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9994-9997: フローニンゲンからの便り 2023年3月3日(金)



No.4525 聖なる波紋_A Sacred Ripple


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本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9994. 今朝方の夢

9995. 実在を捉える眼

9996. 箏の稽古(66):タスクを分けて練習すること

9997. IELTSの公式ガイドブックを受け取って


9994. 今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えた。今、空が蒼く輝き始めている。3月に入り、日の出もすっかり早くなった。確かに今の気温はマイナス1度と低いが、昨日のように快晴の日が増えて来ていることは春の接近を感じさせてくれる。今日も日中は8度まで気温が上がり、天気も良いようだ。ところが打って変わって、来週の月曜日からは連日雪マークが付いていて、再び冬に戻るような感じである。このようにして季節は変動しながら進んでいく。それは人間の発達と同じである。


今朝方の夢をいつものように振り返っている。夢の中で私は、見慣れない体育館の扉の前に立っていた。扉を開けると、中では数人の学生たちがバスケをしていた。よくよく見ると、そこに中学校時代の後輩たちがいたので、彼らに混じってバスケをしようと思った。準備運動を1人で行なっていると、後輩のうちの1人が話し掛けてくれた。彼としばらく雑談をしながら準備運動を進めていき、それが終わると、いざバスケを始めた。後輩たちと一緒にバスケをするのは楽しく、終始笑顔が絶えない形でバスケを楽しんでいた。そのような場面があった。この場面において話しかけてくれた後輩というのは、実際にも自分に対して親しみを持って接してくれていた後輩だった。彼がなぜ今朝方の夢に現れたのかは理由が全く分からない。それを知っているのは自分の無意識だけだろうか。あるいはその彼の無意識と集合意識が知っていることなのかもしれない。


それ以外には、見知らぬ外国人が運転する車に乗っていて、今から車庫に入ろうとする場面もあった。私は彼にあとどれくらい下がることができるかを伝えることをしていて、彼は私の指示通りに車を動かしていた。車庫の壁に当たりそうになるギリギリで見事に車を停車させた時、彼の駐車技術の高さを目の当たりにしたように思った。自分だったらこんなにも速やかにそれでいて正確な形で車を駐車できないと思ったのである。彼は何食わぬ顔で運転席のドアを開け、外に出た。そのような夢を見ていた。旅から帰って来て随分と落ち着いたので、夢も少しずつ旅の時とは異なる雰囲気になり始めているのを実感する。夢と身を置く環境はどうやら特殊な対応関係があるらしい。フローニンゲン:2023/3/3(金)07:00


9995. 実在を捉える眼


時刻は午前8時を迎えた。今、光に包まれた朝の世界の景色を書斎の窓を通じて眺めている。光に満ちた世界を眺めていると、こちらの心も光で満たされるような感覚になる。世界と心は繋がっているのだ。実在と自分の存在との繋がりについて思いを馳せる。実在そのものとその全体を認識を通じて捉えることができなかったとしても、自分という存在を媒介にして実在の写像としてその一端を捉えることならできる。そして、写像側から広大無辺の実在の方を覗き込んでみると、これまで見えなかったような実在の世界が垣間見える。実在と自分の認識との関係性については、昨日から始まった思弁的実在論の講座が大きな役割を果たしてくれると思う。昨日のクラスのやり取りを受けてそれを確信している。実在を捉える自分のレンズの解像度が上がり、実在を自分の認識世界に映し出す写像の解像度もきっと上がるはずである。そのような予感と確信がある。


今日は旅から帰って来ての初めての箏のオンラインレッスンがある。先月は先生の都合により1ヶ月休みとなったが、今月はまたこれまでと同じく月に3回のオンラインレッスンを受ける予定だ。この1ヶ月の間にも自主稽古を続けていて、歌いながら演奏できる曲のレパートリーは着実に増えている。今は3曲ほどを新たなレパートリーに加えるべく日々練習をしていて、それぞれの曲に対する精度を高めていくことはしばらく続きそうである。それを毎日楽しみながら行なっている。


今日からはIELTSの対策を本格的に行おうと思う。今週末には来月の中旬に行われる試験の予約をしておきたいと思う。TOEFLはこれまで何度も受験しているが、IELTSに関しては初めてなので、今回の受験を通じてもまた新しいことが色々と学べるだろう。こうした試験の機会というのも自己を深めるための貴重な体験としたい。一昨日に購入したIELTSの公式ガイドブックが昨日届けられたのだが、不在届となってしまったので、今日の午後に指定先の場所に行ってそれを受け取ってこようと思う。日々楽しみとして行なっていることは色々とあるが、IELTSの対策も楽しみの1つとしたい。それは後に控えているGREの対策でも同じことである。フローニンゲン:2023/3/3(金)08:18


9996. 箏の稽古(66):タスクを分けて練習すること


ZoomのID発行に関する問題が生じて、今日の箏のオンラインレッスンは明日以降に延期になった。なので先ほど自主稽古をしていた。今回から横譜ではなく縦譜を用いて演奏していくことになり、箏らしくなって来た。文化箏では横譜を用いるのだが、一般的な箏は縦譜を用いる。縦譜固有の表記法があり、それについて先生にいつか尋ねたいものがあるので、明日か明後日のレッスンではそのあたりを尋ねていこうと思う。これまで『糸』の曲をレパートリーに加えるために行っていた練習と同じく、まずは演奏することと歌うことのタスクに分けて、それぞれのタスクの完成度を高めていくことを意識していく。最初からそれらを組み合わせて行おうとするとタスクレベルが一気に上がってしまい、どちらもうまくいかない。またどちらの技術的な成長も鈍化してしまう。なのでまずは片方のタスクに絞って、とりわけ演奏技術を高めることを優先させていく。その合間合間に歌詞を歌ってみることを挟んでいくと、良い塩梅で進展していく。演奏技術がある程度高まって来たときに直面する問題として、今の調弦の音程に歌が引きずられないようにすることである。もちろんさらに音を下げて調弦することもできるのだが、そうなると楽譜を自分で書き換えていかなければならないので面倒である。楽譜に記載されたCメイジャーの音を演奏すると、中には自分の声域を超えた音が出てくるのでそれに引っ張られないようにすることが重要になる。そのためには、タスクを分けて歌い込んでいく必要がある。自分の音程で伴奏なしで歌えるようになってくると、箏の音に引っ張られずに演奏しながら歌うことができる。夕方か夜にまた箏の稽古をすることに加え、今練習している曲については歌詞を暗記し、歌い込んでいこうと思う。フローニンゲン:2023/3/3(金)11:37


9997. IELTSの公式ガイドブックを受け取って


時刻は午後5時を迎えた。今日は夕方に近所のショッピングモールに行き、不在届になっていたIELTSの公式ガイドブックを受け取った。ケンブリッジ大学がバックについているためか、公式ガイドブックはTOEFLのものよりも遥かに立派であり、IETLSの対策は単なる試験の対策ではなく、もう一度4技能をブラッシュアップするための貴重な場として活用したいという動機が高まる。早速パラパラと中身を眺めてみたところ、明日から本格的にこのガイドブックに取り掛かることが楽しみになっている。試験の対策をこのように楽しんで行えることは幸いである。英語の試験は、今後の自分の人生において絶えず英語を活用して生きていくことを考えると、やはり単なる試験として片付けられないし、そのように片付けてしまうのはもったいないように思う。今回IELTSを受験することを通じて、できる限り多くのことを学びたいと思う。今夜にでもIELTSの試験の予約をしようと思う。早速来月の中旬に行われる試験を受けてみようと思う。


今日は午前中から午後にかけて、公式サイトのサンプル問題を解きながらIELTSの対策を進めていた。すでに英語の技能は高い水準にあるが、それでもIELTS固有の形式に慣れていかなければならないと思った。リスニングにおいてはイギリス英語の発音に耳をもう少し慣らしておくのと、リーディングと同様に、とにかく形式に慣れるということが重要そうだ。リーディングの問題を黙読していると頭に入って来づらいことがあるので、小声でぶつぶつと音読しながら問題文を読むと集中力が高いまま維持されるため、試験本番でもそのように問題を解いていこうと思う。これは特にGREのような難解なパッセージを読ませる試験においても踏襲したいことである。


ライティングに関してはTOEFL以上にスコアが出にくいようなので、8.0以上のスコアのサンプル回答をとにかく音読して、高得点の文章の語彙や言い回し及びその質感を体得してく。試験の日に近づいて来たら実際に自分で一から回答を書いていくという作業をしていく予定だが、それまでは高いスコアのサンプル回答を徹底的に音読していき、その質感を体現させていくことを意識する。その過程の中で言い回しや論の展開の方法などを学んでいこうと思う。


スピーキングに関しても、基本的に8.0以上のサンプル回答の様子を動画で見て、彼らのように話ができるようにしていく。自分の話し方の特徴として、TOEFLよりIELTSのスピーキングの方が行いやすいような気がしている。とは言え、スピーキングのセクションで出題されそうなトピックについては毎日少しずつアウトプットしていく訓練をしていく。これも日々の箏やジークンドーの稽古と同じであり、とにかく練習が大事になる。IELTSのスピーキング用の脳内回路をこれから1ヶ月半かけて構築していこうと思う。即興的に、そして話を膨らませて色々なトピックについて語れるようにしていこうと思う。まずはライティングと同様に、毎日少なくとも1つ高スコアのサンプル動画を見て、回答の水準を知っていく作業をしていこうと思う。フローニンゲン:2023/3/3(金)17:27


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2242, The Real

The real is always manifested as it is.

Its entirety is magnificent.

I can make a linear map for it.

Groningen; 08:27, 3/3/2023


No.2243, Wings for Flying

I have precious wings for flying.

The wings enlarge with my infinite imagination.

Groningen; 08:37, 3/3/2023


No.2244, A Message of Afternoon Winds

I receive a message of afternoon winds.

It tells me that I should fly as far as I can.

Groningen; 12:51, 3/3/2023

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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