タイトル一覧
4678. 今朝方の夢
4679. 人生の転換点を感じて
4680. メルヴィンとの対話から考えるチェスと作曲との関係性
4681. 身体運動としての作曲
4678. 今朝方の夢
今朝は午前2時半に起床し、時刻は午前3時を迎えた。この時間帯のフローニンゲンは、闇と静寂さに包まれており、厳かな雰囲気を放っている。
小鳥たちの鳴き声はまだ聞こえず、彼らの鳴き声が聞こえてくるのは、後一時間ほどしてからになるだろう。小鳥の鳴き声を聞く代わりに、今、モーツァルトのピアノ曲を聞いている。
昨日の夕方には、フローニンゲンの上空に優しさの輪が姿を現しているかのように知覚された。今日の夕方にもそれは知覚されるだろうか。
天気予報の通り、今日も肌寒いようであり、最高気温は18度、最低気温は8度とのことである。今日は幸いにも雨は降らないようであるから、快適に過ごせるだろう。午後にかかりつけの美容師のメルヴィンの店に行く際には、散歩を楽しめそうである。
今日はまず最初に今朝方の夢について振り返っておきたい。夢の中で私は、母方の祖母の家にいた。
祖母は、そのマンションに私が生まれる前から住んでおり、私は誕生から今に至るまで、何度も祖母のマンションに訪れている。夢の中の祖母の家のダイニングルームは、淡い黄色がかった光を発していた。
そこで私は、高校時代のサッカー部の友人二人(HH & TS)と一緒に食事を摂ろうとしていた。友人の一人(HH)がお皿に食べ物を盛り、それをレンジで温めたいと述べた。私も自分の食べ物をレンジで温めようと思っていたが、彼に先を譲った。
すると彼は、レンジの設定を10分とし、レンジを動かし始めた。私は、「10分も温めてしまうと、食べ物が焦げちゃうよ」と述べた。
すると友人は、それはまずいというような表情を浮かべたので、私は彼に適切なタイミングを教えてあげることにした。その食べ物は2分半ほど温めれば十分だと思ったので、そのタイミングでレンジを切ろうと思った。
するともう一人の友人が私に話しかけ、洗面所で手を洗いたいので洗面所の場所を教えて欲しいと述べた。私は彼に、口頭で洗面所の場所を伝えるのではなく、キッチンを離れて、その場所を案内した。
そこで夢の場面が変わった。次の夢の場面では、山口県の地元を思い出させるような田んぼ道に私はいた。そこで小中学校時代の友人(AW)と一緒に道を歩いていた。
二人とも自転車を押しており、どこまでも続くのどかな田んぼ道をおしゃべりしながら歩いていた。あるところまで差し掛かると、そこからは再び自転車に乗って行こうということになった。
私たちは自転車にまたがり、いざ出発しようとすると、友人の自転車のチェーンが外れ、不幸にも、タイヤがパンクしてしまったようだった。私はそれを見たとき、友人の自転車が安物であることに気づき、質の悪い安物を決して購入してはならないことを思った。
パンクをして困った顔をしている友人に対して私は、再び自転車を降りてゆっくり押して歩いて帰ることを提案した。そこで夢から覚めた。
細かな描写で言えば、もう少し付け足すことはあると思うが、今朝方の夢の大枠は上述の通りである。一つ目の夢については解釈が難しいが、二つ目に関して言えば、長く続くのどかな田舎道は、どこか自分の人生を象徴しているように思う。
そして、その人生を自転車ではなく、自らの足で歩くことの大切さを伝えている夢だったように思う。一方で、夢の中の自転車が何を象徴しているのかが気になる。
自転車に関して私は、決して質の悪い安物を購入してはならないと考えており、自転車が象徴するものが何かによって、その考えをまた別の表現で言い換えることができるだろう。自転車が象徴するものについて早速調べてみたところ、それは人生におけるバランスを象徴しているようだ。
あるいは、それは人生における何らかの目標に向かっていることを表しているらしい。夢の中で私は自転車を押しており、その後、一度自転車に乗ったが、再び自転車を降りてそれを押しながら歩くことにした。
それは、人生においてバランスを取ったり、あえてバランスを取らずして、何かの対象に集中し、自らのペースで人生を歩んでいくことを象徴しているように思えなくもない。フローニンゲン:2019/7/9(火)03:38
No.2219: The Beginning of a New Day with Celebration
A new day began with celebration. Groningen, 04:54, Tuesday, 7/9/2019
4679. 人生の転換点を感じて
時刻は午前3時半を迎えた。徒然なるままに日記を綴っていくことによって、徐々に一日の活動に向けての準備が整っていく。
早朝の日記の執筆と作曲実践は、その日一日を充実感と幸福感と共に過ごしていくための最良の友である。
昨日得られた小さな気づきとして、毎朝飲んでいる小麦若葉ドリンクも大麦若葉ドリンクも、常温の水よりもレンジで温めた水に溶かした方が美味しく感じられることに気づいた。特に昨日や今日のような寒い日においては、温めた方がその美味しさが際立つ。
常温よりも冷たい飲み物を飲むことは以前よりも全くしていないが、これから夏に向かっていくにしても、温かい飲み物を飲むように一段と心がけよう。
昨日はひょんなことから、街の中心部のオーガニックスーパーでオーガニックのアーモンドバターを購入し、それをカカオパウダーとヘンプパウダーに混ぜて飲むと非常に美味しかった。今日もまた、そのドリンクを夕方に飲もうと思うが、午前中においては、バナナにアーモンドバターを塗ってみようかと思う。
そう言えば、随分と以前にもそのような食べ方をしていたことがあり、とても美味しかったことを覚えている。その組み合わせは、栄養が豊富という点のみならず、腹持ちも良いのではないかと思う。
今日はこれから早朝の作曲実践に励みたい。午前10時に協働プロジェクト関係のオンラインミーティングがあるが、今からそれまでの6時間を作曲実践や日記の執筆などに思う存分充てることができる。
今日もまた、日記の執筆以上に作曲実践を優先させる形で一日を過ごしていきたい。言葉で表現できぬ思いや感覚を曲として表現していく。
昨日ふと、人生において、幾つになっても新たな領域に乗り出していけることを自ら証明しようと考えていた。今日から、いや今この瞬間から人生を新たに始めることができることを証明するという明確な意思が現れていた。
この点については以前から考えていたことではあるが、今年と来年は、どこか人生の転換点のように思える。具体的には、この10年間ほど続けてきた活動に終止符を打とうかと考えている。
これまでの自分の専門性を一度完全に手放し、全く新しい領域に乗り出していきたいと思う。私は極端な発想と行動をする特徴があり、それを大切にしたいとも思っているから、これまで行ってきた活動はほぼ完全にやめにし、未開拓の領域に自己を置いていきたい。
手放すべき対象は、成人発達理論やインテグラル理論の探究及びそれらの理論を活用した実務活動になるだろう。そして新たな対象は、少なくとも作曲と投資になるだろう。
その他にも候補となる実践領域が浮上するかもしれないが、それら二つの新たな領域だけで十分のように思える。それ以上に領域を拡張させることは、今の段階では賢明ではないだろう。
作曲実践に関しては、昨夜も就寝前に考えていた通り、とにかく激しく実践に打ち込んでいきたい。少なくとも10,000曲を作らなければ何も見えてこないと実感しているように、そうした数の曲を生み出すまでの道のりについて考えていた。
ここから4、5年を掛けて、集中的に作曲実践に取り組みたい。手持ちの楽譜を全て参考にして曲を作り終える頃には、もしかしたら10,000曲ほどの曲数になっているかもしれない。
投資に関しては、資産ポートフォリオを構築する上で、まだまだ精通していない金融商品やサービスに関する理解を深めていく必要がある。
昨夜、ABN AMROのウェブサイトを通じて、無事にビジネスアカウントの開設手続きを終えた。その際に、ウェブサイトの他のページで紹介されていたプライベートバンキングサービスが目に止まり、昨日銀行を訪れた時にはそれに関するパンフレットが置かれていなかったので、改めてウェブページを通じてプライベートバンキングサービスについて理解を深めていこうと思った。
昨夜の段階では全ての項目に目を通すことができておらず、今日か明日にでも目を通しておきたい。プライベートバンキングサービスにせよ、老舗のプライベートバンクを活用するにせよ、銀行によっては最低でも5千万円の現預金が必要であり、大抵は1億円の現預金が必要となる。そうした額のお金を日本の銀行から海外の銀行に送金する方法についても調べておきたい。
今使っている日本の大手の銀行では、オンラインを通じてでは一回当りに百万円しか送金することができず、一日の上限は5百万円とのことである。こうした制限が解除できるのか、あるいは窓口に直接出向けばより大きな金額を送金できるのかは調べておきたいところだ。フローニンゲン:2019/7/9(火)04:03
【追記】改めて調べてみると、海外送金を取り扱っている支店の窓口に行けば、金額制限なしに大きな金額の資金を送金できることがわかった。資産を全て円建てで保有しておくのはリスクがあり、今後大きな金額の送金をする際には、オンラインを通じて送金をするよりも、日本に一時帰国するタイミングで手続きを行った方が良さそうだ。
No.2220: On a Pleasant Morning
Although it is cloudy now, I feel pleasant at this moment. Groningen, 05:57, Tuesday, 7/9/2019
No.2221: On a Cold Summer Morning
Today is also cold. Even though I feel chilly, I’ll engage in my lifework with full of passion. Groningen, 07:07, Tuesday, 7/9/2019
No.2222: On a Bright Morning
The sky gradually becomes clear. Looking at the sky, I brighten up. Groningen, 08:35, Tuesday, 7/9/2019
No.2223: A Subtle Wave of Emotions
A subtle wave of emotions is silently moving within me. Groningen, 09:46, Tuesday, 7/9/2019
No.2224: A Calm Walk
I have a feeling that I want to take a slow walk with a calm mind. Groningen, 12:53, Tuesday, 7/9/2019
No.2225: Wandering Clouds
Clouds are wandering slowly at their own pace. Groningen, 13:28, Tuesday, 7/9/2019
4680. メルヴィンとの対話から考えるチェスと作曲との関係性
時刻は午後の4時半を過ぎた。夕方のフローニンゲンの空に浮かぶ雲が、ゆったりと自分のペースでさすらっている。
先ほど、そうした雲を眺めながら、かかりつけの美容師のメルヴィンの店から自宅に戻ってきた。自宅からメルヴィンの店に行く際の散歩、そして店から自宅に戻ってくる際の散歩は非常に良い気分転換となり、改めて、歩くことの効能を実感する。
今日も昨日に引き続き、非常に肌寒く、外出の際には春秋用のジャケットを着用していた。歩きながら、頭の中では作曲と投資に関する考えが整理されていき、また幾つかの方向性が見えてきたことは喜ばしいことであった。
メルヴィンの店に到着すると、まだ先客が椅子に腰掛けていた。メルヴィンと握手を交わしながら挨拶をして、ダブルエスプレッソを一杯ほどいただくことにした。メルヴィンの店で飲めるエスプレッソは味わい深く、昨日足を運んだABN AMRO銀行のエスプレッソと同じく旨い。
先客の散髪が終わるまで、エスプレッソを片手にソフアでくつろぎ、店の本棚を眺め、オックスフォード大学出版から出版されている夢に関する専門書を手に取り、それを読みながら待つことにした。程なくして私の番となり、そこから一時間ほど、終始メルヴィンと会話をしながら有意義な時間を過ごした。
今日も話題は、チェス、作曲、ダンス、旅行の話など多岐にわたりながらも、それらの話題に共通する事柄をメルヴィンと一緒に見つけ出していった。メルヴィンはダンスを長らく行っており、最近ではチェスにのめり込んでいる。
ホームレスの男性からチェスの手ほどきを受けており、メキメキと力をつけているようだ。メルヴィン曰く、チェスの学習と実践が楽しくて仕方ないらしく、昼の休憩時間にもオンラインでチェスの試合を行っていたそうだ。
頭の中はチェスで一杯とのことであり、明晰夢の中にチェス盤が現れてくるそうだ。それほどまでにチェスにのめり込んでいるメルヴィンを見ていると、自分が作曲にのめり込んでいるのと同じだと思った。
メルヴィンとの対話を通じて、今日改めて気づいたが、チェスと作曲にはかなりの共通事項がある。そのうちの一つとして、どちらの領域においても、その技術を高める際には無数のパターン認識をまず獲得する必要があり、その後にパターン認識を超えて直感や創造性を働かせるフェーズがあるというものだ。
メルヴィンも今は、様々なパターンを習得する時期にあると認識しており、パターンを習得し、それを実践の中で活用すればするだけそれらが身体知となり、対戦中に思わぬ直感が伴って良い手が生まれるということを述べていた。これと似た様なことを、私も作曲実践の中で経験している。
作曲というのも、パターン認識と直感の産物であるとみなすことができ、楽譜からいかに多様なパターンを学び取り、それを自分の曲に生かしながらパターンに習熟していき、それらが徐々に無意識的に活用できるようになってくると、直感と創造性と相まって、自分独自のパターンを創出することができるようになってくる。それこそが自分のオリジナリティであり、同時にそうしたものが生まれる瞬間に、創造の喜びがあり、作曲の醍醐味があると言える。
今日のメルヴィンとの対話は、自身の作曲実践についてまた違った角度から考察を深めていく素晴らしい機会となった。これから入浴をし、夕食を食べている際にも、今日の対話の振り返りを引き続き行いたい。フローニンゲン:2019/7/9(火)16:58
No.2226: A Rhythm of the Afternoon
I’ll take a walk from now, feeling a rhythm of the afternoon. Groningen, 13:59, Tuesday, 7/9/2019
No.2227: A Song of the Twilight
I can hear a song of the twilight that comes from somewhere. Listening to it, I’m embraced by bliss. Groningen, 20:46, Tuesday, 7/9/2019
4681. 身体運動としての作曲
時刻は午後7時を迎えようとしている。つい今しがた夕食を摂り終え、これから日記を少々綴り、作曲実践をした後に、必要最低限のメールに返信をしていく。そしてそこからまた作曲実践をする形で今日を終えて行きたい。
本日の午後にかかりつけの美容師のメルヴィンと会話をしている際に、メルヴィンがダンスの際には、まず曲全体の質感を感じ、いきなり大きな動きをしていくのではなく、曲の運動法則、ないしは曲が持つ固有の波に乗ることを意識しているようなニュアンスのことを述べていた。そして、音楽をかけて実際にそれを披露してくれた。
彼の意見とダンスパフォーマンスは、これまでの作曲経験からも非常に納得のいくものであり、洞察深いものだと思われた。
作曲をする際に重要なのは、最初の一音ないしは数音が生み出す音楽空間をまず感じ、その音楽空間が持つ固有の運動法則及び波を掴むことにある。それを掴めないままに曲の続きを生み出していくことはできない。
曲には固有の生命があり、その脈動をまずは掴むことが何よりも大切である。その後、メルヴィンが音楽に合わせて思うがままにダンスをしていたように、兎にも角にも曲の生命運動をまずは感じ、それを掴んでいくことが大切になる。
一度曲の生命運動を感じ、それを掴むことができたら、あとはその運動が動く方向に自分も動いていけばいいだけなのだ。つまり、曲の生命の波が動く方向に音を配置していけばいいのである。
この点について考えれば考えるだけ、作曲もダンスと同様に身体運動に他ならないことが見えてくる。作曲は認知的かつ身体的であるという所以がここにある。
今後も引き続き、作曲上の無数のパターン把握に努めていくのと同時に、曲が持つ固有の運動法則ないし生命運動の波を感じ、それを掴んでいけるようになっていきたい。そして、その波に自己を委ねるフェーズに入っていくことができればと思う。
おそらくそのフェーズに到達して初めて、直感というものに従いながら曲が作れるようになっていくのだろう。この点についてもまさにメルヴィンがチェスを引き合いにして話をしていたように、直感的なチェスの一手を生み出すかのごときに一音を生み出していく。
今日のメルヴィンとの対話からは、その他にもまだ多くの気づきを得ることができた。それらの点については、考えをある程度まとめてから書き留めておきたいと思う。
今日これからの作曲実践においては、数日前に作った曲をアレンジすることを行う。その際には、これまでの体験知から幾つかのパターンを引っ張り出し、それらを新たな組み合わせとして結合させるようにしてみる。
学習は既存の体験知から新しいコネクションを生み出すことに他ならず、これまで培ってきた作曲上のパターンを連結させ、新たな組み合わせから生まれる音の世界を切り開いていく。その点を意識してこれから作曲実践に取り掛かる。フローニンゲン:2019/7/9(火)19:09
No.2228: On the Night of the Star Festival
I totally forgot the night of the start festival this year. I’m wondering about what kind of night it was. Groningen, 21:26, Tuesday, 7/9/2019
7月9日(火)に生まれた曲:10曲
本日の曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。