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2906. 旅を終えて


オッテローからフローニンゲンに戻ってきてからの初日の朝を迎えた。今朝は六時過ぎに起床し、六時半から一日の活動を開始させた。

日曜日の今日は朝からとても静かであり、冷たく爽やかな風が吹いている。起床してすぐに寝室と書斎の窓を開けた。

ここ数日暑い日がフローニンゲンでも続き、旅行中に部屋に熱気が溜まっているように思えたので、昨日からいつもより窓を大きく開けている。今日も窓を大きく開けていると、いつも以上に爽やかな風が部屋に流れ込んでくることに気づく。

小鳥の美しい鳴き声もいつも以上に部屋に入ってくるように思えてくる。ここ数日間と比べて今日は比較的涼しい。最高気温も30度に達することはない。日中の暑い時間帯でも窓を開けていれば快適に過ごせるだろう。

今日からは再び日常に戻る。旅とは本当に非日常的な感覚をもたらしてくれるものだと思う。一方で、旅で得られた非日常的な感覚のいくらかが日常に帰ってきても継続していることは不思議に思う。

もしかすると、これが旅の本当の意義なのかもしれない。旅は確かに私たちに非日常的な感覚をもたらしてくれるが、それを日常に帰った時にも維持できた時、それこそが旅で得られたものだと言えるかもしれない。

今継続している非日常的な感覚こそが今回の旅を通じて得られたものなのだ。今日から再び日常が始まるが、この感覚を忘れないようにしたい。

旅から戻ってきての初日は、旅に出かける前と変わらない生活を送る。日記を書き、曲を作る。そして、来月の第三週目に受験するGRE試験に向けての学習を進めていく。

日記に関して、改めて今回の旅を振り返ってみての事柄を書くことがあるかもしれない。旅によって触発された考えや感覚を今日も書き留めていく。曲についても同様だ。

実は旅行中においても宿泊先のホテルで曲を作っており、作曲が日々の完全な習慣になったことを嬉しく思う。何よりも、旅先でも曲が作れるようになったことが一番嬉しい。

当然ながら、まだまだ過去の作曲家が残した楽譜をスキャフォールディングにして曲を作ることからは抜け出ておらず、純粋に自分の感覚だけをもとに曲を作ることができるようになるのはまだまだ先のことだろう。

だが、ひとまずはこの進歩を喜びたいと思う。小さな進歩に喜びを感じ、その喜びをもとに作曲実践を続けていく。そして、作曲実践をするたびに創作の喜びを得ていく。そうすれば、作曲という行為が絶えず喜びに満ち溢れたものになるだろう。

今日は特にGRE試験に向けた学習に力を入れたい。早朝のこの時間帯からまずは単語学習を進めていく。

今日中に単語集の二周目を終わらせることが理想だ。そうすれば、明日からは三周目に取り掛かることができ、八月からは対策問題集やオンラインでの模擬試験を通じてより実践的な学習に移行していくことができる。

今日中に二周目を終わらせるためには、残り120ページほど確認していく必要がある。これを行うためには、チェックマークで付された単語を見る際に、一つの単語にあまり長居をしないことがポイントになるだろう。

二周目で全ての単語を習得する必要など全くないのである。要諦は、単語集を何度も繰り返し、最終的に全ての単語を習得することであり、二周目に全ての単語を習得する必要などないのだ。

そのため、チェックマークが付された単語については挨拶をするかのように簡単に一つ一つ確認していくことを意識する。例文をその場で作り、それを口ずさむことを行いながらも、一つ一つの単語には時間をかけないようにする。

そうすれば、120ページの分量を今日中にこなすことも十分に可能だ。今から早速それに取り掛かりたい。フローニンゲン:2018/7/29(日)07:02

No.1176: At a Quiet Moment

I think I spent a slow and wonderful time in Northern Europe during this trip.

I fully enjoyed culture and nature in Sweden and Finland.

I appreciate this precious opportunity very much. Helsinki, 10:05, Sunday, 9/2/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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