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2651. クレラー・ミュラー美術館への再訪計画:オディロン・ルドンの特別企画


今日は早朝から相変わらず雲が空を覆っている。気温は低く、とても肌寒い。いつもの通り書斎に閉じこもり、本を読んだり文章を書いたりして過ごしている。

早朝に、オレンジ色の蒸気船に乗って海に揺られているような感覚がやってきた。それは幾分ふわふわとした感覚であり、小刻みな気分の揺れが幾分嬉々とした感情を引き起こす。

その感情が少し落ち着いてきた時、オディロン・ルドンという画家について少し調べ始めた。すると偶然にも、冬が間近に迫った昨年の秋に訪れたクレラー・ミュラー美術館でルドンの特別企画が開催されていることを知った。

しかもちょうど一昨日からだ。一昨日から9/9までこの企画が開催されることを知り、再度クレラー・ミュラー美術館に足を運んでみたいという気持ちになった。

この美術館は以前の日記で紹介したように、デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中心に位置している。この国立公園はオッテローと呼ばれるとても静かな場所にあり、宿泊したホテルの朝晩の静けさが懐かしく思い出される。

クレラー・ミュラー美術館は、ちょうど数日前に訪れたアムステルダムのヴァン・ゴッホ美術館に次いで、ゴッホの作品を数多く所蔵している。この美術館に所蔵されているゴッホの作品とルドンの特別企画を見に行くために七月の半ばあたりに、再度デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園近くに宿泊をし、クレラー・ミュラー美術館を訪問しようかと計画している。

ルドンに関心を持ち、このような機会が目の前に現れたことの意味を考えると、それを逃してしまうことはどうも惜しい。七月はどこかに旅行することを予定していなかったのだが、オッテルローに二泊三日の旅に出かけることにしたい。

前回は秋が深まる時期のデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園を見ることができた。今回は夏の様子を伺い知ることができるだろう。

宿泊するホテルは前回と同じ場所にするか、異なる場所にするかは現在考えている最中である。いずれにせよ、国立公園近くの静寂さと自然を堪能することができるに違いない。今からそれが楽しみだ。

今日はこれから昼食までの時間を使って作曲実践を行う。午前中に音楽理論の専門書の二読目を終え、知識の拡充を図った。本日学習した項目がすぐに今日の作曲実践に反映されるとは限らないが、習得した知識は必ずや実践をより深いものにしてくれるだろう。

いつもと同じように、参考にする曲をまずは聴き、その曲に喚起される内的感覚を色鉛筆で楽譜上にデッサンしてから作曲実践を行う。聴覚的なものは視覚的なものへ、視覚的なものは聴覚的なものへと感覚を転換していく。

今から作る曲がどのようなものになるかは当然ながら未知であり、未知であるがゆえに大きな楽しみがある。フローニンゲン:2018/6/4(月)11:24 

No.1052: A Slope of Witches

Both black and white magic exist in this world, and in reality, all of us unknowingly utilize both in our daily life.

If we think about it enough——or even if we don’t think about it at all——that is common sense too much because witch-hunt is omnipresent in our society. Groningen, 08:25, Saturday, 7/7/2018

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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