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1551. 探究サイクル


昨日から暖房をつけ始め、就寝時には湯たんぽを使うようになった。まだ九月半ばだというのに。

今朝も足元が冷えるため、暖房をつけることにした。今日は土曜日であるが、普段と一切変わらずに学術研究と作曲実践を行っていこうと思う。

まずは午前中に、「評価研究の理論と手法」のコースの後半で取り上げられている“Experimental and Quasi-Experimental Designs for Generalized Causal Inference (2002)”の二読目を進めていきたい。

月曜日は、このコースの二回目のクラスがあるが、今日読み進める箇所は第五回目と第六回目のクラスで取り上げられる箇所だ。このコースが自分の研究や実務にもたらす意義を考えた場合、このテキストに記載されている内容を是非とも深く理解したいと思う。

しかし、このテキストは簡単に消化できるようなものではなく、そのため、何度も繰り返し読む必要がある。今、このテキストを再読しているのもそのためだ。

実際のクラスが始まる前に二読目を終えておき、クラスの前日に簡単に三読目を行う。そして、クラスから自宅に戻ってきた後に、要点とキーワードの確認を兼ねて、簡単に四読目を行うということを心がけている。

それぐらい繰り返し学習しなければ、学習内容が真に我がものになることはない。その他にも心がけていることは、とにかく知識を無理に詰め込もうとしないことだ。

以前の私であれば、このような分厚いテキストでさえも一日で読もうとし、そのテキストを読み終わったらすぐに次のテキストに移るということをしていた。実はこれはかなり問題のある学習方法である。

知識が自己の深層に浸透していくような時間的余裕を与えることがとても大切である。つまり、次から次に知識を取り入れようとするのではなく、何らかの知識項目を取り入れたら、その上にまた新しい知識項目を覆い被せるのではなく、あえて余白を作るのである。

一冊のテキストを読んだら、次のテキストに移るのではなく、短くてもいいので少し休憩を取り、自分の考えなりを言葉としてまとめていくのである。また、テキストの全てを一気に読もうとするのではなく、あえて分けて読むということも大事になるだろう。

今の私が採用しているのもこの方法だ。テキストの数章を読み終えたら、そこで一旦休憩を挟む。

それまでのところで湧き上がった自分の考えなどを書き出したり、立ち上がって少し体を動かすなどの休憩を挟む。読むことと書くこと、そして短い休憩が何度も続くサイクルの中で日々の探究が行われていく。

今日もそのような形で探究が進んでいくだろう。今日は上述したテキストの中の三つの章を読み、久しぶりに和書を読みたいと思う。そうした読書の合間合間に、文章を執筆することがあり、短めの作曲実践がある。

明日は日曜日であるため、月曜日のクラスで取り上げられるテキストと論文の三読目を行ったら、後は和書を読んだり、作曲実践を行うなど、ゆったりとした休日を過ごしたいと思う。2017/9/16(土)

No.197: Existentiality in Writings I can recently see myself in my writings.

Some people might argue that it is obvious because I am the author. Yet, the story is not so simple.

I am pointing out here the extent of embodiment of the author in his or her writings. Over several years, I have struggled with this issue even when I write in Japanese.

In a word, the issue is the absence of an author in writings. “Authoring” is not just writing objective phenomena but inscribing own existentially.

I will never write in the way that I cannot see myself in my writings. My writings should reflect my existentiality and uniqueness. 16:17, Monday, 9/18/2017

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