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2054. フローニンゲン大学でのMOOCに関する研究インターン


今日は夕方に、MOOCに関する研究インターンシップのミーティングがあった。インターンシップのスーパーバイザーは、昨年にもミーティングをさせていただいたジャン・ディエナム博士とエスター・ボウマ博士に改めてお願いすることにした。

今日のミーティングは普段足を運ばないザーニクキャンパスで行われたため、ミーティングの行われる建物内で迷ってしまい、ミーティング開始時間に少しばかり遅れることになってしまった。

ミーティングルームに到着すると、ディエナム博士が笑いながら「ここはそんなに時間に厳密ではない」と述べてくださった。

建物内には時間よりも早く到着したのだが、いかんせんミーティングルームが見つからず、ディエナム博士に「迷ってしまったため少しばかり遅れる」という旨の連絡をすると、「レスキューチームを送ろうか?(笑)」というメッセージがすぐさま帰ってきた。

何とか無事に部屋に到着し、ディエナム博士とはおよそ一年振りの顔合わせだったために、最初に少しばかり雑談をした。数分後、ボウマ博士が部屋に入ってきて、そこでも久しぶりの再会をお互いに喜んだ。

しかしどうやら、ボウマ博士はレスキューチームの一人としてディエナム博士に派遣されたらしく、建物の一階に行き私を探してくれていたようだった。そんな形で今日のミーティングが始まった。

お互いの近況報告を簡単に済ませた後に、早速本題のインターンシップについて話を始めた。今回のインターンシップは、私が現在関心を寄せているMOOC(大規模公開オンライン講座)に関するものである。

当初私は自分の研究の一部をこのインターンシップの期間に行いたいと思っており、データの収集から分析までを行えれば理想的だと考えていた。しかし、今日のミーティングを通じて、インターンとしてできることの可能性がより広いことがわかった。

私の研究をあえてインターンとしてデスクを借りてここで行う必要はなく、それよりもむしろフローニンゲン大学のMOOCチームと幅広い業務を協働することの方が学びが深いであろうし、今後の研究にも有益だろうと思った。

実際にフローニンゲン大学のMOOCのディレクターを務めるディエナム博士から、現在進行している複数のプロジェクトの概要を聞いた時、様々な形で私が関与できることがわかった。プロジェクトの中には、まだコンテンツの企画フェーズのものもあり、企画段階のMOOCに関与できる機会は非常に貴重だと思う。

ディエナム博士とボウマ博士と私の関心やニーズは合致しており、インターンとしてできることの範囲は私が想像していたよりもずっと広いことがわかった。二人と意見交換をし、自分の研究をインターンシップの期間に行なうのではなく、まずはMOOCチームのリーダーと協働する中で様々な役割を担っていくことにした。

その過程の中で、MOOCについて私がこれまで知らなかった点が多く明らかになってくるだろうし、今後の研究の幅も広がっていくだろうと思われる。

MOOCチームのリーダーを務める方とは、昨年の秋頃に行われたMOOCに関するワークショップの時に顔を合わせており、彼と協働することが実現されつつあるというのはどこか感慨深いものがある。

今日のミーティングを通じて、インターンシップに対する期待感が随分と増田ように思う。ミーティングを終え、ディエナム博士のオフィスを後にしようと思ったところ、ふと部屋のホワイトボードに目が止まった。

そこには、昨年私がミーティングをした時に書き残した説明文や図がまだ残っていた。 ディエナム博士:「あぁ、それはヨウヘイが昨年書き残したものだよ。消さずに残してある」 ディエナム博士はその後に、「これで私がそのホワイトボードを滅多に使わないことがわかっただろう(笑)」と冗談交じりに発言を付け加えた。

一年前に書き残した自分の説明文や図を見ながら、今日このようにして再びディエナム博士とボウマ博士と話をしていることがとても尊く、感慨深いものに思えた。2月からこのオフィスでインターンとして働くことが非常に楽しみだ。フローニンゲン:2018/1/25(木)18:25

No.689: A Cryptic March

Have you ever incidentally noticed that you are engaging in the act of a cryptic march in your life?

Our life is full of mysteries.

Both unpacking each mystery and living with a mysterious march might be the essence of our life. Groningen, 15:15, Friday, 1/26/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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