No.3029 自画像(その1)_Self-Portrait(Part 1)
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1104, Blue Sky
Oh, blue sky.
You’re the epitome of beauty and eternity.
Groningen; 09:14, 12/15/2021
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本日の3曲
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タイトル一覧
7559. 静かなリフレクション
7560. ロヴァニエミのホテルからの嬉しい連絡
7559. 静かなリフレクション
時がゆっくり流れ、いつの間にか午前9時を迎えていた。今、外の世界に耳を澄ませてみると、数羽の小鳥たちがさえずりをこの世界に授けている。
彼らのさえずりの上に自分は乗っていて、どこかに運ばれていく。空の上にある雲がどこかに運ばれていくのと同じように。
今朝方は夢の世界が幾分落ち着いていた。その中でも、起床直前に何かハッとさせられるような気づきを夢から得て目覚めたことを覚えている。
夢の中に現れた見知らぬ若い女性が、自分に対して何かお告げのようなものを与えてくれ、その内容が示唆に富んでいたのである。そのお告げはこれからの自分を導いてくれるようであり、自分を見守る守護霊のような形で自分を支えてくれているようだった。
自己の精神に肥やしを与えてくれる数々の美的体験。今の自分はそれらに取り囲まれている。
かといって美に溺れているような状態でもなく、美との現在の付き合い方はある意味で健全であり、同時に、どこかのタイミングでより美的陶酔を味わうことを求められるような気もしている。芸術作品にせよ、書物にせよ、そこに体現されている美を作為なしに深く味わう体験を大切にしていこう。
昨夜、いつどこでも作曲をしたいという思いが現れた。これは時折訪れる強い衝動のようなものであり、尚且つそれは毎日大なり小なり感じているものでもある。
今月末のロヴァニエミの旅行中も、自分が感じたままに曲を作っていこう。自分が感じたままに曲をアレンジしていく実践は、自分の曲を生み出す土壌を少しずつ育んでいくことにつながるだろう。
作曲に関しても他の実践と同様に、焦ることなく進めていけばいい。重要なことは、自分が感じるままに曲を作っていくことだ。
それを素直かつ愚直に続けていくことによって、自分なりの型が明瞭な形となって現れてくるだろう。その瞬間はとても楽しみであり、そこに向かう過程とそれ以降もまたとても楽しみだ。フローニンゲン:2021/12/15(水)09:26
7560. ロヴァニエミのホテルからの嬉しい連絡
時刻は午後3時を迎えた。今日は朝から天気に恵まれ、夕方に向かうこの時間帯も優しげな太陽の光が地上に降り注いでいる。気温もそれほど低くなく、とても過ごしやすい。
自分がこの世界から旅立った後の世界に対して、今の自分が何ができるか。それを常々考えることを通じて、自分の取り組みに対してひたむきに従事していく。
当然ながら、自分が生きる同時代への働きかけを絶えず意識するが、同時代だけではなくて、その後の時代に対してどのような働きかけができるのかを常に念頭において探究と実践を続けていく。
静かで穏やかな世界の中に佇む自己。世界も本質的にはそのようにして存在している。
先ほど、ロヴァニエミのホテルから連絡があった。幸いにも、リクエストしていた運河に面した部屋を確保してくれたとのことだった。天気さえ良ければ、部屋からオーロラが見えるかもしれない。
1つリクエストし忘れていたことがあることに気づき、そのお願いもしておいた。当日は、ヘルシンキからロヴァニエミへ寝台列車で向かい、ロヴァニエミに到着するのは朝早い。通常のチェックインだと早すぎる時間なのだが、一応朝からやっているいくつかレストランを見つけたので、そこで朝食ブュッフェでも食べながらゆっくりと時間を過ごそうと思っていたが、それでも午後3時からのチェックインまで時間が余りそうだった。そのため、早いチェックインができないかをリクエストした。
午前中、テクノロジーと倫理、マネーと倫理についての探究を進めていくことについて改めて考えていた。テクノロジーとマネーの世界において、倫理観が欠如した状態は極めて危険であり、そうした欠如状態はそれらで構築されたマトリックス世界をさらに強固なものにしてしまう。そして、マトリックス世界という共同幻想をさらに深めてしまう可能性がある。
この負の連鎖を断ち切るために、1つ倫理の観点からテクノロジーとマネーを考察していくことは重要になるだろう。倫理というテーマは神学的なアプローチからも考察できるものであり、このあたりに探究の焦点を当てていこうと改めて考えていた。
今日はまだ時間があるから、ゆったりとした気持ちで読書の続きに励もう。フローニンゲン:2021/12/15(水)15:26
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