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3043.【北欧旅行記】旅の意識


ストックホルム滞在の四日目の朝を迎えてしばらくの時間が経った。つい今しがたホテルのレストランで朝食を食べた。

これから訪れるプリンス・エウシェン美術館までは、歩いて40分ほどの距離であるため、良い運動になるだろう。この運動に備えて、今朝もしっかりと朝食を摂った。

幸いにも天気予報の通り、ストックホルム上空の空が晴れてきた。夕方からも小雨が降るかもしれないので、念のため折り畳み傘を持っていく。

朝日の黄色い光がホテルの隣の建物の壁に照らされ、美しく耀いている。今日もストックホルムの町中を歩くことはとても清々しいだろう。特に、海辺の道や庭園付近の道を楽しみにしている。

昨日ふと、改めて呼吸を整え、日々の生活をより瞑想的な意識のもとで送ることの大切さについて考えていた。先月一ヶ月間はGRE試験に向けた対策に少々追われ、生活の外形は穏やかでありながらも、心のゆとりが奪われていたように思う。

試験が無事に終わったにもかかわらず、試験の翌々日に今回の北欧旅行に出かけることになり、旅の始まりは意識がまだ試験に向けた準備の状態と変わりがなかった。ここに来て少しずつ旅の意識になりつつある。

欧州での三年目の生活では旅を積極的にしようと思っていたが、ここ数ヶ月間は文字通り毎月どこかに旅に出かけており、少し旅行過多であるように思えてきた。年内の国外旅行は、九月のボストン旅行に留めるようにし、その他の旅行はオランダ国内かベルギーなどの近場に留めたいと思う。

昨日ノーベル博物館内でドキュメンタリー番組を見たときに、私たちの脳はGPS機能のようなものを備えているという発見事項を知った。おそらく見知らぬ土地を訪れることによって脳が活性化され、それによって意識も活性化されるのは、脳のそうした特性と関係しているのかもしれないと思った。

世界中の見知らぬ町を訪れることによって、随分と自分の脳と意識の働きが変化していることをここ数年特に実感する。旅のおかげで自己が深まり、人生が深まっていることを実感している。

しかしそうとはいえ、毎月世界のどこかに旅行に出かけるというのは少々忙しすぎるように思われてきた。旅に出かける頻度を抑える分、一つ一つの旅を終えるごとにその旅を咀嚼し、次の旅に向けて諸々のことを内側で熟成させていきたいと思う。

繰り返しになるが、年内は五年振りにボストンを訪れる旅行を最後にし、来年の初旬にまたどこか旅行に出かけたと思う。その時はできればオーロラ観測の船旅を行うことができれば幸いだ。

見る見るうちに辺りが明るくなってきた。それに呼応するかのように、爽やかな空気が朝のストックホルムに流れている。水の都に爽快な風の息吹が吹き込んでいる。ストックホルム:2018/8/28(火)09:47

No.1269: Brightness of the Sky

The sky above Groningen started to brighten.

I expect today to be blissful. Groningen, 08:28, Tuesday, 9/25/2018

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