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6610-6611: アートの国オランダからの便り 2021年2月2日(火)


No.1831 飛行精霊_A Flying Spirit

本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)


No.174, The Pure Subject

The pure subject is beyond time and space.

It is the one who witnesses everything.

It cannot be identified with anything.

But at the same time, it can be anything in that it can witness everything.

Groningen; 07:01, 2/2/2021


No.175, The Sky & My Soul

A light blue sky is whispering to me.

The soft voice is healing my soul.

It makes a smile in return.

The sky and my soul become one.

Groningen; 08:41, 2/2/2021

No.176, Static & Dynamic Aspects of Art

As Kant argued, art doesn’t tell reality itself.

But it can tell us how we perceive beauty.

Interestingly enough, when we continue to observe for a long time how we react to a specific artwork, we understand that our sense of beauty develops

So, art is both static and dynamic.

Groningen; 09:05, 2/2/2021


No.177, Fulfilling Days

Today is approaching the end.

It’s a door of a new day and new me.


Today was fulfilling. How would tomorrow be?

It would also be fulfilling. I’m certain of it.

Groningen; 19:31, 2/2/2021

No.178, Meditation at Night

Drops of water are falling and rising inside me.

My existence follows the law of gravity

but at the same time disobeys it.

Including contradictions is an innate propensity for humans.


Night started to prepare for becoming tomorrow.

I’ll also do it later.

Groningen; 21:14, 2/2/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた7曲

本日生まれた曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

本日生まれた曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

6610. 今朝方の夢

6611. 届けられた書籍たち/アテネの記憶


6610. 今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えた。今の気温はマイナス1度であり、これから午前10時にかけてもう1度ほど気温が下がる。


昨日上の階のイェルとテキストメッセージを送っている時に、この数日間は寒くなるからお互いに暖かくするようにしようと話し合っていた。オランダの家の構造上、室内は本当に暖かく、寒さで困ることは一切ない。


予報では今日は午後から雪が降る。そして今週は来週の頭にかけて雪の日が多い。


今朝方、パソコンのソフトウェアのアップデートの都合上、いつもの活動の順番を入れ替えることにした。アップデートを待っている最中にパソコンが使えなかったこともあり、先ほど2つの絵を描き、その後、ルーミーの詩集を写経していた。そして今に至る。ここから詩を作って、作曲実践に移行していこう。


今朝方は少しばかり印象に残る夢を見ていた。夢の中で私は、見慣れないサッカーグラウンドにいた。


グラウンドは整った芝で出来ていて、プロが練習で用いるような場所だった。どうやら先ほどまで紅白戦をしていたらしく、私もそれに参加していたようだった。


少し記憶を遡ってみると、確かに私は紅白戦に参加していた。右のミッドフィルダーのポジションを務めていて、一度前線までかなり上がり、フォワードのような動きをしていたのを覚えている。


その紅白戦において得点を決めた記憶はない。そんな記憶を辿っていると、ふと幼少期に所属していたサッカークラブでの試合について思い出された。


後に野球クラブに移ってしまった当時のチームのエースからパスを受け、その試合で1得点を決め、次の試合でも1得点を決めた。だが3試合目には得点を決めることができず、その大会における連続得点記録は2試合でストップした。


その大会では結局準決勝で敗退してしまった。その記憶は少しばかり事実と違うようだが、自分がその大会に出場して得点を決めているイメージがぼんやりと思い出されていた。


ハッと我に返ると、目の前に元日本代表の選手がいた。その選手は性格がとても良いことで有名であり、技術も抜きん出たものを持っている。


その選手と遊びでヘディングリフティングの対決をした。それは交互にお互いにヘディングでパスをして、落とさないようにするゲームである。


いざその選手とそのゲームを始めようとした時に、小中高時代の友人(TK)が現れ、まずは彼とそのゲームをすることになった。どういうわけか、私たちは互いに髪型をセットする必要があると感じた。


すると突然、私たちはホテルに瞬間移動した。ホテルの一室が美容室になっていて、そこに私たちはいたのである。


まずは友人の方が髪を切り、お洒落な髪型にした。その髪型はおしゃれでありながら、ヘディングをする際にも髪の毛が邪魔にならないものだった。


一方の私は髪の毛を切るのではなく、ムースかポマードか何かで髪の毛をガチガチに固められ、その髪型で友人とヘディングゲームの対決をすることになった。どうやら私の髪の毛の量が多く、今から切っていると時間がかかってしまうと美容師が判断したようだった。


いざゲームを始めると、友人はそのゲームに慣れているのか、相手をどのように攻略していけばいいのか知っているようだった。最初のゲームにおいて私はすぐにボールを落としてしまったが、それはまだ準備運動だと言って私は負けを認めなかった。すると友人もそばにいた元日本代表のその選手も笑っていた。フローニンゲン:2021/2/2(火)06:49


6611. 届けられた書籍たち/アテネの記憶


時刻は午後7時半を迎えた。今日も静けさの中で1日が終わっていく。


今日もまた充実感と共に時間が過ぎていった。気がつけばもうこんな時間だ。


充実さの連続的な流れの中にいること。これが満足ということなのだろうか。


満たされている感じ。そう、そうした感覚がある。


そのようなことを考えていた矢先に、呼び鈴がなった。配達が予定されていた書籍が到着した。


配送をしてくれた男性と挨拶を交わし、お礼を述べ、今部屋に戻ってきた。届けられたのは800ページほどのチベットを代表する仏教修行者かつ詩人のミラレパの詩集だ。


もう1つの箱を開けてみると、ラマナ·マハリシの詩集、シャンカラの詩と詩に対する解説が収められた書籍、マーカス·ガブリエルの2冊の哲学書、西脇順三郎の詩と詩に関する思想が収められた書籍、そしてシュタイナーが天体の運動に合わせて1年間52週のそれぞれの週のために詠んだ詩が収めらた書籍が届けられた。


いずれの書籍もゆっくりと読み進めていこう。フローニンゲンの冬はまだまだ長く、これらの書物と一緒であれば、どれだけ冬が長くても問題ない。


この日記を書き終えたら、いつものように書籍が届けられた日を書籍の中に書き留めておこう。それもまた大切な記録であり、大切な思い出となる。


思い出。そういえば、今日は午後に昨年の夏に訪れたアテネでの体験について思い出していた。


具体的な体験というよりも、目にした光景を思い出していたと言った方が正確だろう。どういうわけか、アテネの夏の朝のあの輝く街の姿が思い出されたのである。


アテネは確かに気温が高かったが、湿気が少ない分過ごしやすかったことを記憶している。とりわけ朝は格別な爽快さがあり、ホテルの屋上のテラス席でパルテノン神殿を眺めながら朝食を摂っていたことが今改めて思い出された。


記憶。時に記憶がふと蘇ってくることがある。その瞬間になぜその記憶が蘇ってきたのかわからないのだが、それがどこか大切な記憶であることがよくある。


今日のアテネに関する記憶もそうだ。記憶から喚起されるもの。それを大切にして、それも創作の対象にしよう。


記憶によって喚起されたもの、そして記憶そのものを曲、絵、そして詩にしていこう。


1つの記憶が別の記憶を呼び起こすという連続的な現象は、どこか創作と似ている。1つの創作物が次の創作物を導いていくこと。それはどこか生命の連鎖のようである。


命の受け渡し。それがそこに起こっているのかもしれない。


なるほど、創作とは命の受け渡しだったのだ。1つの生命が他の生命になること。それが創作だったのだ。


静けさ。相変わらずの静けさがある。


今日もまたなんと素晴らしい1日だっただろうか。明日も今日と同様に、いや今日以上に充実した1日になるだろう。


日々は充実の発達プロセスを歩んでいる。フローニンゲン:2021/2/2(火)19:54

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