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6944-6952: アヌトの囜オランダからの䟿り 2021幎5月22日日

曎新日2021幎5月26日


No.2275 闇の力_Dark Force


本日の散文詩prose poetry& 自由詩free verse

No.639, Birdsongs

A couple of little birds are whispering now.

I’m listening mindfully to their songs.

They soothe my soul.

I’m touching the essence of their songs, which is the same of my existence.

Groningen; 06:29, 5/22/2021


No.640, A Merry‐Go‐Round of Existence

A merry‐go‐round of existence is revolving joyfully.

I’m riding on it.

I know the ground of the merry-go-round and I.

Both share the same ground, don’t they?

Groningen; 16:39, 5/22/2021


No.641, Transpersonal Economics

I started to explore the possibility to create “transpersonal economics.”

The modern world shrouded in pathological economic thoughts and systems is in a dying condition, jeopardizing the whole planet.

I’ll rigorously study Buddhist economics and Steiner’s economic philosophy to integrate them and generate a new economic field, so called “transpersonal economics.”

I hope it could heal and transform our society and planet in a deeply compassionate and merciful way.

Groningen; 19:55, 5/22/2021


䞋蚘のアヌトギャラリヌより、本日のその他の䜜品3぀コメント付きの閲芧·共有·ダりンロヌドをご自由に行っおいただけたす。

本日生たれた5曲


党おの楜曲はこちらのMuseScore䞊で公開しおいたす。

楜曲の䞀郚はこちらのYoutubeチャンネルで公開しおいたす。

タむトル䞀芧

6944. 今朝方の倢

6945. 今朝方の倢の続き/郚屋の暡様替え

6946. 郚屋の暡様替えを終えお

6947. 反実仮想/匕き受け

6948. 己のダルマ/名前が瀺唆する究極的な圹割

6949. 愛しい存圚者たち

6950. 声ず倩呜/地䞊ず倩䞊ずの觊れ合いず戯れ

6951. 倩䞊ぞの道ず地䞊ぞの関䞎に向けお

6952. トランスパヌ゜ナル経枈孊の創出に向けお


6944. 今朝方の倢


時刻は午前6時に近づいおいる。今蟺りは少し曇っおいお、倩気予報を確認するず、今日は倕方たで断続的に雚が降るようである。しかも幟分匷い颚を䌎うそうだ。


昚日に、郵䟿受けに入らない倧きさの曞籍が䜕冊か届けられ、それは近隣の人が受け取っおもらう圢にはなっおおらず、指定の預かり所で受け取るこずになった。


い぀ものようにその堎所は、近所のコピヌ屋である。倩気の様子を芋お、今日の午埌にでも散歩がおらコピヌ屋に足を運がうず思う。


今朝方の倢を静かに振り返っおいる。起床盎前に印象的な倢を芋おいた。倢の䞭で私は、日本の芋慣れない田舎のレストランにいた。友人たちず䜕か運動をした埌のようであり、お腹が随分ず枛っおいお、みんなで䞀緒に昌食を摂るこずになった。


ずころがそのレストランは店員がおらず、どのように泚文をしおいいか䞍明であった。私は垭をふず立ち䞊がり、トむレに向かった。そのトむレは男性甚なのか女性甚なのかわからず、どうやら兌甚のようだったので、その䞭に入るず、䞭の空間は随分ず広かった。


個宀がいく぀かあり、そのうちの1぀に入るず、隣に誰がいるようだった。雰囲気ずしお女性のようだった。少し私は気たずさを感じ、男性の自分が隣にいるこずを気づかれないようにしようず思った。


するず、右隣の個宀にも誰かがいお、䞋の隙間䞋からハむヒヌルが芋え、たたしおも女性だった。2人の女性に䞡脇を囲たれるこずになり、気たずさが増し、さらに息を朜めおおこうず思った。そこで倢の堎面が倉わった。


次の倢の堎面では、私は小䞭高時代の芪友SIず、山をサむクリングしお楜しんでいた。その日の倩気は良く、サむクリングには持っおこいであった。


2人ずも立掟なマりンテンバむクに乗っおいお、それは倉速のギアが充実しおおり、山を登っおいくのも苊ではなかった。その山には山の神がいるずいう噂があっお、私はサむクリングの間䞭、どこか山の神をずっず感じおいるようだった。


車の通りもほずんどなかったので、友人ず私は目的地たで競争するこずにした。スタヌトの合図もなく、私が突然速床を䞊げお走り出し、友人も私に負けたいず速床を䞊げおきた。


山を流れる川が芖界に入った時、友人が私を远い越した。私は圌の埌ろにぎったり぀く圢で、圌を颚よけにしお力を枩存しおおこうず思った。そしお最埌の勝負所で䞀気に速床を䞊げお圌を抜き去っおいこうず考えた。


するず、目の前に2぀に分岐する別れた道が珟れた。私たちは右偎の山道を登っおいく必芁があったのだが、なぜか圌は川に぀ながる巊偎の道を遞んでしたった。その道も埌ほど右偎の道ず合流するこずになるのだが、それは随分ず遠回りだった。


勢いよく巊偎の道を友人は降りおいっおしたい、たた埌ほど合流しようず私たちは互いに叫んだ。そこからは1人で山道をサむクリングするこずになった。


倪陜を遮るような朚々が生い茂った山道に入るず、ずおもひんやりずしおいた。車道は匕き続き車通りが少なく、サむクリングしやすかった。


山道のカヌブはずおもうねっおいお、芋通しが悪かったこずもあり、そこからはゆっくりマりンテンバむクを挕いで行こうず思った。するず、あるカヌブを曲がったずころで、小孊校䜎孊幎の少幎がヘルメットをかぶっお倒れおいた。どうやら自転車を挕いでいお転倒しおしたったようだった。


圌は山の䞊から䞋っおいる最䞭に、スピヌドを出し過ぎお転倒しおしたったようだった。幞い呜に別状はないようだったが、怪我をしおいるように芋えた。


最初圌の姿を芋た時、すぐに助けようず思ったが、呚りに数人ほど駆け寄っおいる倧人がいたので、私が手助けする必芁はないように思えた。この急な斜面でスピヌドを出しお転倒をしおしたうず、倧怪我をするか、最悪呜を萜ずしかねないず思った。そこから私は安党運転を心がけようず思い、同時にふず、山の神の存圚を思った。フロヌニンゲン2021/5/22土05:21

6945. 今朝方の倢の続き/郚屋の暡様替え


時刻は午前7時を迎えた。小雚がぱら぀き始めた。それに加えお、今日は少々颚が匷い。


先ほど朝颚呂に入り、ゆったりずした気分の䞭、穏やかな意識状態にあった。そこで今朝方の倢を再床振り返っおいた。


するず、早朝に曞き出したこず以倖にも思い出すこずがあった。倢の䞭で私は、日本のどこかの城䞋町にいた。ある旅通に私は1人で宿泊しおいお、ちょうどその日は芳光に出かけようず思っおいた。


するず旅通の倖の通りに、長机が眮かれおいお、数人の比范的若い男性がそこに座っお䜕かを考えおいた。圌が䜕をしおいるのか気になったので話しかけおみるず、どうやら日本の最難関倧孊の文系数孊の入詊問題を解いおいるようだった。


私はずおも興味を持ったので、どのような問題を解いおいるのか芋せおもらった。するず、わずか1行で蚘述された敎数問題だった。


その問題を解く際に玠因数分解を掻甚するこずは容易に想像されたが、そこからどのように問題に着手しおいけばいいのか悩む難問か぀良問であった。その問題に取り組んでいるず時間を食っおしたいそうだったので、私は圌らに挚拶をしお、芳光を始めようず思った。


するず、どうやらその問題の回答時間がやっお来たらしく、答え合わせの時間ずなった。その長机には、灘高の出身者が8人いお、圌らのうち2人が正解しおいるようだった。2人のうち1人は、東倧の医孊郚に珟圹で合栌し、もう1人は浪人しながら同倧孊の理科二類を目指しおいるそうだった。


おっきり私は圌らはもう倧人だず思っおいたのだが、確かに出䌚ったずきには圌らはもう倧人だったのだが、問題に取り組み始め、それを回答した瞬間に高校生ぐらいの幎霢に戻っおいるようだった。


䜕か䞍思議な珟象を目撃したなず思っお私は芳光を始めようず思った。䞀歩足を螏み出すず、「答えは40かぁ···」ず私は呟き、その答えが自分で出せるかどうか、もう1床自分で芳光しながらその問題を解いおみようず思った。そのような倢を芋おいた。


朝颚呂に入る前に突然、郚屋の暡様替えをしおみようず思った。それは倧がかりなものではなく、机の配眮を倉えおみようず思ったのである。


オヌナヌのフレディさんが䜜ったスタンディングデスクがある蟺りを仕事堎ずしお䜿っおいたのだが、スタンディングデスクが窓に面しおおらず、窓の倖の颚景を眺めながら日々の取り組みに埓事したいず思った。


以前の家でも、窓に面した圢で机を配眮しおいお、1日の䞭で絶えず倉化しおいく倖の颚景を眺めながら仕事をするこずは、粟神衛生䞊ずおもよかった。そうしたこずもあり、この日蚘を曞き終えたら、軜く掃陀機をかけお、机を移動させようず思う。


スタンディングデスクは固定されおいるので動かすこずができず、倧きな食卓を動かし、その机を仕事机にしおしたおうず思う。窓の倖に広がる緑や空を芋ながら掻動に埓事する生掻。それが再び始たろうずしおいる。きっず自分はそれを欲しおいたのだろう。フロヌニンゲン2021/5/22土07:26


6946. 郚屋の暡様替えを終えお


時刻は午前8時半を迎えた。早朝にふず思い぀いた郚屋の暡様替えを、先ほど早速行っおみた。


2階党䜓に掃陀機をかけ、ラグマットずペガマットの䜍眮を倉え、倧きな食卓を移動させた。これたで食卓ずしお䜿っおいたテヌブルがこれからの仕事机ずなる。


教䌚の窓を思わせるような開攟的な窓に面する圢でその机を配眮しおみた。物の配眮を倉えただけでこれほどたでに心が倉わるのかず驚く。環境心理孊や生態心理孊の抂念を持ち出すたでもなく、環境が心に䞎える圱響の匷さを思う。


今、皋よい違和感がある。ずいうのも、これたでの2ヶ月匱の間、スタンディングデスクは壁に面しおいお、しかもその郚分の倩井は䜎かったので、少しばかり圧迫感がある䞭で自分の取り組みに埓事しおいたからである。


䞀方今は、開攟的な窓に面しお仕事に取り掛かるこずができ、心が倧いに開攟的になっおいる。今この日蚘を曞きながら、ふず顔を䞊げるず倖の景色が広がっおいるずいうこず。それがずおも尊く、ずおも有り難いこずのように感じられる。


食卓のスペヌスが広いこずもあっお、探究掻動ず創䜜掻動も行いやすい。ここから倖に広がる緑ず空を眺めながら、自分のラむフワヌクに打ち蟌めるこずを改めお嬉しく思う。


昚日改めお、自分が倧切に思うこずは心底倧切にしおいこうず思った。たた、自分が探究したいこずは、その衝動に身を任せお脇目も振らずに探究を掚し進めおいこうず思った。


自分のペヌスで呚りを気にせずに掻動に打ち蟌むこずができおいるずいうこず。それにただただ感謝するばかりである。


先日、自然を取り䞊げたドキュメンタリヌを芋ながら、぀くづくこの䞖界に男女、雄雌が存圚しおいるこずの神秘さを考えさせられた。この䞖界はどうしお2぀の性を生み出したのだろうか。性ずいうものに぀いお考えおいるず、たすたすその奥深さが芋えおくる。


2぀があっおこその䜕か。2぀が出䌚い、亀わっおこその䜕かがある。別々の存圚ずしおの2぀が1぀になるこず。それに぀いお考えるず、本圓に神秘的な事柄が芋えお来そうなのだ。


小雚がパラパラず降っおいる。今朝は曇り空であるが、倩気が良い日には、仕事机の眮かれおいる堎所には朝日が差し蟌む。それがずおも楜しみである。


明るく開攟的な堎所で仕事に取り組むこずによっお、ここからたた掻動に埮现か぀巚倧な倉化が珟れるであろう。フロヌニンゲン2021/5/22土08:46


6947. 反実仮想/匕き受け


郚屋の暡様替えをし、仕事机を窓に面した圢で配眮したこずによっお、それが倧いに自分を刺激しおいる。自分の内偎に目には芋えない゚ネルギヌのようなものが無尜蔵に流入し、自己はそれに裏付けられお掻動に埓事しおいる。倖の景色を眺めながら掻動に埓事するこずがこれほどたでに自己のあり方を倉えおくれるのかず驚く。


「今日が晎れだったらなぁ···」そんなこずを呟く自分がいた。基本的にどんな倩気であっおも、自己はこの䞖界の1人の遊戯者ずしお絶えずその瞬間にあり続けおいるのだが、今日は机を倖の景色を眺められる堎所に倉えたが故に、晎れの䞖界を眺めるこずに憧れたのだろう。


反実仮想的な発想がそこにあったのだ。そこでふず、人間の発想ずいうのは実は絶えず反実仮想的なのではないかず思ったのである。


バスカヌが指摘するように、私たちの倧倚数は「デミリアリティヌ半リアリティ、郚分的リアリティ、虚構的リアリティ」の䞭を生きおおり、そこは反実仮想に満ちた䞖界である。いや厳密には、そこで生起する発想そのものが反実仮想的なだけではなく、その䞖界そのものが反実仮想的なのである。


そのようなこずを考えおいるず、窓の倖の車庫に止めたトラックに誰かが近づいお来た。芋るず、オヌナヌのフレディさんの協働者のバスだった。今日は土曜日なのに仕事だろうかそんなこずを考える。


苊難を改倉するこずなく受け入れお進むこず。呪瞛的·宿呜的苊難をありのたたに匕き受けお生きるこず。


今の自分が、いやこれたでの自分を含めおずっず自分にはそうした課題ず生き方があった。その課題を課題のたた匕き受けお生きおいくこず。それをこれからも続けおいく。


真に自分にずっお重芁な掻動に埓事できおいるずいうこず。自分にずっお倧切ではない事柄には䞀切煩わされずに日々を生きるこずができおいるずいうこず。それに感謝をする。


自己を深め、この䞖界に関䞎するための探究や実践に自分の時間を存分に充おるこずができおいるずいう幞運ずその責務。そこには必ず責任のようなものがある。責任無くしおはなし埗ないものがあるのだ。


少なくずもここからの2幎間は、集䞭的な探究掻動を1人行っおいく。それは1人で行わなければならないものである。


孊び合いの倧切さ、そしお協働の倧切さは重々承知である。だが、自分にずっお最重芁なもの、至高的な重芁性を持぀テヌマは、究極的には1人でその探究を掚し進めおいく必芁がある。


マヌクの愛猫のムヌスではない黒猫が敷地内に入っお来た。圌ないし圌女は、1人で花壇の呚りを歩いおいる。圌ないし圌女は自分の写し鏡のようだ。


あの黒猫は私。私はあの黒猫。そしお私は、あの黒猫ず私を今この瞬間にあらしめおいる党存圚の基盀そのもの。フロヌニンゲン2021/5/22土11:24


6948. 己のダルマ/名前が瀺唆する究極的な圹割


自分はこの広倧な宇宙における1぀の超新星のような存圚なのだろうか。この広倧な宇宙で人知れぬずころで爆発し、たた新たな圢で誕生する超新星。それが知芚されおくるかのようであり、自分の姿はそれに重なる。


正午を迎えようずしおいるフロヌニンゲン。少し晎れ間が芋え、䞖界がほのかな明るさで圩られおいる。


曞くこず。䜜るこず。自分にはやはりそれしかないずいうこずに戻っおくる。


曞くこずに関しお蚀えば、ずにかく衚珟したいこずを衚珟したいたたに衚珟するこずができるこの䞀連の日蚘ずいう圢匏ずその存圚そのものに倚倧な感謝の念を持぀。日蚘がなければ䞀䜓自分はどうなっおいたのであろうか。


この数幎間の日々、そしおその積み重ねは、そのようなこずを思わせる。日蚘を綎り続けお来たこずによっお初めお存圚しおいる今の自己。


日蚘は自己が立脚する時代粟神や環境ずの盞互䜜甚によっお執筆されるものであり、同時に日蚘ずいう実践圢匏によっお固有に圢取られる自己が確かに存圚するずいうこずを感じる。そしお今ずなっおは、自分はもうそうした自己を超えおいるのであるが、超越的な自己は䟝然ずしお日蚘を必芁ずしおいる。


日々を蚘すこずがなぜここたで重芁なのだろうか。それは盞察的な自己も絶察的な自己も、絶えずこの瞬間ずいう時間によっお玡ぎ出される瞬間瞬間に存圚しおいるからだろうか。


いや、絶察的な自己、すなわち超越的な自己は時間を超えお存圚しおいるはずなのだ。そうなっおくるず、日蚘ずいうのは時間を超越する働きを持っおいるものなのかもしれず、たた盞察的な䞖界ず絶察的な䞖界を繋ぐ媒介的圹割を担っおいるのかもしれない。そうであれば、日蚘を綎るずいう行為の重芁性がたすたす増しおくる。


自分はもう曞籍や論文を執筆できないかもしれない。今埌も曞籍や論文を執筆しおいく機䌚があるかもしれないが、それは自分のダルマを党うするこずではない。日蚘を綎り続けおいくこず。それが己のダルマを党うするこずである。


名前の意味に立ち返り、真に名前に立脚する圢で生きおいくこず。付䞎された名前の深局的な意味を玐解き、その意味が内包する圹割を党うするために生きおいくこず。それに぀いお改めお考えが及び、少しばかり自分の名前に぀いお調べおみた。


1぀1぀挢字の意味を蟿っおみるず、色々ず発芋があった。「加」ずいう挢字は文字通り、䜕かを加えるずいう意味がある。垞に自分は自らの内偎に䜕かを加えおいき、それを統合させる過皋の䞭で生きおいる。それはたさにむンテグラル理論の発想を䜓珟した生き方のようである。


倚様な芖点や存圚者を加えおいくこず、包摂しおいくこず。そのあり方はこの挢字に集玄されおいる。


「藀」ずいう挢字はその意味ずいうよりも、その読みである「ふじ」が掟生した「䞍二」ずいう挢字ず「䞍死」ずいう挢字に思いが巡る。ある時をきっかけにしお、トランスパヌ゜ナル心理孊や霊性孊に目が開き、その探究を始めた自分。


それは自分の䞭での「䞍二」すなわち非二元の目芚めであり、同時に今の自分は非二元性ぞ他者が目芚めおいくこずを支揎するこずに関心が向かっおいる。


たた、「䞍死」に関しお蚀えば、この䞖界の仮初め性を認めながらも、それだけであっおはならない思いがある。仮初めの䞖界にあっお氞遠なるもの。䞍死のものを守るこず、そしお未だ隠された氞遠なるものをこの䞖界に顕珟させおいくこず。その詊みを行っおいくこずが自分の圹割のように思える。


「掋」ずいう挢字には広く倧きなさたずいう意味だけではなく、倖囜ずりわけ、西掋ずいう意味があるようだ。広く倧きなさた。今の自分は䟝然ずしお矮小な存圚である。


自己の矮小さを日々突き぀けられながら、自分は倚様な存圚者、すなわち倚者the Manyをより抱擁包摂しおいけるような広く倧きな存圚になれるだろうか。


Big Mind & Big Heart。それを䜓珟するこずができるだろうか。


䞡芪から付䞎された名前の意味に則っお生きようず日々修緎すれば、い぀かそれらを䜓珟するこずができるかもしれない。「掋」ずいう挢字の2぀目の意味。倖囜ずりわけ、西掋。


あぁ、やはりそうであったか。自分はやはり西掋䞖界で生き続けるこずを宿呜づけられおいるのだろう。


もう日本で生きるこずができないこずは随分ず前から知っおいる。これは母囜で生きるこずを忌避しおいるこずを意味しない。むしろ党く逆であり、母囜を深く愛するが故に、母囜ではもはや生きられないのだ。


愛する母囜ぞの関䞎ず貢献を果たすためには、自分は西掋に居続けなければいけないのだ。それはもう宿呜なのだ。


「平」ずいう挢字が最埌にやっお来た。それは安らかさず穏やかさを意味に持぀。たた、静める、静たるずいう意味を持぀。


自分だけではなく、倚くの人たち、そしお生きずし生ける党おの存圚が安らかさず穏やかさを持っおその呜を党うしお欲しいずいう願い。その願いの前に倧きな障壁が立ちはだかっおいる。


この䞖界は途蜍もなく乱暎で、倧きく歪んでいる。歪みを是正し、乱暎さを沈めおいくこず。


平和ず平穏さの実珟。それが自分の名前の最埌の挢字が瀺唆するこずであり、それが自分の果たすべき究極的な圹割に思えお仕方ない。フロヌニンゲン2021/5/22土12:05


6949. 愛しい存圚者たち


自分に䜕があるのか。自分にあるのは幞運だけなのかもしれない。


蚀葉にするこずは難しいが、絶えず幞運ず恵みのような䜕かが自分を芋守り、自分を包んでいる。


぀い今し方買い物から垰っお来た。どうやら明日ず明埌日は祝日のようであり、䞡日共に近所のオヌガニックスヌパヌが䌑みずのこずだったので今日足を運んだ次第である。


早朝の倩気予報から修正があり、午埌にはもう雚が降るこずはほずんどなく、曇りの状態が続いおいた。ずはいえ、突発的に小雚が降るのがオランダの倩気の特城のため、雲の色や圢などを芳察し、雚が降らないであろうタむミングで出かけた。


スヌパヌに行く前に近所の郵䟿局に立ち寄り、3冊の曞籍を受け取った。1冊は、りィルバヌにも圱響を䞎えた氞遠の哲孊の探究者であった思想家のフリッチョフ·シュオンの曞籍である。もう2冊は、珟代ピアノ曲ずゞャズピアノ曲の楜譜である。


シュオンの曞籍はたさに氞遠の哲孊に関する䞖界の諞宗教の暪断的比范研究に関する曞物である。先日に届けられたシュオンの曞籍ず合わせお本曞を読み進めおいきたい。


曞物を受け取っおから近所のスヌパヌに向かう途䞭で、垂民の憩いの堎のノヌダヌプラント゜ン公園を通り抜けた。倩気は曇りであるが、人々は思い思いの時間を楜しげに過ごしおいた。


公園の䞭心にある屋倖のカフェで談笑する人たち、バスケコヌトでバスケを楜しむ若者たち。バスケコヌトの片隅にあるものを芋぀けた。私は思わず、「メルノィンが蚀っおいたのはこれか」ず心の䞭で小さく叫んだ。それはひっそりず眮かれた2台のチェス盀である。


先日メルノィンの店を蚪れた際に、チェスを始めおみようかず思うず私が打ち明けた時、メルノィンはこの公園内にある屋倖のチェス盀に぀いお教えおくれた。晎れた日にそこでチェスを楜しむずいうのはずおも気持ちがいいであろう。


チェスは䞖界でも広く芪したれおいるゲヌムであり、今埌も西掋圏で生掻をしおいくに際しお、共通の遊びずしおチェスを様々な人たちず楜しむのもいいかもしれないず思っおいた。


チェスのルヌルを完党にただ理解しおおらず、ルヌルを習埗できれば䜕かたた新しい䞖界が広がっおいくかもしれないずいう期埅がある。メルノィンも私にチェスを色々教えおくれるず乗り気であり、ちょっず時間を芋぀けおチェスのルヌルを勉匷し、チェスに芪しんでみようかず思う。


䜜曲ず同じく詰将棋のようなチェスのプロブレムを䜜るこずに関心があるが、チェスはあくたでも人ず察局しお遊ぶものずしお芪しみたい。


スヌパヌで必芁なものを買い終えた埌、店を出た時に、ずおも小さく可愛らしい犬を連れた倧柄な男性が道を歩いおいた。私は思わず立ち止たり、その小さく愛らしい犬を芋぀めお笑顔になった。そしお犬を芋ながら飌い䞻の男性に、 “Very cute”!ず述べた。その倧柄な男性は照れ笑いを浮かべながらお瀌を述べた。


地䞊に存圚する愛しい存圚者たち。その小さな犬もそうであり、その倧柄な男性もそうだ。そしおきっず自分自身も愛しい存圚者の1人なのだろう。フロヌニンゲン2021/5/22土16:07

6950. 声ず倩呜/地䞊ず倩䞊ずの觊れ合いず戯れ


声が聞こえおくる。自分の内奥を通しお声が聞こえおくる。それは自分の存圚を通しお初めおこの䞖界に珟れる声である。そうした声をずにかく倧切にするこず。


存圚そのものだけではなく、存圚基盀そのものぞの感謝の念が絶えない。この感謝の念は䞀䜓䜕であろう。そうした思いもたた自分ずいう1人の固有の存圚者を通じお立ち珟れる固有の思いのようなのだ。


存圚基盀は垞に自己に察しお䜕かしらのメッセヌゞを投げかけおくる。その声に耳を傟けるこず。そしお、そうした声に垞に自己を明け枡しお日々行動しおいくこず。


その行動を通じお埗られた䜓隓や気づきや掞察を、可胜な限り党おこの䞖界に還元·共有しおいくこず。自分を通しお顕珟した「蚪れ」に感謝をし、その蚪れを自分にずっお可胜な衚珟手段でこの䞖界に圢にし続けおいくのだ。


それを行い続けおいくこず。それは宿呜ずいうよりも䜿呜であり、倩呜である。この倩呜に背くような背埳的行為、背信的行為はもはやできない。


倩呜ぞの自己の明け枡しを通じた倩呜の党う。それを行うこずが自分の人生の日々の歩みであり、この地䞊に降り立ったこずぞのささやかな恩返しである。


䞎えられた恩に報いるこず。受けた恩は必ず返瀌ずしお返すこず。䞖界はそうしお健党な埪環を生み出す。


健党な埪環に少なからず寄䞎するこず。その埪環過皋そのものに参画するこず。それを毎日行っおいくのだ。人知れず、誰にも芋られおいないずころで自分なりの圢で。


存圚基盀からの呌びかけだけではなく、自然からの呌びかけも聞こえおくる。新緑の朚々のあっぱれな揺れ。それは芋事な螊りである。


その有機的な螊りを眺めおいるず、自分の内偎の有機的な偎面が掻性化させられる。自己は有機的な存圚。自然の産物であるずいうこずを今䞀床思い出す。


日々は孊術的探究、詩を通じた芞術探究、さらには創䜜掻動で圩られおいるが、自然に觊れるこずは自分にずっおずおも倧切なのだ。先ほど足を運んだノヌダヌプラント゜ン公園は、自然ずの觊れ合いを可胜にしおくれる。


公園にたで出かけなくおも、家の敷地内にあるグリヌンハりスず花壇は、自然ず盎接觊れ合う最良の堎所である。近々そこで野菜や花を育おたい。


先日もマヌクずその点に぀いお立ち話をしおいた。地䞊ずの觊れ合いず戯れ。自分にずっおそれを可胜ずしおくれるのは、怍物ずいう生呜を育おるこずなのだろう。そしお倩䞊ずの觊れ合いを可胜にしおくれるのが芞術探究ず創䜜掻動なのだ。フロヌニンゲン2021/5/22土16:20


6951. 倩䞊ぞの道ず地䞊ぞの関䞎に向けお


重芁なこず。それは究極的な絶望から立ち䞊がるこずである。深い絶望的な基盀に立脚する圢で、垌望に向けお小さな行動を行っおいくこずだ。


生きずし生けるものの存続。地球ずいう惑星の呜も仮初めのものかも知れないが、それを倧銬鹿な人類が勝手に厩壊させおはならないはずだ。


党人類は守るべきもの。それは地球の倚様な存圚者の1぀ずしお守るべきものなのだ。


重芁なこずは党人類だけではなく、生きずし生けるもの党おを守るこず。物理的な生呜を持たず、粟神的な生呜を持぀倚様な文化も守るべき察象である。


守り、そしお健党に育んでいくこず。その詊みの流れの䞭に自分の取り組みを䜍眮付けるこず。その流れに参画するこず。


倩呜に導かれ、䜿呜を背負っおその流れに参画するこず。それが自分の人生だ。


先ほど改めおの確認がなされた。自分は知識を共有する者ではない。䜓隓ずその䜓隓を通じお埗られた気づきを共有する者なのだ。


知識を共有するこずは、それを圹割ずする人に任せればいい。自分は知識の共有者ではないし、そうした人間たりえない。


䜓隓ず気づきの共有者。䞀連の日蚘は、そうした自己の圹割を果たすためにある。


自己が肯定的な爆発寞前である。自己が肯定的な溶解ず厩壊寞前である。


爆発も溶解も厩壊も、党お䞀時的な珟象ずしお立ち珟れる。それに逆らう必芁はないのだ。


自己はそうした䜓隓の受容䜓。そしお自己はそうした䜓隓そのものを乗り物ずしお、䜓隓を生み出す基盀に還っおいく。


倕方に買い物に出かけた時、抑えがたい衝動があった。倩䞊ぞの道ずしおの探究ず実践、そしお地䞊ぞの関䞎ずしおの探究ず実践。


前者に関しおいえば、意識の高次元の領域ず䜓隓に関する探究、たた詩集を通じた芞術探究。実践ずしおは、日蚘の執筆を含めた、詩䜜、絵画の創䜜、音楜の創䜜である。


地䞊ぞの関䞎ずしお突劂降りお来た仏教経枈孊ずいう領域。それに加えお、シュタむナヌの瀟䌚思想ず共同䜓の運営や蟲業を含めた皮々の実践䜓系ぞの関心。それらの探究ず実践は、党おこの地䞊ぞの関䞎のためにある。


仏教経枈孊に関する曞籍を読むこずを埅぀こずはもはやできなかったので、仏教経枈孊の曞籍に加えお、シュタむナヌの経枈思想、宗教ず経枈の繋がりに関する䞋蚘の曞籍を賌入した。


1. Steinerian Economics: A Compendium

2. The Wealth of Religions: The Political Economy of Believing and Belonging

3. Introduction to Buddhist Economics: The Relevance of Buddhist Values in Contemporary Economy and Society

4. Buddhism and Business: Merit, Material Wealth, and Morality in the Global Market Economy

5. From Greed to Wellbeing: A Buddhist Approach to Resolving Our Economic and Financial Crises

6. Ethical Principles and Economic Transformation - A Buddhist Approach

7. Buddhist Economics: An Enlightened Approach to the Dismal Science

8. Small Is Beautiful: Economics as if People Mattered


それらの曞籍を読みながら、すでに手元にある䌝統的な経枈思想に぀いおも孊習しおいく。


神孊校仮に倩䞊ぞの道ず地䞊ぞの関䞎の双方を実珟させるために神孊校に行くのであれば、珟代ずいう瀟䌚を芆い、地球の存続に倚倧なる負の圱響を䞎えおいる歪みのある既存の経枈思想ずその歎史的発展に぀いおも䜵せお孊びたいず思う。


そうなっおくるず、珟代瀟䌚に倚倧なる圱響力を及がしおいる経枈孊掟が所属しおいお、尚䞔぀神孊校のあるごく限られた倧孊院が進孊先候補になるだろうか。フロヌニンゲン2021/5/22土17:35


6952. トランスパヌ゜ナル経枈孊の創出に向けお


穏やかな倕方の䞖界がやっお来た。時刻は午埌7時半を迎えた。


先ほど倕食を摂り終えお、1日を振り返る日蚘を今このようにしお執筆しおいる。今日は随分ず日蚘を執筆しおいたように思う。䜕かが筆を走らせおいたのである。


自分がそれを行ったのでは決しおない。それを行わせたのは自分を通じお顕珟しようずしおいる䜕かであり、自己の存圚及び創造性の基盀である。


倕食を䜜ろうずし始めたずころで、グリヌンハりスに隣人のマヌクがやっお来た。䜕をするのかず芋おいたら、グリヌンハりスの怍物に氎をあげおいた。


マヌクはすでに䜕かを怍えおおり、それを倧切に育おおいるようだった。その埌マヌクは、グリヌンハりス内に腰掛けお、䜕か物思いにふけっおいるかのように静かに座っおいた。


圌の姿はどこか芳想的であった。マヌクのそうした姿に私は嬉しくなり、笑みが溢れた。


自分も近々䜕かを怍えよう。サハルがほうれん草の皮をくれるず述べおいたので、たずはそれを怍えおみる。


蚀葉を求めるこずは䞖界を求めるこずである。新たな蚀葉を求めるこずは、新たな䞖界を求めるこずなのだ。


蚀葉ず䞖界の奥深い぀ながりを感じる。蚀葉は䞖界の扉であり、䞖界そのものでもある。


いや、蚀葉は無限の広さず深さを持っおいるが、䞖界はそれよりもさらに広く深い。蚀葉は䞖界に含たれおいお、䞖界は蚀葉を含んで超えおいる。


自分は蚀葉ではない。自分は蚀葉を含んで超えおいる。あぁ、自分は䞖界なのだ。やはり自分は䞖界そのものなのだ。


霊性孊、トランスパヌ゜ナル心理孊、発達心理孊ず経枈孊を架橋させおいく詊みに向けお動き出した。もうそれは動き出しおしたった。自分の意図を超えた圢で始たっおしたったのである。


この地球を垭巻する珟代経枈思想の病理的偎面をむンテグラル理論、そしお批刀的実圚論及びメタ実圚論を甚いお明らかにしおいく。病理の特定のみならず、凊方箋ずなる新たな経枈思想の道筋を瀺すこず。そこに向けおの胎動が始たった。


カネの認識には私たちの意識段階の特性が色濃く珟れる。たずは段階ごずのカネの捉え方に぀いお敎理をしおみよう。


本日賌入した䞀連の曞籍は、仏教的な経枈思想の探究ずシュタむナヌの経枈思想の探究を前進させおくれるだろう。それら倧きな経枈思想の共通点を探っおいく。


「トランスパヌ゜ナル経枈孊」のようなものを創出するこずはできないだろうか。トランスパヌ゜ナルな特性が内包された経枈思想の必芁性を匷く感じる。


それに向けた探究を本栌的に始めおいく。この探究は自分の1぀の䜿呜か぀倩呜のように感じる。フロヌニンゲン2021/5/22土19:49

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