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1557. 余白の重要性と「銀行型教育」の弊害


今朝は六時を少し過ぎた時間に目覚めた。フローニンゲン大学で過ごす二年目のプログラムの第二週が始まりを告げた。

起床直後のダークブルーの空も、シャワーを浴び終えた頃にはライトブルーの空に変わりつつあった。そのおかげもあってか、目の前を通り過ぎる黒い鳥たちの姿がよく見える。

今日も、自分の内側の燃焼過程に忠実となる、活動的な日になるだろう。一昨日と同様に、昨日も夢を見ていたのだが、どうも印象が薄い。

無意識の世界が不気味な落ち着きを放っている。ただし、昨夜の夢に関して一つだけ印象に残っているのは、夢の中で川端康成と三島由紀夫が現れたことだ。

厳密には、私が二人の視点に交互に立ち、何やら会話を行うというものだった。しばらく二人の役回りで会話をしていると、突然三島氏が消えた。

それは一時的な意味で消えたのではなく、永遠の意味で消えたのだ。そこで、川端氏が一言つぶやいた。

「非常に残念な死に方をしたものです」

前後の文脈はもはや覚えていない。川端氏が漏らしたその一言が何度も頭の中に響き渡る。そのような夢を見たのが昨夜だった。 昨日について改めて振り返ってみると、自分の内側に余白を作りながら探究を進めていくことの大切さを実感した。探究に絶えず従事していたとしても、探究内容を自分の内側に詰め込んではならない。

それは早晩消化不良を起こし、探究の速度も質も落とすことになるだろう。とにかく内側に余白を維持したまま、徐々に咀嚼されていく探究項目が、育っていく空間を与えることが重要である。

昨日はとりわけそうした意識を強く持っていたため、自分の内側にいつも以上に余裕があり、それでいて探究項目が身になっていく確かな感覚があった。教育哲学者のパウロ・フレイレが指摘しているように、知識を単に詰め込む「銀行型教育」を自らに施してはならない。

自分の身に浸透するような形で少しずつ知識項目と向き合っていくのだ。次から次に知識項目に飛び移っていくのではない。

そうした知識の詰め込みは、遅かれ早かれ破綻をきたす。新たに入ってくる知識が、既存の知識と結びつくような形で、これまでに構築した知識体系と関連付けながら、新たな知識項目と向き合っていくことが重要になるだろう。

昨日、意識的に普段よりも探究速度を緩め、一つ一つの知識項目と余裕を持って接していると、知識体系のネットワークがむしろ活発に関係を結び合っているのがわかった。

もしかすると、新たな知識を内側に取り入れた時、そこに移動を許す十分な余白があれば、その知識は自由に動き回り、既存の知識体系のネットワークのどこに自分が結びつけばいいのかを自発的かつ活動的に探すことができるのではないかと思う。

いずれにせよ、昨日の体験からは学ぶべきことが多くあり、今日からも内側に余白を作りながら、焦ることなく、そして無駄に知識を詰め込むことなく自らの探究に従事したいと思う。2017/9/18(月)06:44 No.203: Affection for Writing Looking back what I have done today, I just kept writing and writing.

Particularly, I wrote for an assignment of the course that I am currently taking. Scientific writings are inevitably distinct from personal reflective writings.

However, my inner rhythm in the process of writing is almost the same in both writing styles. As I mentioned before, I am being captivated by the constructive nature of writing.

Since human beings are constructive creatures, my affection for writing is innate and normal. 20:06, Tuesday, 9/19/2017

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