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2639. 【アムステルダム滞在記】暴力的な夢


いよいよ昨日から第48回の国際ジャン・ピアジェ学会が始まった。昨夜は今日の学会発表の準備に向けて最終準備をしていたため、就寝時間はいつもよりだいぶ遅い11時半頃であった。

しかし今朝は普段とほとんど変わらずに六時前に起床した。今朝方は印象的な夢を見ていた。

夢の中で私は砂浜の綺麗な風光明媚な場所を訪れていた。どうやら前職の会社の社員旅行か何かに参加しているようだった。名所である美しい砂浜を見るために私たちは貸切のバスを降り、砂浜に向かった。

道中、横にいた何人かの上司の方たちとたわいのない話をしながら歩いていた。その時は仕事の話を一切せず、今回の旅行の名所についてあれこれと話をしていた。

目当ての砂浜が近づいてくると、私は突然左耳に違和感を覚えた。耳に手を当ててみると、チクリとするものがあった。

何かと思ってチクリとするものをそっと触ってみると、松の小枝が束になって大量に左耳の中に入っていた。私は慎重にそれらを抜き出しながら歩いていたが、全て除去できたか不安であったため、横にいた上司の方に確認してもらった。

なんとか無事に全ての松を除去できたようであり、私は一安心をした。その後場面が一気に変わり、私はオフィスの中にいた。

社内の中で最も大きな権威を持っている人物がオフィス内にやってきて、私が一緒に働いているチームメンバーを全て集めて何やら会議を緊急に開こうとしていた。私と入社したての外国人を除いて、15名ほどのメンバーが会議に召集された。

私は自分が会議に呼ばれなかったことを内心ホッとしているのと同時に、それは自分への期待の薄さのように思われ少々落胆しているようだった。その権威的な人物が私の近くにやってきて、何か一言つぶやいた。

その言葉は人間の尊厳を傷つけるような発言であったから、見過ごすことはできず、私は至って冷静な表情でその人物に一言反論をした。それに対して、その人物はまた一言捨て台詞のようなものを述べたので、私は仕方なくその権威的な人物のお腹を殴りつけた。そして至って落ち着いた表情で、続けざまに顔に張り手を食らわせた。

その時私は、「頭を殴ると脳しんとうで死んでしまう可能性がありますから張り手にしておきますね」と述べてから全力でその人物の顔に張り手を食らわさせた。その人物は私の張り手によって倒れこみ、私に殴られたお腹と顔を両方押さえながらフロアの上でもがいていた。

私はその様子を見ながら、少しばかり微笑んで一言その人物に忠告の言葉を投げかけた。そこで夢の場面が変わった。

目が覚めると、ホテルの自室の窓から曇った空が見えた。今朝のアムステルダムは雲があり、霧が同時に発生している。

一昨日の夏日和は嘘であるかのように昨日は涼しく、また今日も気温が下がるようだ。明日の気温はもっと低い。

今日は国際ジャン・ピアジェ学会の二日目が始まる。今日の最後の時間帯の分科会で私は発表を行う。

学会というのは他の研究者の発表や彼らとの立ち話などを通じて得るものが多いのだが、さすがに昨日は一日中学会会場で時間を過ごし、情報量の観点で少々疲弊してしまった。

昨日の日記で書き留めていたように、認知的積載量を上回るような情報が自分に流れ込んできたのである。今日は自分の発表を最優先させるため、情報を詰め込みすぎないようにしたいと思う。

学会の発表目録を確認し、どうしても聞きたい発表だけを聞くようにしようと思ったため、今日は三時過ぎから行われるある分科会の発表だけに参加しようと思う。今日はそれまではホテルでゆっくりとした時間を過ごし、発表に向けた最終確認をしたい。アムステルダム:2018/6/1(金)06:45 

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