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1837. 文献調査の進展


今日も断続的な雨が降り続ける一日だった。しかし幸運にも、午前中に「システマティックレビューの執筆方法」のコースに向けて自宅を出発した時は晴れており、クラス終了後も晴れ間が広がっていた。

こうした一瞬に現れる晴れの姿は、私の心に爽快感を吹き込み、開放的なものにしてくれる。翻って夜の八時を迎えた今はまた、ポツリポツリと静かな雨が降っている。 本日の午前中に参加した、システマティックレビューに関する第三回目のクラスはいつもと同じように大変実りの多い内容だった。前回に引き続き、受講者はジョージア人のラーナと私の二人だけだが、クラスの人数が少ない分、絶えず担当教授と密な質疑応答ができることは喜ばしい。

前回は、実証教育学のプログラム長を務めるマイラ・マスカレノ教授がクラスを担当したが、今日はマヨレイン・デウンク教授がクラスを担当した。有り難いことに、クラスの最初の30分間は、初回と第二回目の課題に関して私が持ち寄った六つの質問に関するディスカッションを三人で行う時間となった。

大人数のクラスでは、このように私一人の質問に30分という時間を割くことなど不可能であるため、このような少人数のクラスの恩恵を改めて強く感じる。こうした状況と全く同じなのが、今週の木曜日に行われる「応用研究手法」のコースである。

このコースも、ラーナと私しか受講者がいないため、担当教授のロエル・ボスカー教授と毎回密なディスカッションを行うことができる。 本日のクラスでは、文献調査の際のデータベースの活用法の中でも、とりわけどのような観点でキーワード検索を行っていくかをまず学習した。これまであまり意識することなくキーワード検索を行っていたが、本日のクラスを通じて、実際にはキーワード検索とは奥深いものであることを思った。

自分の検索方法を見直さなければならない。今回のコースがシステマティックレビューの執筆に関するものである都合上、大量に集められた文献に対して、どのような基準で論文を選定・除外していくかを深く学んだ。

このコースが秀逸な理由は多々あるが、その一つとして、クラスで学習した観点や理論を即課題の中で適用することが要求されていることにある。いつも私はクラスが終わったその日か次の日に課題に取り組むようにしており、学習した観点や理論を実践を通じて学び直すことができる機会があることに対して、いつもその意義を感じる。

概念的なものであればあるほど、とかく実践をないがしろにしがちであるが、そうではなく、むしろ概念的であるからこそ実践を通じて学習を進めていくことがとりわけ重要になる。これは日々の学術探究や作曲実践を通じて痛感することである。 今日はクラス終了後、夕方からMOOCsに関する査読付き論文をデータベースで検索をし、500本ほどの論文に対して、そのタイトルと概要を確認し、自分の研究に活用できるものを精査していった。500本のうち、7本ほどが必読のものであることがわかり、それらを印刷するしてこれから読み込むことにした。

先ほどMOOCsの論文に対して行ったことを、明日はフラクタル分析の手法に関する論文に対して行う。そこでもまた、自分の研究に活用できる10本ほどの査読付き論文を得ることができれば幸いだ。2017/11/28(火)20:14

No.482: Learning Material as Spiritual Food

From today’s reading, the most inspiration term coined by Dewey was that learning contents should be “spiritual food.”

Learning material should be alive and must nurture our souls.

Both children and adults in this modern world tend to learn too much dead knowledge.

Yet, knowledge is inherently alive with vital energy to cultivate and awaken us. 08:53, Wednesday, 12/6/2017

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