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2939. GRE試験対策:日本語の介在度合い


今日の午前中にはGREの読解セクションの問題を1セットほど解こうと思っている。四年前まではGRE試験で出題される英文が非常に難解で、文意を掴むのにいつも苦労していたが、今はそれほどでもない。

やはりフローニンゲン大学に来て、二年間ほど学術的な専門書や論文を読み続けていたことが大きいように思う。また、この二年間で二つの修士論文を書いたことも大きな要因として挙げられそうだ。

今から七年前に米国に渡った翌年に、当時は博士課程への進学を考えていたため、GREを何度か受けた。それは今から六年前のことであり、その時は本当にGRE試験の問題が難しいと感じた。

今から四年前に再度受験した時も難解だという印象はやはり変わらなかった。ところが今は、その印象が随分と薄れている。それはやはり、この四年間において、自分が着実な歩みを進めていたからだろう。

昨日、1セットほど読解のセクションの問題を解いた後に考えていたことがある。私は普段、英文を読む際には英文のまま理解するようにしている。つまり、日本語に翻訳しながら読むのではなく、英文を英文として理解していくように読んでいる。

これは七年前に米国に渡って以降に完全な習慣的行為になった。そうした習慣はTOEFLやGREの試験に関しても当てはまる。

昨日は、読解セクションの問題をいつものように英文のままに理解して問題を解いていた。しかし、そこでふと思ったのは、文意を把握するのが厄介なGREの問題に関してはあえて日本語に訳してもいいのではないかと思った。

もちろん、全ての問題を日本語に訳しながら解いていると時間が全くもって足りない。GREの問題の中には論理パズルのような問題があり、そうした問題に関しては日本語脳を活性化させ、日本語を媒介させた方が問題が解きやすいのではないかと思った。

結局それは、七年間も英語空間の中で精神生活をしていたとしても、細かな思考を司ることに関してはやはり依然として母国語の方が力を持っていることを暗に示している。そうしたことからも、今日の午前中に1セット問題を解く際には、論理パズルのような問題や、文意が速やかに把握できないような箇所については日本語を介在させていこうと思う。

基本的に大部分の問題は英文のまま解答していくことになるだろうが、日本語を介在させることも許容してみる。今日はそれを試してみて、英文を英文のまま理解して問題を解く時と、日本語を介在させた時に解答にかかる時間と正解率を比較してみようと思う。

もちろん、問題の難易度が異なれば比較にならないが、対策問題集の問題は難易度にばらつきがそれほどないように作られているように思える。仮に難易度にばらつきがあれば、自分の中の感覚に問いかけてみて、どちらの方法で問題を解くのがいいのかを掴んでいく。今日はその点を意識する。

読解セクションのみならず、今日はライティングセクションについても対策を進めていく。本格的に問題に対して文章を書いていくのはまだ先であり、今は対策問題集に掲載されている高評価の文章の質感を掴むべく、それを音読することに時間を充てている。

また、それに合わせて、解説集の中に記述のある採点基準を丁寧に読んでいく。今日からまた単語力の強化を再開させ、それを試験当日まで地道に続けていく。

やはり試験までは単語の学習は毎日行った方がいいようだ。とにかく単語は繰り返しがものを言うため、毎日反復学習を行っていく。

GREには数学のセクションもあるが、それは六年前からすでに最高得点に近いところに到達しているため、今回の試験に向けても感覚を取り戻す程度に問題を解き、それを一つの気晴らしにしたい。フローニンゲン:2018/8/5(日)07:58

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