時刻は午前八時を迎えようとしている。早朝の天気予報を見ると、今日は一日中曇りとのことであったが、今、空はうっすらと晴れている。
今日は夕方に、歯医者に行き、歯のクリーニングをしてもらうことになっている。おそらく、フローニンゲンのこの歯医者に行くのは今日が最後だと思う。この三年弱の間、半年に一度ほどお世話になったドクターにはお礼を述べておこうと思う。
昨日天気予報を確認すると、明日と明後日は小雨が降る予報だったのだが、今朝改めて確認してみると、明日も明後日も曇りに変わっていた。その後は晴れの日が続き、これまで天気が悪い期間を長らく過ごしていたこともあり、このように雨の降らない日が続くことが嘘のようだ。
ふと、太陽の姿を拝むだけで幸福感を得ることができることについて考えていた。それは原始的な幸福感かもしれないが、人間として生きていく上で、シンプルでありながらも、とても大切な幸福感であるように思える。
むしろ、シンプルであるからこそ、それは大切なものだと言えるかもしれない。いずれにせよ、鬱蒼とした天気が続く季節が終わりを迎え、太陽の光を浴びれる季節になってきたことは本当に喜ばしい。太陽の姿を見る日が増えれば増えるほど、自分の活力が増していくのがわかる。
ここ最近は、午後か夕方に、必ず外に散歩に出かけている。汗をかかない程度に少しばかりランニングをしたり、ウォーキングをしたりすることを30分ほど行っている。
その際には、太陽の光を浴びており、運動と太陽の光が作用してか、ここ最近は質の良い眠りが続いている。夜中に目覚めることもなく、入眠から起床まで、深い睡眠を取ることができているように思う。
やはり、全身を動かすことと、太陽の光を浴びることは、睡眠の質に良い影響を与え、それらは身体を健全に保つ上で不可欠なのだとわかる。今日も歯医者に行く際には、散歩を楽しみたいと思う。
今日はこれから、早朝の作曲実践を行う。シンプルなメロディーとシンプルな伴奏から、自分が納得する響きを生み出していきたい。
早朝の作曲実践では、新しいことを試すことはそれほど行っておらず、早朝の気分が反映されるような曲を自然な形で作っているように思う。作曲実践を終えたら、上の階に住むピアニストの友人に借りている二冊の音楽関係の和書に目を通したい。
一冊は『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ演奏法と解釈』という書籍であり、もう一冊は『ベートーヴェンピアノソナタ:作曲学的研究』という書籍だ。実はこれら二冊は、随分と前にも一度借りており、以前にまた借りることにした。
今はちょうど時間があるので、これら二冊を再度読み返したいと思う。二冊の内容が、今後の自分の作曲実践に不可欠なものであると分かれば、また近い将来に、自分でこの二冊を購入したいと思う。フローニンゲン:2019/2/19(火)08:12
No.1698: Hide-and-Seek of a Night Bird
Tonight looks as if a night bird were playing hide-and-seek. Groningen, 21:40, Tuesday, 2/19/2019