闇と無音から始まる土曜日の朝。今朝は六時前に起床し、六時過ぎから仕事を開始させた。
先週の今頃は自宅を出発し、デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園へ一泊二日の旅に出かけていたことが今となっては懐かしい。あれから早くも一週間が経った。
欧州での生活は、このように日々の活動を書き留めておかなければ、その日一日がどのように過ぎていったのかがわからなくなってしまうぐらいに素早く流れていく。肯定的な側面として、おそらくこうした時間の流れこそが、流れの奥の流れ、つまり時の流れぬ時間なのだろう。
今私は、永遠世界に足を一歩踏み出しているような状態にいるような気がしている。永遠の確からしさの中で日々の生活と仕事を営むことができていることは大変喜ばしい。
今日も時の流れぬ世界の中で静かに生活と仕事を営んでいきたい。 書斎の外の闇の世界のどこかで、小鳥が鳴き始めた。小鳥の鳴き声の一つ一つに促されるかのように、私は昨夜の夢の断片を一つ一つ思い出していた。
昨夜は夢の中で、日本にいながらにして、友人とどこか遠くの国へ旅をする計画を立てていた。当初の予定では、欧州のどこか風光明媚な場所に旅をしようという計画になっていた。
しかし、計画を練り始めてみると、アフリカ諸国に旅をするのも悪くないのではないか、という意見が出始めた。いくつかの国を候補に挙げ、そこから候補を絞るために、それらの国についてさらに綿密に調べることにした。
結果として、三つほどの国が残った。私たちはそれら三つの国に向けて早速準備をし始めた。だが、準備が進むにつれて、どうやらそれらの国に行くことはあまり魅力的ではないことがわかってきた。
そのため、アフリカ諸国に行く代わりに、私たちは近くの海に行くことにした。季節は夏のようだった。
一人の友人が車を走らせて、私の自宅まで迎えに来てくれた。助手席にはすでに誰かが座っているようだったので、私は後部座席のドアを開けた。
すると、友人以外に二人の外国人が車の中にいた。助手席に座っていたのはカルロス・ゴーンであり、後部座席に座っていたのは1mに満たない人形のようなカルロス・ゴーンだった。
助手席に座っていたのが、現在のゴーン氏であり、後部座席に座っていたのは、人間のようで人間ではない、パペット人形のようなゴーン氏だった。
車に乗り込んだ瞬間に、私はまず友人に挨拶をし、その後に助手席のゴーン氏に挨拶をした。ゴーン氏の英語は流暢であり、ゴーン氏と私は初対面だったが、二人の会話はとても弾んだ。
会話がひと段落すると、私は自分の横にちょこんと座っている人形のようなゴーン氏の存在に再度意識が向かった。こちらのゴーン氏にはまだ挨拶をしておらず、そこでようやく挨拶をした。
この人形のようなゴーン氏の性格は暗くなく、どちらかというと明るい。しかし、口数はそれほど多くなく、こちらから話しかけなければ何も口を開こうとしないかのようだった。
私の前の助手席に座っているゴーン氏に対して、最近日本で特集が組まれたビジネス雑誌にゴーン氏が取り上げられていたことを話した。特集記事の中では、役員報酬のランキングの上位にゴーン氏の名前が挙げられており、さらにはゴーン氏の部下育成の厳しさとその背後にある意図について解説がされていた。
それらの話題について、こちらからあれこれと質問をしてみた。助手席に座るゴーン氏は、絶えず上機嫌に私の質問に答えてくれた。
役員報酬のランキングの上位にゴーン氏が挙がっていることを伝えた時、私の隣に座っていた人形のようなゴーン氏が驚いたかのように目を丸くし、「そうなのか!」と前のめりになりながらつぶやいた。
助手席のゴーン氏は笑顔のままで、後部座席から落ちそうになった人形のようなゴーン氏を落ち着かせるような身振りをした。海が近づいてきたところで、車が一旦停車し、もう一人の友人をそこで拾った。
その友人は車のドアを開けた瞬間に車内にゴーン氏がいることに気づくと、ひどく驚いた表情を見せた。しかし、彼は以前自分の会社を経営していたことがあり、今でも会社経営に関して多大な関心を寄せているために、ゴーン氏と話す機会に恵まれたことをとても喜んでいるようだった。
その友人は、人形のようなゴーン氏の右横に座った。その友人は、少しばかり緊張しているようであり、遠慮がちに人形のようなゴーン氏に話しかけた。
友人:「Wh, what’s your name?」 人形のようなゴーン氏:「!?」 友人からの質問に対して、人形のようなゴーン氏は一瞬驚いたような表情を見せたが、すぐさま大きな笑い声を上げた。 友人:「あっ、ゴーンさんだと知ってるのに間違って名前を聞いてしまった・・・苦笑」 後から車に乗り込んだ友人がゴーン氏を前に緊張しているのはすぐさま見て取れたが、まさかすでに名前を知っている人に名前を聞くとは思ってもみなかった。
しかし、友人のその質問によって車内の空気はさらに和やかなものになった。その後も会話が尽きることはなく、海に到着するまで私たちは会話を楽しんでいた。
海岸に到着すると、夏の太陽が静かな海の海面に反射してとても眩しかった。私はすぐさま裸足になり、砂浜の熱さを感じながら、波打ち際に向かった。
果てしなく広がる海を眺め、視線を遠方から近くに移した。いざ海に入ろうかという瞬間に、波打ち際から数メートル先に、サメの背びれが見えた。
それが見えた瞬間に、私は海に入るのをやめた。そのサメはそれほど大きなものではなく、人食いザメではなさそうに見えたが、それでも人間に危害を加えることのできる種類のサメには違いなかった。
私は波打ち際から後ずさりをするように、サメの姿を見ながら海から離れていった。熱い砂浜を裸足で引き返しながら、私は車のある方向に向かっていった。
友人とゴーン氏たちは、どうやら山の方にある小屋でひと休憩をしているようだった。私はもう一度、灼熱の太陽に輝く海を眺め、波打ち際にいるサメの背びれを見てから、小屋のある方向に向かってゆっくりと歩き出した。2017/11/25(土)06:55
No.468: Quantification Criteria for Text Mining
I determined how to quantify the data for my research on MOOCs.
Before applying a text mining method, I have to specify terms that I will investigate.
The criteria should be derived from the introduction of each lecture.
The MOOC that I will examine offers a brief introduction for each lecture, which can be used for generating the criteria.
Initially, I tried to determine which terms are course relevant, but the process is not so objective.
Since there are no specific theories to decide which terms are course relevant, I have to set benchmarks for sifting out terms.
My first step would be to examine all introductions and to identify course relevant words, then the next step would be to make a list of the words.
Once I make such a list, I can conduct text mining for the data. 19:46, Monday, 12/4/2017