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2079. ポスタープレゼンテーションの振り返り


ポスタープレゼンテーションを終えた後、その場で得られたフィードバックや質問を振り返りながらフローニンゲンの街を歩いていた。

それらのうちとりわけ重要なものはメモとして書き留めており、そのメモの内容を頭の中で反芻しながら、ここからどのように研究をさらに発展させていこうかと考えを巡らせていた。

やはり自分の研究のためか、一つ一つのコメントや質問に対して、必ず自分なりの考えというものがあり、それをこちらから述べることによってやり取りが充実したものになっていくということを経験していた。

確かにコメントや質問の中には、その場ですぐに明確な回答を述べることのできないものも含まれていたが、大抵はその場で何かすぐにこちらの考えが生まれてくる。

これはおそらくどの研究者にも当てはまるのだろうが、それぞれの研究者は自分の研究領域については説明責任を有しており、一人の個人が行なう研究というのは非常にユニークなものであるがゆえに、研究者はおそらく自分の研究テーマについて一番詳しく知っている者と言えるだろう。

当然、自分の研究テーマの中にも、個別の分析手法を取り上げてみれば、世界にはもっと詳しくそれについて知っている人はいる。だが、そうした分析手法の活用方法を踏まえて、全体としてそのテーマについて一番詳しく知っているのは研究者本人だろう。

今日のポスタープレゼンテーションの場では、自分が定めた研究テーマに関する説明責任は自らにあることを自覚しながら、こちらの知っている範囲のことはできるだけ誠意を持って伝えることができていたように思う。

ただし、パワーポイントでの発表とは異なり、その場に立ち寄ってくれた一人一人の研究者の関心に合わせながら説明をより柔軟に変えていく能力が今後はさらに求められるように感じた。

研究に含まれるいくつかのエッセンスを明確な言葉で端的に説明できるように準備しておく必要性は当然にあり、詳細な説明を求められた時にはそれに対応できるように準備をしておく必要がある。

自分の研究であるだけに、周辺知識を多く持っているためか、冗長に説明することならいくらでもできるが、今日の場での体験を思い出すと、意外と端的にメッセージを打ち出していくことが難しいように思えた。

仮に今回の研究を六月に終え、今度は研究成果に関するポスタープレゼンテーションがあれば、ぜひとも今日の経験を活かしたいと思う。研究成果を発表する際には、今日のポスターのように文字を多くする形ではなく、よりビジュアル的にも見やすいものに心がける必要がある。

特に研究結果を示す図表やグラフなどを上手く活用し、自分の「店」に立ち止まって出し物を眺めてもらえるように工夫をしたいと思う。とりあえず今日は無事にポスタープレゼンテーションを終え、いよいよ来週からはMOOCに関する研究インターンが始まる。

今朝、ジャン・ディエナム教授が提供してくださった自分のオフィスの場所を確認し、来週からは週に一日か二日はそこで研究に打ち込みたい。来週からはまた新たな充実感が日々にもたらされることになるだろう。フローニンゲン:2018/1/31(水)16:38 

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