日の活動の開始時にとても寒く感じられる。
昨夜は湯たんぽを再び使い出した。これが五月を目前に控えたフローニンゲンの気候である。
窓の外の穏やかな景色を眺めながら、今朝方の夢について思い出していた。早朝に見ていた夢の中で私は、どこか大きな波止場のような場所にいた。
そこで海を見たわけでも、船を見たわけでもないのだが、そこは波止場の雰囲気を持っていた。その波止場はかなり大きく、たくさんのレストランがあり、その他の商業施設も充実していた。
私は波止場にある中華料理店に足を運びたいと思っており、そちらの方に向かうと、セキュリティーゲートに捕まった。そこは空港にあるセキュリティーゲートと役割は一緒であり、何か危険なものを持っていないかどうかを確認し、身分を確認することが義務付けられている。
前に並んでいた人たちはすんなりとセキュリティーゲートをくぐり抜けて行ったのだが、なぜだか私は入念なチェックを受けた。どうやらランダムでそうした厳密なチェックを行うようになっているらしかった。
なぜだか私は自分のパスポートではなく、父が自分と同じぐらいの年齢の時に撮影した写真が記載されたパスポートを持っていた。これでは身分証明のところで追い返されてしまうと思った。
小柄な一人のオランダ人の中年男性がセキュリティーゲートで人々の対応をしており、私はその人からあれこれと質問を受けた。質問だけではなく、私が顔を偽っていないかを確認するためか、何か特殊なジェルを私の顔に塗り始めた。
もし顔を偽っていれば、そのジェルによって真の顔が露わになるようだった。特に顔を偽ってもいない私は、そのジェルを塗られても別の顔が出てくることはなかった。
検問官の男性：「ご協力ありがとうございました。何も問題ないようです」
私：「それにしてもやけに念入りな検問でしたね」
検問官の男性：「ええ、ここのところ物騒ですから。ちょっと奥にいる者と最終確認をしてきますね」
私：「はい、分かりました」
検問官の男性は、荷物の検査をしている二人の女性の検問官と最終確認をするために、彼女たちの方に向かっていった。すると、一人の女性の検問官が男性の検問官と共に私のもとにやっていた。
検問官の女性：「先ほどはご協力どうもありがとうございました。お礼にこちらをどうぞ」
私：「いえいえ。ん？歯磨き粉？Dank u wel!（どうもありがとうございます！）」
検問官の女性は、随分と時間を取って検問をしたことを私に詫び、検問に協力したお礼として歯磨き粉のチューブを私に手渡した。それを受け取った瞬間は、なぜ歯磨き粉が差し出されたのか理解できなかったが、とりあえずお礼の言葉を述べた。
検問中はずっと英語でやり取りをしていたのだが、最後のお礼だけオランダ語で述べた。すると、二人の検問官は微笑んでいた。
セキュリティーゲートを無事にくぐり抜けると、そこにはレストランがたくさん並ぶフロアが広がっていた。予定していた中華料理店に向かおうとすると、最後にもう一つゲートをくぐらなければならなかった。
そのゲートは、先ほどの空港にあるようなゲートとは異なり、10人ぐらいが入ることのできる公衆電話ボックスのような姿をしており、そこに置かれている一台一台の機械を通じて、自分がゲートの先で何時間過ごすのかをあらかじめ決めたチケットを購入する必要があった。
私の目の前には「五時間」のチケットが買える機械が置かれていたが、五時間は長いと思ったため、三時間のチケットを購入することにした。三時間でも少し長いぐらいだったが、念のためそれぐらいの時間を確保することにした。この公衆電話ボックスのようなゲートを抜けた後も夢は続いていった。
今日はオランダの祝日のようだ。どうやら国王生誕日とのことである。
確かに普段の金曜日以上に静かだ。今日も静かに時が流れ、静かな充実感を感じられる日になるだろう。フローニンゲン：2018/4/27（金）07:19
No.993: Colors and Shapes of Each Emotion
I’ve realized the intrinsic colors and shapes of each emotion, which is quite intriguing, and this emotion also has a unique color and shape. Groningen, 08:24, Monday, 5/21/2018