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1980. 充実感という一筆を

January 10, 2018

計画通り、ヘルシンキに向けた機内では日記の執筆と作曲だけに従事することができている。もし何か一つ望みを叶えてくれる不思議な力がこの世に存在するなら、文章と曲を創出することによって自己を爆発させて欲しい。

 

書いても書いても、作っても作っても、自己が爆発することはない。それを乗り越えて、自己が炸裂して欲しい。

 

今の小さな自己に付着している諸々の構成物を全部一掃するかのような爆発が欲しい。なぜそれが起こらないのだろうか。

 

いつそれは起こるのだろうか。それが起こることだけを望む。

昼食の機内食を食べてからは作曲実践に随分と時間を充てていた。その曲が少しばかり陰の曲であるためか、その曲を作っていると自分の内側が陰の世界になっていた。

 

その世界から飛び出すかのように、陽の世界に飢えている自分が顔をのぞかせた。陰の感情が支配するときは、その陰を完全なまでに曲の形にしたい。

 

しかし、今の私にはまだそれを実現する力量がない。中途半端に陰の世界に足を踏み入れ、自分の内側の陰のエネルギーを完全に形にするのではなく、途中で陰から陽に転じてしまう自分がいる。

 

仮に今後、陰陽を曲として完全に表現しきれる力量が得られれば、私はその時の内面世界の色に応じて自由自在に陰陽の対極世界を行き来することができるだろう。それは理想だ。

オーロラの見える場所で、静寂さが包む夜の砂漠で、生活の香りがするその土地の何気ないカフェで、堆積された歴史を感じさせる遺跡で、学術的な雰囲気を漂わせる大学の図書館で、この世界の様々な場所で、私は日記を執筆し、曲を作りたい。

 

それらはいつどこでもできる。自分が日記を書くのではなく、自分が曲を作るのでは決してない。

 

日記が自分を書き、曲が自分を作るのだ。そうでなければならない。

 

前者は決して自己の表現行為ではない。後者こそが、自己の存在に根ざした表現行為だ。

 

自分の内側の小さな自我が叫んでいる。書きたい、作りたいとしか叫べない小さな自我。

 

だが、小さな自我はそれを叫べる。この自我の叫びに対して、私はどうしたらいいのだろうか。

 

小さな自我に自分を委ねてみるのはどうだろうか。大きな自己が小さな自我をたしなめるのではなく、小さな自我の要求に応じ、小さな自我の叫びを大きな自己に貫通させるのはどうだろうか。

 

そんなことをロシア上空で考えている。数時間前もロシア上空だったが、今もまだロシア上空だ。ロシアは大きい。

私は、ロシアにはまだ足を運んだことがない。いつかロシアの大地をこの足で歩く日が来るだろうか。

 

よくよく考えると、日々は旅なのではないかと思う。内面世界は無限に広く、無限に深い。

 

日々、同じ内面世界を歩くことなどできない。私たちは常に、広大無辺な内面宇宙を旅しているのだ。

 

そうした内面宇宙と密接に結びついているのが、この外面世界である。この世界の様々な場所に旅をし、旅先で日記を書き留め、その土地固有の感情と感覚に喚起される形で曲を作る。

 

今年の年末は、日本ではなくどこか別の国でそれを行う。自分のなすべき使命にこれからさらに激しく邁進したい。

 

普遍に至る道の過程で個に引きずり戻そうとする一切の現象を退けていく。とにかく今日から、この瞬間から、また自分の人生の充実感が濃さを増していくことを祈りながら、この瞬間の充実感という一筆を自分の人生に塗り重ねたい。ロシア上空:2018/1/6(土)19:14

No.615: Significance of Music Analysis


If music can fully embody thoughts, emotions, and sensations, music analysis would be quite beneficial for understanding human nature in a deep way. 

 

Also, if music can foster our development, music analysis would be key to how to compose such music. 

 

Finally, if music can unlock human potential, music analysis provides us with insights about how to attain it through music. Groningen, 09:08, Tuesday, 1/9/2018

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