No.2410 光点_ Dots of Light
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.712, Our Authentic Time
Where is our authentic time?
Our daily time could be commodified and monetized.
It is even technologically manipulated.
Where is our genuine time?
Groningen; 06:24, 6/27/2021
No.713, Lost Humanity
All of us might be lost in the demi-reality.
We see delusions and illusions all the time.
The situation makes us more and more inhuman.
We may have lost humanity long time ago.
Groningen; 06:27, 6/27/2021
No.714, Artificial Intelligence & Artificial Unintelligence
The progress of artificial intelligence is remarkable.
On the other hand, modern people become less and less intelligent.
Ironically, it happens artificially.
Thus, the phenomenon might be called “artificial stupidity” or “artificial unintelligence.”
Groningen; 09:07, 6/27/2021
No.715, An Imagined Reality and the Real
I can imagine anything.
My imagination generates a new imagined reality.
It is also in the domain of the real.
Groningen; 11:27, 6/27/2021
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本日生まれた3曲
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タイトル一覧
7083. ここからしばらくの読書の方向性/今朝方の夢
7084. 「人工愚鈍」の加速/ジャック·エリュールとルイス·マンフォードのテクノロジー批判
7085. マネーとテクノロジーの発達史への関心
7083. ここからしばらくの読書の方向性/今朝方の夢
時刻は午前6時を迎えたところである。今、朝日が仕事場に向かって一直線に差し込んでいる。その光はとても優しく、1日の始まりを感じる。
小鳥たちの鳴き声と共に世界が産声を上げている。今日もまた集中的に読書に取り掛かろうと思う。
先日に届いた26冊の神学関係の書籍とマルクス経済学関係の書籍は全て読み終わり、マネーやテクノロジーに関する書籍を再読するよりも前に、今日からは永遠の哲学の発展に尽力したフランスの思想家ルネ·ゲノンの書籍とトランスパーソナル心理学を含めた霊性学に関する書籍を読み進めていこうと思う。
ゲノンの書籍は未読のものが4冊あり、後者のテーマに関しては5冊ほど未読のものがある。それらの書籍を今日から読み進めていく。
これらの書籍を読み終えたら、ウィルバーにも多大な影響を与えたスイスの思想家フリッチョフ·シュオンの書籍を読み、そこから経済学の書籍を数冊読んだ後にマネーとテクノロジーの書籍に戻っていこうと思う。ひょっとしたらその前にシュタイナーの経済社会思想に関する数冊の書籍を読み返すかもしれない。
今、自分の関心テーマは明確なものになっているが、このようにして幅広い読書をする中で、少しずつ自分のテーマに関する理解を深めている。未読の書籍を読んだり、既読の書籍を読んだりする過程の中で、重ね塗りのような形で知識が深まり、知識体系が出来上がっていく姿を見る。
午前中の活動に取り掛かる前に、今朝方の夢について振り返っておきたい。今朝方の夢の前半は、冒険心を刺激するような内容だった。
夢の場面は具体的に覚えていないが、日本ではないどこかの国のリゾート地にいたように思う。そこで気分が高揚するような冒険に出かけていたことを覚えている。
次の夢の場面では、私は実家に滞在していた。実家もまた海の見えるリゾート地のような場所にあり、夏の休暇を利用してそこでくつろいでいた。
滞在中に、知り合いたちに実家を紹介する必要があり、ちょうど不動産屋が作成していた紹介動画を見つけ、それを知り合いたちに送った。その時に自分も改めて動画を見てみると、少し間取りが異なるようだった。
動画の中では、バルコニーにはジャグジーが設置されていたが、実際にはそれは設置されていなかった。動画を眺めていると、バルコニーに敷かれた芝生の上で、数匹の子犬たちが戯れていた。その中でもマルチーズが元気が良く、他の子犬にちょっかいを出していた。
彼らがかけっこをしながら部屋に入っていったとき、ハッとした。そう言えば、欧州に戻るのはいつだったかを確認する必要があると思ったのである。
すると、ちょうど母がやって来て、空港近くのホテルに泊まるのは今日なのではないかと聞いてきた。本来は、母方の祖母の家に一泊し、その翌日に空港近くのホテルに一泊しようと思っていた。
改めて日程を確認すると、最初は今日実家を出発する必要はなく、やはり明日出発すればいいと思っていたが、どうやら本当に今日実家を離れないといけないことがわかった。今日ここから母方の祖母の家に行くと遅くなりそうだったので、予定を変更して直接空港近くのホテルに宿泊し、そのまま欧州に帰ろうと思った。
そこで目が覚めた。目覚めると、朝日が照り始めており、小鳥たちの鳴き声が小さく辺りに響いていた。フローニンゲン:2021/6/27(日)06:20
7084. 「人工愚鈍」の加速/ジャック·エリュールと
ルイス·マンフォードのテクノロジー批判
時刻は午前10時半を迎えた。日曜日の朝の穏やかな世界が目の前に広がっている。
現代社会のマネー信奉·テクノロジー信奉の様子を眺めていると、マネーフェティシズムやテクノロジーフェティシズムと形容できるような病理に人々が取り憑かれていることがわかる。自らがそうした病理に取り憑かれていることを認識するためには内省的な知性が必要であるが、そうした知性も劣化の一途を辿っている。
人工知能の発展を脇目に、人間の知能はますます劣化している。皮肉なことに、人間は自らの知能を人工的に劣化させている姿を見ると、人工知能(artificial intelligence)ならぬ「人工愚鈍(artificial stupidity or artificial unintelligence)」の傾向が加速している状況が見えてくる。
そのようなことを考えながら、永遠の哲学に関する書籍“The Underlying Religion: An Introduction to the Perennial Philosophy”を読み進めていた。上記の内容と本書の内容は直接的なつながりはないが、間接的な繋がりならある。
超越的な視座が喪失した現代人にとって、永遠の哲学で語られている事柄は非常に重要なのだが、そうした視座の欠如ゆえに、永遠の哲学の叡智が伝わらないという問題がある。
本書には、アナンダ·クーマラスワミー、フリッチョフ·シュオン、ルネ·ゲノンなどの永遠の哲学に大きな貢献を果たした思想家の論文が収められている。本書のある論文を通じて、フランスの思想家ジャック·エリュールが興味深いテクノロジー批判を行っていることを知り、エリュールの主著である“The Technological Society”という書籍を文献購入リストに加えた。
エリュールは、最近注目していた神学者のカール·バルトや経済学者のカール·マルクスからも多大な影響を受けていることを知り、より一層エリュールの思想に関心を持った。エリュールを起点にして、アメリカの建築評論家のルイス·マンフォードもユニークな観点でテクノロジー批判を行っていることに気づく、彼の主著“Technics and Civilization”と“Technics and Human Development: The Myth of the Machine ”という2冊もまた購入文献リストに加えた。
早朝には、批判的実在論の観点からテクノロジーを扱っている論文が収められている書籍“Contributions to Social Ontology”を見つけ、それも文献購入リストに追加した。現在、次回の一括注文予定の書籍が80冊近くリストに溜まっている。
次回それらを全て購入することはないだろうが、かなり多くの書籍をまた注文することになるだろう。少しずつ幅を広げ、深さを深めていく形で探究を進めていく。フローニンゲン:2021/6/27(日)10:58
7085. マネーとテクノロジーの発達史への関心
——有限なこの世界において無限成長を信じるのは、狂った人間か経済学者しかいない——ケネス·ボールディング
時刻は午後7時半を迎えた。穏やかな夕日が地上に降り注ぎ、日曜日の終わりを静かに物語っている。
ここ数日間はまた暖かさを少し取り戻し、暖かい週末の夕方には、テラスで談笑しながらディナーを楽しんでいる隣人たちの声が聞こえてくる。
超越的な視座を消失した現代人、ないしは超越的な視座を涵養し損ねた現代人について今日もまた考えていた。現代人がマネーやテクノロジーを無意識的に物神化し、それと一体になってしまっていることはそうした要因が背景にありそうだ。
また、新興宗教を含め、目には見えないものを安易に信じてしまうというのも、前超の虚偽に陥り、真に超越的なものを見抜く力を養ってこなかったことに一因があるように思える。こうした状況を見ていると、霊性学や神学が果たす役割を見て取る。
「テクノロジーと大衆は、お互いを友として誕生した」という言葉をヤスパースが残していたことを本日知った。そこから、テクノロジーと人間がどのように付き合ってきたのかという歴史に関心が向かい、それと同様に、マネーと人間がどのように付き合ってきたのかという歴史にも関心が向かった。
そう言えば、それらのテーマについては以前から無意識的に関心を持っていて、関連書籍を文献購入リストに加えていたことを思い出す。ここからは、マネーやテクノロジーと人類の発展史についても少しずつ理解を深めていく。
その過程で、マネーやテクノロジーがこれからの人類と社会にどのような影響を与えるのかの歴史的展望が見えてくるかもしれない。マネーやテクノロジーの歴史を辿ることによって、マネーやテクノロジーの性質がますます変化していくこれからの文明を幾分見通すことができるかもしれない。変化する性質が何であり、変化しない性質が何なのかを含めて、歴史調査を行っていこう。
明日からはまた新たな週を迎える。来週はオンラインミーティングが1件あるだけなので、存分に読書に励むことができる。
会計士のロブからアドバイスがあったように、今月末の第2四半期の税務申告に合わせて滞在許可証の更新をすることにした。今月末にロブに会計資料を送る際に、更新手続きに必要な書類をいつまでに作成してもらう必要があるのかを合わせて連絡しておこうと思う。フローニンゲン:2021/6/27(日)19:56
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