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2092. 気づきの意識と自己の基底

February 8, 2018

ここ最近のことなのだが、毎日が新たに始まることが不思議でしょうがない。さらには、再び自分として一日が始まることが不思議で仕方ないのである。

 

そのような感覚に見舞われたことはないだろうか。朝目が覚めた瞬間に、再び自分が自分として活動をし始めることの不思議さ。

 

夢を見ない深い眠りの意識の中で、今この瞬間に自分が自分だと思っていたその自分はどこにいたのだろうか。私たちの内側にはこの自分のさらに深い場所にいる自己の存在があるはずなのだが、なかなかそれに気づくことは難しい。

 

いつか私はそれを「自己の基底」というような言葉で表現していたように思う。今この瞬間に自分が自分だと思っている存在は、確かに自分なのだが、それは自己の一側面でしかなく、自己の基底とはかけ離れた存在である。

 

気づきの意識によって気づける自己の向こう側にいる自己に気づく必要がある、というのもまたおかしな話である。究極的には、この気づきの意識さえ溶解させなければならない。

 

何かに気づく自分を滅却した時に初めて、自己の基底が顔を覗かせる。本来は、私たちが何かに気づいているこの瞬間にも、常にすでに自己の基底はそこにいるのである。

 

だが、私たちはそれに気づかないし、気づけない。気付こうとする意識が妨害になっているのである。

 

気づきの意識の向こう側にある意識こそが、自己意識であり、それが自己の核であろう。今このようにして諸々の事柄に気づいている私の向こう側に、私の核たる自己がいる。

 

兎にも角にも文章や曲として気づきの意識を形として具現化させることに従事していると、時に自己の核が顔をのぞかせることがあるから不思議である。

 

今から七年前にカリフォルニアのジョン・エフ・ケネディ大学で「ダイヤモンドアプローチ」という自己探求技法に関するクラスに参加していた時、エクササイズとして一つ面白いものがあった。

 

それは誰かとペアになり、片方の人はもう片方の人に同じ質問を投げかけ続ける。その質問とは、「Who are you?(Who are you exactly?)」であった。

 

意訳をすると、「あなたの本質は何ですか?」とでも言い換えることができるだろう。その質問に対して話し手は何か答えを述べる。

 

しばらく自己を定義づける言葉を話し続け、回答が終わったところで、聞き手は再び同じ質問をする。それが数十分ほど延々と繰り返される。

 

このエクササイズは大変印象に残っている。私は言語的な意味で自らを規定する回答を次々と述べていった。しかし、あるところで私の回答はピタリと止まった。

 

言語で自らを規定する境界線に達したのである。そこから先は言語の及ばない世界が広がっており、私にできた唯一のことは、沈黙することだった。

 

沈黙。もしかすると、それが自己の基底に近づく最良の手段なのかもしれない。

 

もう少し丁寧に言えば、徹底的なまでに自己に気づきの意識を与え、言語的な形で自己の基底に接近し、そこから先は沈黙の波に乗っていくのである。

 

気づきの意識による定義を徹底的に行うことによって、自己の基底に向かう力を生み出し、あとは慣性の法則を活用するかのように、沈黙の波によって自己の基底にまで運ばれていくことを待つのみなのかもしれない。

 

おそらく今日もまた自分としての一日が始まった。一日と自己の新たな始まりに気づくとき、その気づきの意識が芽生えた直後に、自己の基底を垣間見る。フローニンゲン:2018/2/4(日)09:41

 

No.721: Revised Internship Schedule

 

This is the first day of my internship. My first task was to make a new schedule of the internship. 

 

I made an excel file to clarify what I will do during the internship. 

 

Basically, I plan to focus on two types of work: (1) participating in meetings and events about MOOCs as many as possible, and (2) conducting my research on MOOCs. 

 

The former would expand my knowledge about MOOCs, in particular how to develop a new MOOC. 

 

The latter is important for completing my master’s thesis. 

 

Applying my quantification criteria to the data of a specific MOOC would be a beneficial opportunity to elaborate the criteria. 

 

I will do my work based on the new internship schedule. Groningen, 17:03, Monday, 2/5/2018

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