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1869. 創造的中毒症状と美的感覚


昨夜も就寝前に作曲実践に打ち込んでいた。現在読み進めているテキストが秀一であり、具体例の豊富さと、その具体例に紐付いた作曲エクササイズを進めていくことが何よりも楽しい。

詰め将棋のテキストやプログラミングのテキストにのめり込んでいる感覚と同じだろうか。より端的に述べてしまうと、ゲーム的な要素がそこに色濃くあると言えるかもしれない。

昨今、教育研究や教育実践の中で、ゲーム的な様子を学習に取り込んでいく「ゲーミフィケーション」が注目を集めているが、ゲームが喚起する喜びの感情には、私も関心を寄せている。

しかし、そもそも学習には、ゲームにも勝るとも劣らない喜びの感情を喚起するものが内在しているはずであり、それをうまく刺激できないこれまでの学習観や教授法に問題があったのではないかと言えなくもない。

私は今、成人期を迎えてから改めて、学習が内在的に持つ喜びの感情を常に感じながら学習を進めていく日々を送っている。昨日も作曲実践をしながら、作曲実践が持つ中毒症状について考えを巡らせていた。

それは肯定的な中毒症状であり、「創造的中毒症状」とでも呼んでいいような、創作行為に伴うある種の没入感が昨日もあった。ジョン・デューイの哲学書を読んでいる時にも、若干の差異はあるが、ほぼ同様の没入感のようなものが芽生えていた。

日々の探究活動の中にこうした没入感が芽生えているのも、絶えず私が何かを創ることを意識していることと関係しているかもしれない。哲学書を読んでいる最中も、何か閃くたびにそれを絶えず文章の形に残している。

文章を創出するという行為がそこに媒介されており、それが創造的中毒症状を生み出すきっかけとなる。作曲実践はまさに創作行為に他ならず、現在読み進めているテキストの構成は、もしかすると創作に伴う喜びを喚起するような配慮があるのかもしれないと思う。

学習支援を行う上で、どうやら創作に伴う喜びの感情をいかに刺激し、それをいかに喚起していくかが鍵を握るように思えて仕方ない。ひとたびこうした感情が生まれてくると、そこから自発的な学習が連続的に起こり始めるのではないかと思う。

私の場合はまさにそうであり、一つの創作行為に伴う喜びの感情がまた別の創作行為を呼び、その新たな創作行為がまた喜びの感情を生み出していく。それは連続的なサイクルであり、このサイクルの進展に合わせて、創作の技術が向上し、それに伴って創作の喜びの質も深まりを見せているように思える。 自分自身の内側で日々生じているそうした現象を観察しながら、学習が本来的に持っている喜びの感情をいかに喚起していくかの学習方法を体系化する必要性を感じている。出発地点は自らの経験であり、その経験から導き出された方法論を当面は自らの探究活動に適用していく。

適用過程を経る中でその方法論を洗練させ、より普遍的なものになればと思う。創作に伴うこうした喜びの感情の根源には、どこか美的なものを感じざるをえない。

創作とはもしかすると、私たちの美的感覚の表現であり、美的感覚の表出が、そうした形容しがたい喜びや充実感をもたらすように思え始めてきている。2017/12/6(水)06:31

No.514: Development of Elderly People’s Musical Composition Skills

I came up with another research idea about the development of musical composition skills.

In my near future, I may focus on the developmental processes of aged people; how elderly people develop their musical composition skills.

If I can investigate their aesthetic development, that would be fabulous.

I believe that elderly people can develop their composition skills and cultivate their aesthetic understanding of music.

I hope that the enrichment of their music world enhances the quality of their life. 15:47, Sunday, 12/10/2017

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