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2090. 構築・創造の喜び

March 1, 2018

ふと顔を見上げると、雪が突然降ってきた。先ほどまではあれだけ晴天だったのに、今は視界が真っ白になっている。

 

瞬く間に雪が地面に積もり、外は白銀世界と化した。天から舞う雪を眺めながら、「デジタルラーニングと学習環境」のグループ課題をこの辺りで一旦やめにすることにした。

 

午後からこの課題に取り組み続け、全体の三分の一ほど終わったのではないかと思う。この課題は、同じ研究グループに属している友人のハーメンと二人で取り組んでいる。

 

先週の水曜日に学内のカフェテリアで一度ミーティングを行い、この課題のスケジュールと進め方を話し合った。Google Document上で作業を行うことにしており、午後に確認すると、ハーメンがすでにいくつかの文章を執筆していた。

 

今回の課題は、デジタルラーニングを提供している一つのウェブサイトを対象にし、そのコンテンツを分析するというものだ。分析の観点は多岐にわたり、デザインの観点、実証研究の観点、理論的な観点などである。

 

理論的な観点に該当する教授法の欄を眺めてみると、ハーメンがすでに文章を執筆していた。どうやらハーメンは、教育哲学者のジョン・デューイが提唱した「実践学習」の観点から分析を試みようとしているようだ。

 

一旦ハーメンが書いた全ての文章に目を通した後、それと重ならないように、私の分析の観点を加えた。理論的な分析に関しては、私は「構成主義的教授法(constructivist pedagogy)」を採用することにした。

 

これまで発達心理学を探究し続けていたこともあり、この教授法については事前知識もあるため、比較的文章が書きやすかったように思う。その他、認知的積載理論を用いた説明を加えていこうと思う。

 

今日はこの課題に取り組む初日だったのだが、随分と速やかに筆が進んだように思う。日本語にせよ、英語にせよ、私は話し言葉を用いることはあまり得意ではないが、どちらの言語にせよ、書き言葉であれば一切の苦なくしてその行為に没入することができる。

 

やはり私は話す人間ではなく、書く人間なのだと思う。また、この課題に取り組んでいる最中、学術的な文章を構築していくことは、プログラミングコードを書く際の喜びと瓜二つであり、作曲をする際の喜びと等しいものであることに気づく。

 

創造する喜び、そして構築する喜び。学術論文を執筆することは、やはり創造的かつ構築的な特徴を持っており、この二つの側面が私に充実感をもたらすのだと改めて知る。

 

雪が降り始めたにもかかわず、すぐに気づかないほどに、文章の執筆にのめり込んでいたことが、学術的な文章を執筆することに対する自らの適性を語っているように思えた。

 

ここでまた文章の手を止め、顔を上げて書斎の窓の外を眺めると、雪が止んでいるではないか。文章を執筆することにのめり込む自分がここにもいる。

 

遠くの空が夕日に照らされて赤く輝き、一日の終わりを静かに告げている。フローニンゲン:2018/2/25(日)17:55 

 

No.809: The Gentle Sunshine

 

The cold in Groningen has become severe again since yesterday.

 

Yet, the gentle sunshine is falling down from the sky, which makes my being vigorous. Groningen, 08:22, Tuesday, 2/27/2018

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