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1943. ゆったりとした金曜日の朝


今朝は少しばかりゆったりと起床した。六時半頃に目覚め、自室から外の景色を眺めてみると、まだ日の出前であった。

日本の夜明けはオランダよりも早い。これから穏やかな瀬戸内海の上に朝日が照らされるだろう、という思いを持った。

現在、時刻は早朝の八時近くとなり、すでに辺りは明るくなっている。昨日と同様に、今日の瀬戸内海はとても穏やかだ。

穏やかな表情の海を見ていると、こちらの気持ちまで穏やかになってくる。これは人間に対しても当てはまるのではないかとふと思う。

穏やかな人を見ていて穏やかになる気持ち。人間にはこのように、他者や自然から自ずと影響を受けるような特質を持っているのだろう。

逆に言えば、人間は人間に対して自ずと影響を与えうるという特質を持っている。 実家に帰省してからの四日目の朝。今日はどのように一日を過ごしていこうかと考える。

午前中に三冊ほど和書を読み進めておきたい。読書の合間合間に作曲実践を織り込んでいく。

早朝にお風呂に入っている時に、私はやはり書物を通じた探究活動を今後止めることはないだろうと思った。とりわけ、哲学的な探究は必ず最後の日まで継続するような予感がする。

当初の予定では、日本に戻ってきたら書籍を読むことから離れ、作曲実践のみに打ち込みたいと思っていた。しかし蓋を開けてみると、一日の活動時間のうちの多くは書籍を読み、それをもとに文章を書いている自分がいたのである。

作曲はおよそ三時間ほど行い、その他の時間は何かしらの本を読み、文章を書いている。日記と作曲だけを行いながら生活をしていくことは理想ではあるが、それらの実践を豊かにするための読書も欠かせないものだと改めて思う。 実家に帰ってきてからは、不思議と和書だけしか読んでいない。それほどまでに、実家には私の関心を引く多くの和書が置いてあるということなのかもしれない。

今日も多くの和書を読み、それに並行して、着実に作曲理論の学習を進めたい。2017/12/29(金)08:10

No.588: Deplorable but Inevitable Decision

Perhaps, this may be my last chance to come back to my hometown for some reasons.

The decision makes me feel a little bit deplorable, but it would be necessary for our life.

It sometimes happens in our life, and we must accept the lamentable decision.

It is very disconsolate, but I have to accept it, considering that such a decision is sometimes inevitable in our life. 20:28, Wednesday, 1/3/2018

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