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7493-7495: フローニンゲンからの便り 2021年11月18(木)



No.2943 出会い_An Encounter


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1035, Questions and Answers

Try not to solve your questions.

Instead, just be with your questions.

Then, you will notice someday that you are already in your answers.

Groningen; 08:09, 11/19/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7493. 未知なるサブパーソナリティーと遭遇する夢

7494. オランダの病院を体験して

7495. 今朝方の夢の断片


7493. 未知なるサブパーソナリティーと遭遇する夢


時刻は午前7時を迎えた。この日記を書き終えたら着替えをし、病院に行く準備をしたい。


天気予報を確認すると、幸いにも午前中は天気が持つようだ。昨日念のため隣人のサハルに確認したところ、自転車を使ってもいいということだったので、彼の自転車を借りよう。


午前8時過ぎに出発すれば、予約した時間よりも30分ぐらい前に病院に到着することができるのではないかと思う。今回その病院に行くのは初めてであるから、それぐらい余裕を持っておきたい。


病院に到着したら、診察室に行き、その前で読書でもして待っていればいいのである。さてオランダの病院の雰囲気や医療サービスはどのようなものなのだろうか。それを知れることを楽しみにしておこう。


今朝方は印象的な夢を見ていて、一度夜中に目覚めた。今その夢について思い出そうとしている。


夢の中で私は、おとぎ話の中のようなメルヘンチックな空間にいた。そこはどこまでも続く原っぱだった。その空間にはそよ風が吹いていて、涼しげな風が頬を伝わっていた。


しばらく原っぱを歩いていると、そこで見知らぬ若い女性に出会った。私はそこで彼女と立ち話を始めたのだが、彼女とは初対面のような感じがせず、すぐに打ち解けた。


そこからはしばらく和気藹々と楽しく会話をしていた。そのような夢の場面があった後、次の場面では欧州のある街にいたように思う。


そこは都会なのだが人でゴミゴミしておらず、とても落ち着きがあった。私はその街のそんな雰囲気を好んでいるようだった。その街でも私は散策がてら散歩をしていた。


すると、そこでもまた見知らぬ人と出会い、その場で話をすることになった。今度は女性ではなく、中年の男性だった。その男性とどのような内容について話をしたのかは覚えていないが、そこでは幾分学問的な話をしながらも、雰囲気は先ほどの若い女性と話をした時と同じく和気藹々としていた。


今朝方の夢は共通して見知らぬ人と遭遇し、その人と対話をするというものだった。ひょっとしたら、夢に登場した2人の人物は自分の内側の未知なるサブパーソナリティーなのかもしれない。


自分の中の未知なる女性性の象徴として最初の若い女性がいて、自分の中の未知なる男性性の象徴としてあの中年男性がいたのかもしれない。そんな未知なる自己の側面と対話をできたということは何か意味がありそうだ。


3-2-1シャドーワークの考え方を用いれば、3に該当するシャドーの対象化、すなわちシャドーとの出会いを通じて、2に該当するシャドーとの対話がなされていたように思う。


そしておそらくこのようにして夢について書き留めることによって、未知なるサブパーソナリティーとしてのシャドーを自分の内側に再所有している感覚がある。自分の中で未知だったサブパーソナリティーが一つの全体の中に統合されていく感覚がある。それはまさに3-2-1の1に該当するプロセスだ。フローニンゲン:2021/11/18(木)07:24


7494. オランダの病院を体験して


時刻は午前10時半を迎えた。つい先ほど病院から帰ってきた。


自宅を出発した際にはすこぶる寒かったが、幸いにも帰り際には晴れ間が覗き始め、自転車を漕いでいることがとても清々しかった。今回初めてフローニンゲンの大きな病院に行ったのだが、特に迷うこともなく到着できた。


駐車場に自転車を置いて受け付けに行き、そこで皮膚科のある場所を尋ねた。病院の中で迷っては元も子もないので、すぐに受け付けで場所を尋ねることによって、病院内で迷うことなく皮膚科に到着した。


芸術の国のオランダらしく、病院の壁の至る所に絵画や写真が飾られていて、それらの作品を眺めていると、そこがどこか美術館のような錯覚さえするほどであった。日本の病院にも雰囲気が明るい場所はたくさんあるだろうが、一般的な病院の暗いイメージはそこにはなく、働いている人も明るい表情を浮かべていたのは印象的だ。「病は気から」という言葉にあるように、医療従事者の気が落ち込んでいては、治るものも治らないくなってしまうこともだろう。


皮膚科に到着し、読書をしながら自分の番を待っていると、予約通りの時間に名前が呼ばれた。担当してくれた医者は若いオランダ人で、外見からするにインドネシア系かインド系の血が入っているように思えた。


先生はとても気さくであり、お互いにフローニンゲン大学の大学院を卒業しているという共通点もあって話が弾んだ。また先生自身が20歳までアトピーで苦しんでいた経験があるとのことであり、尚更アトピー患者の状態や症状について共感的理解があったように思う。


先生が述べていたことなのだが、アトピーというのは完全に治ることはなく、今回のように何かのきっかけによってアトピーの症状が現れてしまうことがあるそうだ。これまでの10年間は完全に治ったように思えて、それはアトピーを引き起こしていた何らかの要因から一時的に解放されていたにすぎず、今回はおそらく1日2回浴槽に浸かっていたことが原因で皮脂が過剰に取れてしまい、それが原因で肌の乾燥が進み、痒みが生まれ、そこから負のスパイラルが生まれてしまったのではないかと思う。


念のため先生から食べ物のアレルギーについて尋ねられたり、パジャマや下着の質について尋ねられたりしたが、それらは直接的な要因ではないように思う。いずれにせよ、先生からここ1週間使っていたステロイドよりも1つレベルを落とした塗り薬と、乾燥を防ぐワセリンのような塗り薬も処方してもらった。


念のため、2週間後に薬の効き具合と肌の回復具合を確かめるために再度診察をしてもらうことになった。ベルリン旅行から帰ってきたちょうど次の日にアポイントメントを取り、病院から戻ってきた。


当初はもう肌の調子が良くなっていたので病院にわざわざいく必要もないかと思っていたが、改めて病院に行ってみてよかったと思う。オランダの病院の雰囲気やシステムを体験することができ、またこれまで使っていた薬よりもレベルを落とした薬を処方してもらったことにより、ここから段階的に薬の効力を落としていって、以前のような肌に戻っていくのではないかと思う。


肌の状態が完全に良くなったからといって、先生の指摘にあるように、アトピーがまた何かのきっかけで再燃してしまうことも考えられるので、自分の場合はとにかく保湿を意識し、皮脂を余分に落とさないように心がけたい。


先生もこの時期であれば、風呂に入るのは2日に1回で良いのではないかと述べていたことを覚えておこう。フローニンゲン:2021/11/18(木)10:51


7495. 今朝方の夢の断片


時刻は午後7時を迎えた。今朝方は病院に行き、病院から戻る時間帯には空が晴れ渡っていて、朝の優しげな太陽の光を浴びることができた。


午後からは曇がちとなり、今はもう辺りは真っ暗となっている。この時間帯になってふと、今朝方の夢を断片的に思い出した。


そういえば、ビュッフェ形式で朝食を食べている夢の場面があったことを思い出したのである。夢の中で私は、その前日に筋力トレーニングをしていたこともあり、朝食をしっかり摂ることができて有り難さを感じていた。


卵料理を中心に、良質なタンパク質が豊富に含まれている料理を選んでいたことを覚えている。周りにいたのは外人ばかりであり、見知らぬ人と少し会話をしたことを覚えている。


彼らとの会話は英語であり、非常に和やかな会話だった。朝食を十分に摂り終えた後、そこから自分は自らの取り組みに集中しようと思ったことを覚えている。


今朝方の夢の続きを思い出しながら、明日に向けて思いを馳せている。明日は、発達理論マスターコースの第3回目のセッションがある。


明日は発達測定について主に取り上げる。すでに受講者の方々からの事前課題が続々にコミュニティーの方にアップされていて、先ほど全てに目を通し終えた。多くの方が、対談レクチャーの中で伝えようとしていたことの要点を押さえてくださっているように思う。


明日のセッションでどのようなトピックが話題に上がり、そこからどのようなやり取りが生まれるかを楽しみにしながら就寝に向かおうと思う。今日もいくつか音声ファイルを作成していたが、明日と明後日にはまた音声ファイルをいくつか作成することになるだろう。


明日のセッションが終われば1週間ほど休憩があり、ベルリン旅行から帰ってきての翌々日に第4回目のセッションがある。来週はベルリン旅行を通じて息抜きと休息ができればと思う。フローニンゲン:2021/11/18(木)19:26

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