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6762-6764: アートの国オランダからの便り 2021年3月25日(金)


No.2038 光の波_Waves of Light

本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)


No.470, As Void or Sunyata

All of my actions and purposes are situated in void or sunyata.

Or, it can be said that they are derived from void or sunyata.

Or, it can be also said that all of my actions and purposes are void or sunyata themselves.

The self which has actions and purposes is also said to be so.

Groningen; 05:38, 3/25/2021


No.471, Illumination

A spiritual concentric circle appeared suddenly in front of my eyes.

It is radiating brilliant light right now.

It illuminates my inner world very widely and deeply.

Groningen; 21:36, 3/25/2021


No.472, My Noctilucent Eyes

My noctilucent eyes opened.

They are open after my third eye widens.

They can capture and see through eternity and infinity.

Groningen; 21:40, 3/25/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた7曲

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タイトル一覧

6762. 勉強することを強く希求する今朝方の夢

6763. 空性に立脚した活動目的/新たな食実践に向けて

6764. 緩やかな時の流れる静寂な環境での生活に向けて


6762. 勉強することを強く希求する今朝方の夢


時刻は午前4時半を迎えた。この時間はまだ外は真っ暗であり、小鳥たちも鳴き声を上げ始めていない。空が明るくなり始めるのはあと2時間後からであり、小鳥たちが鳴き声を上げ始めるのにもまだ時間がかかるだろう。


今朝は、「勉強がしたい」という意思によって午前4時前に目覚めた。起きた瞬間から勉強がしたかったのだ。その強い思いによって起床した。


実際には、夢の中の最後の場面において、もっと勉強したいと思っている自分がいた。その夢について書き留めておきたい。


夢の中で私は、欧米のどこかの国の小さな城のような場所にいた。その城は大学の敷地内にあって、講義で用いられているものである。


城のある一室で私は、作曲か何かの授業を受けていた。講師はドイツ人の若い女性であり、彼女の講義を楽しく受けていたのだが、それは50分ほどで終わってしまった。


私はもっと作曲について学びたいと思っていたのだが、その講義が終わるや否や、次のピアノ演奏の授業が始まろうとしていた。私はピアノ演奏の授業は履修しておらず、その場から立ち去る必要があった。


そのピアノ演奏の授業を履修している人の中に、大学時代の友人が2人いた。2人は私がその場を去ろうとしているのを見ると、「あれっ、ピアノの授業は受けないの?」と尋ねて来た。私はその授業は履修していない旨を伝え、自習室にでも行って勉強しようと思った。


自習室に向かうためには、隣の教室を通り抜けていかなければならず、隣の教室に向かおうとした。すると教室と教室を仕切る空間の暖炉の前で、西海岸時代のヨガ仲間のアメリカ人女性と出会った。彼女の名前はエリカと言い、歳も近かったこともあり、インストラクターの資格取得に向けたコースに通っている際にはよく話をしたのを覚えている。


エリカとの再会を喜び、少し立ち話をすると、彼女はピアノの授業を履修するらしかった。その授業が迫って来ていたので、私は邪魔にならないようにその場を去ることにした。


隣の教室に行く前に、ちらりと反対側の教室を覗いてみた。するとそこでは、折り紙でできた服を着ている日本人の生徒たちで埋め尽くされており、講師はドイツ人の若い男性だった。日本人の若い男性の通訳と、ドイツ人の若い女性の通訳が、講師の話す内容を同時通訳していた。


講義の内容は日本の古典文化に関するものであり、日本の古典文化をドイツ人の講師が日本人の生徒に伝えているという構図が面白く思えた。そこから私は、隣の教室の扉をそっと開けた。というのも、隣の教室でも授業がまだ行われていたからである。


隣の教室では、生徒たちが地べたに座っていて、真剣な表情を浮かべながら、オーディオ機器から流れて来る何かに熱心に耳を傾けていた。私は一瞬、それは能か何かかと思ったが、能にしては話が多すぎであり、それでいて歌舞伎でもないように思えた。また落語でもなく、いったいこれは何なのだろうかと疑問に思った。


話し言葉は古典的な日本語ではなく、しかし純粋な現代日本語でもなく、後者に限りなく違いが、古典的な雰囲気もあった。私は生徒たちの邪魔にならないように、教室の後ろの方を身を潜めながら歩いて行き、教室を通り抜けていこうと思った。


すると教室の後ろの方で、予備校時代の友人がいて、彼が座っている地べたの横に腰掛けた時、彼がいきなり「まいち」と述べた。私は、「まいち?」と小声で聞き返すと、今流れている芸能は、「まいち」と言うらしかった。


私はそのような名前の古典芸能を聞いたことがなく、少し関心を持ったが、数秒ほど聞いてみたところ、やはり自分が勉強したいことを自習室で勉強しようと思い、教室から去っていった。


自習室に到着してみると、もう空いている席がなかった。自習室自体には人が誰もいなかったのだが、どの机の上にも荷物が置かれていて、席が占拠されていた。


その自習室の机は小学生が使うようなものであり、机の上に置かれている筆箱やノートも小学生が使っていそうなものだった。しかし、机の上に置かれている飲み物は、大人が飲みそうなコーヒーだった。


自主室では勉強ができそうになかったので、結局大学の図書館に行くことにした。だが私はもう大学を卒業していて、その大学の学生ではなくなっていたので、入館の際にカウンターでの手続きが必要であり、それが少し面倒だと思った。


もっと勉強がしたいという強い思いが湧き上がって来たところで夢から覚めた。目覚めてから、起床直後のルーティーンを行っている際に、神学校への留学について考えていた。


仮にその大学院がアメリカであれば、時差の都合上、日本の方々との協働は留学期間中にはできないだろうということを思っていた。留学中は大学院での勉強に専念したいという強い思いがある。


仮に大学院に2年後に戻るとして、来年は種々の協働プロジェクトを緩やかに収束させていく必要があると考えていた。フローニンゲン:2021/3/25(木)04:58


6763. 空性に立脚した活動目的/新たな食実践に向けて


昨日、ある知人の方から、「インテグラルであることの究極的な目的は何か?」という問いをいただき、それについて音声ファイルを通じて回答していた。そこから一夜明け、先ほどふと、自分の活動目的について思いを巡らせている自分がいた。


自分の活動目的は、空性に立脚したものとなり、「活動目的はあるのだが、ない。ないのだが、ある。あるとするならば、···」という構造で活動目的について考えている自分がいた。


インテグラルであることの究極的な目的についても、同じ構造が当てはまるだろう。そして構造の中身についても、すなわち「あるとするならば」という文節から始まるその後の中身についても、似たようなものになるだろうことが推測された。


自分にとって、インテグラルであることの究極的な目的と、日々の活動の目的は同じようなものである。いやひょっとすると、完全に合致しているかもしれない。


しばらくこの構造と中身は変わらないであろう。その語りの構造と語りの中身に、今の自分の発達段階を見る。そのようなことを考えていた。


午前5時を迎えた今、数羽の小鳥たちが鳴き声を上げ始めた。辺りはまだ闇に包まれており、彼らの清澄な鳴き声だけが辺りに響き渡っている。


来週の今頃は、もう新居での生活が始まっている。引っ越しまでいよいよ1週間を切った。昨日不動産屋会社から、引っ越しの当日に必要書類にサインをする必要があるので、落ち合う時間について決めた。当初の予定通り、11時頃になると伝えた。


引っ越し業者による荷物の搬送にどれだけ時間がかかるのかわからず、正確な時間を伝えることは難しいと不動産業者に伝えると、「家具付きの家なのに引っ越し業者を使うの?」と尋ねられた。


アメリカにいた時もそうだったが、アメリカでは友人たちは自分の車に荷物を積んで引っ越しを完了させる人たちが多かった。家具付きの家ならなおさらそうである。


私は書籍や論文が大量にあるので、その旨を不動産屋に伝えると、納得してくれたようだった。


新居での生活を始めたら、食生活を少し変えようと思う。とても小さなことかもしれないが、柑橘類の果物を夕食前に1つ食べることにしたい。


直感的に、身体がもう少しビタミンCを欲しているようなのだ。キウイであれば、1日に必要なビタミンを十分に摂取することができるため、4個詰のオーガニックのキウイを近所のスーパーで購入していこうと思う。また、じゃがいもを食べるのを控えて、再びサツマイモを夜に1つ食べるようにしてみようかと思う。


最後に、現在の食生活はヴィーガンから再び乳製品を摂取するベジタリアンに戻っており、ここに来て卵を摂取することについて検討し始めている。卵が持つ栄養を欲している自分がいるようなのだ。


もう少し卵の栄養について調べてみて、新居での生活を始めたことをきっかけにして、卵を毎日の食事に取り入れるかもしれない。その場合には、Ekoplazaでバイオダイナミクス農法で作られた卵があればそれが一番であり、なければオーガニックの卵を購入しようと思う。フローニンゲン:2021/3/25(木)05:23


6764. 緩やかな時の流れる静寂な環境での生活に向けて


時刻は午後8時を迎えた。昨日に引き続き、今日もまた幾分音声ファイルを作成していた。


昨日は、アントレプレナーファクトリーさんとの協働における音声ファイルを作成していて、今日は、一瞬一生の会に関するものを作成していた。具体的には、第4期の開講に際して、今回から本腰を入れて取り上げるレクティカのLDMAについて簡単に紹介し、LDMAというアセスメントを受けた際に得られるレポートから紐解くことができる豊かなものについて簡単に説明した。また、今回は第3期に引き続き、インテグラル理論を取り上げるのだが、改めてインテグラル理論を学ぶ意義についても音声ファイルを通じて説明していた。


今日の午前中についても振り返ってみよう。そう言えば今朝は、静寂な環境への感応や、自然への感応について考えを巡らせていた。そこにあるのは適応というよりも感応である。


とりわけ、新居での生活においては、まさに静謐な住環境に感応していく自分の姿が想像される。それを想像するだけで、来週の引っ越しが待ち遠しくなり、新居での生活が楽しみになる。


ソロー的、ディキンソン的な生活の始まり。それを大いに喜んでいる自分の姿を見る。


一昨日より、“Mutual Causality in Buddhism and General Systems Theory: The Dharma of Natural Systems”という書籍を音読し始めたのだが、想像以上に音読が進み、今夜中に音読が終わりそうである。


本書を音読しながら、改めて仏教というのは心と身体に関する科学であり、哲学でもあるということを思った。仏教の教えの中に含まれる種々の概念が、一般システム理論の概念とここまで類似している様子を見ると、なお一層のことそうした思いが強くなる。


本書の音読が終われば、昨日言及していたように、この間初読を終えた、現代に蔓延するマインドフルネス瞑想を取り巻く思想的·構造的問題について言及した書籍の音読をしていく予定である。


先ほどまで、『スーパーナチュラル~野生の超能力者たち~(2014)』というBBCのドキュメンタリー番組を視聴していた。これは全3話のシリーズであり、人間の能力を遥かに超えた感覚を持つ動物たちの優れた能力を特集している。


第1話は視覚に焦点を当て、第2話は聴覚、第3話は嗅覚に焦点を当てている。先ほどは第2話まで視聴したのだが、改めて、動物たちが固有の感覚を通じて、人間とは別様な内的時間の中を生きていることを思った。


第1話で登場したトンボに関して言えば、トンボは0.03秒で動く世界を捉えることができる。端的には、物をスローモーションで捉えられるほどの動体視力をトンボは持っており、こうした視覚を持っているトンボは、私たち人間とは時間の捉え方が全く違うのだろうということが想像される。


これまで見て来た映画においても、人間とは異なる時間世界があることを示唆する作品があり、それらの作品を自ずと思い出す。そして、人間をとってみても、時間感覚というのも1つの知性領域であろうから、私たちは自ずと異なる時間世界を生きているのではないかと思える。それを思わせる節のある具体例がいくつも思いつく。


時間感覚の変容。新居での生活は、おそらく時間感覚の変容ももたらしてくれるに違いない。


静かで、緩やかな時の流れる環境の中に身を置いた生活。それが来週から始まろうとしている。フローニンゲン:2021/3/25(木)20:20

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