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8276-8280: バルト三国からの便り 2022年4月25日(月)



No.3583 リガの宇宙_The Universe of Riga


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1475, A Light-Maker

The world is shrouded by shadows.

Yet, I’m a light-maker to shed light on the world.

That’s my role.

Tallinn; 07:55, 4/25/2022


No.1476, More Beautiful Than Any Art Works

I’m in Tallinn Zoo now.

I’ve spent almost 4 hours here, which is much longer than I expected.

I just forgot time, seeing animals.

I feel that animals are more beautiful than any human-made art works.

It could be so because they are created by the Creator.

Tallinn Zoo; 16:52, 4/25/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8276.【バルト三国旅行記】タリン2日目の朝

8277.【バルト三国旅行記】旅の最中に歩くことの効能

8278.【バルト三国旅行記】タリンで見た最初の夢

8279.【バルト三国旅行記】タリン動物園を訪れて

8280.【バルト三国旅行記】神の眼と動物の眼/エストニアの2人の作曲家との出会い


8276.【バルト三国旅行記】タリン2日目の朝


時刻は午前6時を迎えた。今宿泊しているホテルの自室は25階にあることから、自室の窓の外からは空の様子がよくわかる。天に近い場所にいて、空の様子がいつも以上によく見える。


幸いにもタリンに滞在中は雨に見舞われることが全くない。今日は1日を通して曇りのようだが、明日と明後日は快晴に恵まれる。


今日は午前11時から協働者の方とのオンラインミーティングがある。旅をしていても、このようにオンラインを通じて働けるようになったことは自分にとって便利である。


逆に言えば、旅の最中でも働けてしまうことを嫌がる人もいるかもしれないが、自分の場合は旅の最中に働けることは好都合である。そのおかげで仕事を気にせずにいつでも旅に出かけることができる。


午前中のミーティングまでは、ゆっくりと創作活動を楽しんだり、パソコンのデスクトップにある論文でも読んでいこうかと思う。旅の移動中にデスクトップ上の論文を随分と読んでいたので、デスクトップがだいぶ綺麗になったことは嬉しい。バルト三国旅行はまだ続くので、この調子であればデスクトップ上の全ての論文を読み終えることができるかもしれない。


今日の朝食は午前9時頃から摂ろうかと思う。ホテルの8階が朝食用のレストランになっていて、どのような雰囲気なのか楽しみであり、またどのような食事が提供されるのかも楽しみである。ヴィリニュスとリガのホテルでは、ビュッフェとオーダーの複合形式だったが、その形式も気になるところである。


今日はオンラインミーティングがあるためというよりも、今日は月曜日であるため、観光する場所は少ない。今日は1カ所だけ訪れたい場所があり、それはタリン動物園である。ここはエストニア唯一の動物園で、バルト三国で最も来園者の数が多いらしい。


最後に動物園に足を運んだのはいつか思い出せないぐらいに前のことだが、今回動物園に訪れようと思ったのは、マーシャルアーツの鍛錬の一環としてである。動物の無駄のないしなやかな動きを観察することが、自身のマーシャルアーツのトレーニングに活かせると思ったのである。そうした理由と、純粋に様々な動物を見たいという思いがふと湧き上がったという理由もある。


この動物園には珍しい動物もいるのとのことなので、密かに気分が高揚している自分を見ると、動物へ心が開かれ、動物から多くのことが学べるのではないかと思う。ホテルからは、昨日訪れたオーガニックスーパーの前のバス停から42番のバスに乗っていくのが最も良さそうである。動物園から帰ってきたら、その足で“Estonian Academy of Music and Theatre”という学術機関に行き、そこの書店でエストニアの作曲家の楽譜がないかを確かめたい。タリン:2022/4/25(月)06:39


8277.【バルト三国旅行記】旅の最中に歩くことの効能


つい今し方、今日のタリン動物園の訪問へ向けて、バスのQRチケットを購入した。これはバスだけではなく、トラムなどの公共交通機関においても使えるもので、スマホにダウンロードしたアプリから簡単に購入することができた。


タリンに着いたときに1時間券を自動販売機から購入しており、それは購入してから1時間以内に使わないといけないのか、それとも乗車して機械に読み取ってから1時間ほど有効期限があるのか定かではなかった。おそらく後者かと思うが、それでも確かなことはわからなかったので、その時には1回分のチケットしか購入しなかった。


今、スマホからQRチケットを試しに動物園への往復分を2枚ほど購入すると、有効期限は来年の今日までという表示がなされていたので、このQRチケットは別に1時間以内に使わないといけないという縛りはなく、単純に1回使ったら終わりというものであることがわかった。1時間のものにせよ、1回の使い切りのものにせよ、価格は1.5ユーロだった。


動物園まではホテルから6.3kmほどあり、歩いて行くと片道1時間20分ぐらいかかるので、さすがに今日はバスの力を借りることにした。明日はエストニアが誇るクム美術館に訪れ、すぐ近くのカドリオルグ美術館という美術館に足を運ぶ予定だ。それらの美術館は市内から東に少し外れた大きな公園の中にある。


実はこの公園にはその他にもまだまだ美術館があって、とても見所が多い場所だということがわかる。自分の関心からすると、それら2つの美術館を訪れれば十分だと判断し、明日はまずその2箇所を訪れる。そこから市内に戻ってきて、"Estonian Health Museum"という博物館に行く。ここはリガの解剖学博物館を訪れた際と趣旨は同じであり、人間の身体と健康について理解を深めたいという思いからこの博物館に行く。


2つの美術館からこの博物館までは距離があり、そこでもバスを利用してもいいかもしれないと思ったが、明日は天気が良いようなので散歩を楽しみたいと思った。また、散歩の最中に思わぬ出会いがあるかもしれず、ふと見つけた美術館やギャラリーに立ち寄れる可能性を残すためにも、バスではなく自らの足で歩くということが賢明だ。


バスに乗って移動する際に得られる知覚感覚情報と、歩いている時に得られるそれとは比べ物にならないほど後者の方が情報量は多いのだ。歩くことによって得られる刺激の恩恵を受けるためにも、明日以降はやはり公共交通機関は使わず、晴れの日のタリンを歩いて満喫しようと思う。タリン:2022/4/25(月)07:21


8278.【バルト三国旅行記】タリンで見た最初の夢


時刻は午前8時を迎えた。先ほどSpotifyを通じて見つけたエストニアのピアノ曲を今聴いている。あと1時間ほどしたら朝食を食べにレストランに行こうと思う。


タリンで迎える最初の朝に見ていた夢を振り返っている。夢の中で私は、クイズとマーシャルアーツのトレーニングがセットになったゲームに参加していた。


問題の出題者と思われる外国人が非常に鼻にかかる態度をしていたので、私の気分はあまりよくなかった。その中年男性は他の参加者にも同様の態度で接していて、これ以上その態度がエスカレートするようであれば、しかるべき対応をしようと思った。


そのゲームが後半に差し掛かった時、その男性の態度がいよいよ自分の我慢の限界を超えたので、私はその男性をジークンドーの技を用いて一撃で悶絶させた。一撃ですでにその男性は地面に蹲っていたが、それだけでは自分の気持ちが収まらなかったので、最後に駄目押しでもう一撃喰らわした。


次の夢の場面では、バルト三国の風光明媚な街にした。その日は天気がとても良く、春の陽気を存分に感じることができた。その街で私は、小中学校時代に一番背の高かった友人(YK)を観光案内していた。


自分はその街に住んでいるわけではなかったが、そこを何度も訪れたことがあったので、観光案内できるほどにその地に精通していたのである。自分が観光案内を通じて色々なことを友人に教えると、彼はとても喜んでいて、満足げにしていた。街の外れには港があり、そこに立ち寄った時、海面が太陽の光で煌めいていて、光のダンスをそこに見た。


今朝方はそれ以外にも夢を見ていたように思う。いずれにせよ、今朝方は熟睡することができ、今日の体調は万全である。今日もまたタリンを観光することを通じて、色々な刺激が自分の内側に流れ込んでくるだろう。それがまた今夜の夢を形成し、その夢を通じて自分の内側に治癒と変容が起こっていく。タリン:2022/4/25(月)08:12


8279.【バルト三国旅行記】タリン動物園を訪れて


時刻は午後7時を迎えた。今、タリンの上空に夕日が輝いている。


今日はホテルの朝食を摂った後、タリン動物園に行ってきた。ホテル近くの駅からバスに揺られてしばらくしていると、比較的すぐに動物園に到着した。


動物園に来たのはいつ以来か分からないほどだが、今日は動物園を訪れて本当に良かったと思った。というのも、やはり動物は人間とは違う時間の世界を生きていて、動物たちを眺めていると、不思議と自分の時間感覚が変化したからである。


最初は2時間ぐらいで全て見終えることができるかと思っていたが、結局4時間以上動物園にいた。それほどまでにこの動物園は見応えがあったのである。


タリン動物園はバルト三国の中で最も大きな動物園ということだけあって、敷地は広大であった。象やライオンなどの動物は見ることができなかったが、いくつか印象に残っている動物がいる。1つは、灰色アザラシである。2頭のアザラシが優雅に泳いでいる姿はとても癒され、アザラシをずっと眺めていても不思議と飽きがこなかった。


自分にとっては日本庭園を眺めているかのような癒しがそこにあり、せっかくなのでアザラシを観察して気づいたことを動画を撮影しながらシェアをした。アザラシの愛らしい姿を眺めていると、動物というのは人間が生み出すどんな芸術作品よりも神秘的で美しいと思ったほどである。


アザラシ以外にも、ヒョウ、パイソン、ヤク、孔雀、ニホンザル、カンガルー、フクロウ、ワシなどが印象に残っている。実は動物園に入ってすぐに北極熊を見に行ったのだが、そこには何もいなくてがっかりした。ところが入園から4時間経って帰ろうと思って入り口に向かっていると、そこに北極熊がいるのが見えたのである。


北極熊は熊の中でも大きな部類であり、3m近くの大きさになるものもいると説明に書かれていた。まさにそれくらい大きな北極熊の雄が1頭いて、それよりも少し小さい雌が1頭いたのである。


2頭の北極熊を思い掛けず見ることができたのは本当に嬉しく、しばらく時間を忘れて2頭の熊を眺めていた。2頭が仲良さげに戯れ合う場面があり、それはとても微笑ましかった。


今日は思う存分に動物の時間に浸ることができた。普段社会の中で人間の時間を通じて生活をしているところから離れるような体験ができた。動物をじっと眺めていると、人間社会で行われていることの大半が些細なことであり、むしろ動物が本来持っている自由を喪失して様々なものによってがんじがらめになってしまっているのではないかと思う。


動物のように世界に完全に投げ出される形での自由もまた人間にとっては実存的な不安や恐怖を生むのかもしれないが、そうだとしても、人間が動物から学ぶことは実に多いと感じさせてくれる素晴らしい体験をすることができた。タリン:2022/4/25(月)19:22


8280.【バルト三国旅行記】神の眼と動物の眼/エストニアの2人の作曲家との出会い


神の眼と動物の眼は、等しく人間には捉えられない世界を見つめていて、それらの眼を通じて人間世界を眺めようとしてみることの大切さを改めて思った。それは今日訪れたタリン 動物園が教えてくれた1つの大切なことである。


生命の持つ美しさは、人間が作り出すどんな芸術作品よりも美しいものなのかもしれないと改めて思ったことも印象的である。生命は創造主が生み出したものなのだから、それは当たり前なのかもしれない。


私たちは日常、実に些細なことで悩んだり不安を感じたりするが、その際に神の眼、いやもしそれが難しければ、少なくとも動物の眼でその悩みや不安を捉えてみるのはどうだろうか。そうすれば、きっと自分がどれだけ些細なことに囚われているかがわかるだろう。


今日、動物の世界に参入してみて、人間界の種々の囚われを認識することができたし、動物の世界に触れることは、そうした囚われから解放される優れた実践になりうると思った。もちろん再び日常生活に戻ってくれば、改めてそこで人間界の囚われに捕まることになるのだが、そうだとしても、動物の世界を体感しているのとそうでないのとでは、雲泥の差が生まれるように思ったのだ。動物たちの何ものにも囚われない生き方には、必ず学ばされることがあるはずである。


本日タリン動物園で得られた気づきや洞察は、どれも非常に重要なものであり、まだ消化できていないものも多々ある。ここからのタリン滞在中や、あるいはフローニンゲンに戻ってきてからそれらが咀嚼されてきたら、また何か文章を書き綴りたいと思う。


タリン動物園を訪れた後は、昨日立ち寄った古書店の店員の方に教えてもらった“Estonian Academy of Music and Theatre”という芸術学校に足を運んだ。ここで楽譜が買えるかもしれないとのことだったので、生徒を装って中に入ってみたところ、書店のようなものは見当たらず、トイレだけ借りて建物を出ようと思った。だが、一応確認してみた方がいいと思い、建物の受け付けの女性に尋ねたところ、図書館はあっても書店やグッズショップはないとのことであり、少し残念に思った。


建物を出て、ホテル近くのショッピングモールの中にあるオーガニックスーパーに立ち寄って帰ろうと思ったところ、芸術学校のすぐ横に楽器屋があり、窓際に楽譜が置いていることに偶然ながら気づいた。外から窓を通じて中を覗き込んでいると、店主の優しそうな中年男性が扉を開けてくれた。楽譜があるかを尋ねたところ、あるとのことであり、それを聞いて一気に気分が明るくなった。


楽譜のコーナーに案内してもらうと、そこにはたくさんの楽譜があったが、購入したいのはエストニアの作曲家の楽譜であり、それがちゃんとあるかが重要だった。尋ねてみたところ、店主のその方はある棚からごっそりとたくさんの楽譜を持ってきてくれたのである。それは全てエストニアの作曲家のものだった。


そこからは、食い入るように全ての楽譜を吟味し、自分の心に響いた2つの楽譜を購入した。1冊は、ウルマス・シサスク(1960-)という作曲家の“Starry Sky Cycle for Children”というものである。どの曲もシンプルなのだが、何か惹かれるものがあり、今調べてみたところ、面白いことを知った。


シサスクは幼少期の頃から天体観測に関心があり、太陽系の惑星軌道の計算に基づいて、特殊な音階を生み出していることを知ったのである。それは日本の古典的な音階と偶然にも似ており、楽譜から自分はそれを直感的に感じ取ったのかもしれない。


もう1冊は、マルト・サール(1882-1963)という作曲家の“Piano Works: Vol. III”である。こちらは、ハードカバーの珍しい形式の楽譜である。


実は、第1巻、第2巻もあって全て購入しようと思ったが、第3巻がエストニア民謡に基づいた1番興味をそそるものだったので、第3巻のみ購入することにした。明日の朝にでも、これらの楽譜を参考にしていくつか曲の原型モデルを作成し、いくつか実際に作曲をしてみたいと思う。タリン:2022/4/25(月)21:10

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