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1803. 大きな虹のアーチ:絵画と音楽が共有する次元


デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園への一泊二日の旅行を終えようとしている。今私は、もうアーネムからズヴォレに向かう列車の中にいる。

クレラー・ミュラー美術館からオッテローの中央バス乗り場まで歩いている最中に、大きな虹の架け橋を見た。それは途切れることなく、大きなアーチを描いていた。

久しぶりにこのような虹を間近で見たような気がした。国立公園の入り口で無料の自転車を借りることができたのだが、私はあえて歩いて美術館に向かうことにした。

確かに30分ほど時間がかかっただが、このような虹をゆっくりと立ち止まって眺めることができ、結果として、やはり徒歩を選択して良かったと思う。目の前に突如として現れた虹は、何かを暗示しているように思えた。

今回の短い旅を終え、それは間違いなく大きな非日常体験をもたらしたが、あの虹は非日常と日常を繋ぐ自然の恵みのように思えた。明日から私は再び、この旅に出かける前と同じ生活を営んでいく。 帰りの列車の中で、私は改めて美術館での体験について思い出していた。オランダでの生活を重ねれば重ねるほどに、私の中でゴッホの存在が大きく深いものになっていく。

改めてゴッホに感銘を受けたのは、画家としての道を志したのが30歳に差し掛かる頃であり、さらにゴッホは正式な絵画教育を受けることなく、独学で絵画の技法を磨いていったことだ。

今回、ゴッホがフランスに渡る前の作品からフランス時代の作品を歴史的な流れに沿って鑑賞を進めていった時、絵画の技術と共に、ゴッホの思想が発達していく過程を見て取ることができた。

ここから私は、ゴッホの作品を通じて、彼の内面の発達過程をさらに深く見ていくことにしたい。そのために、美術館の売店で資料価値として優れた専門書を購入した。

絵画の写真と解説文がどちらかに偏ることなく、程よい具合に双方が掲載されている。明日から仕事の合間にこの専門書と向き合い、ゴッホの作品と内面の発達過程を追っていきたい。

クレラー・ミュラー美術館に所蔵されているゴッホ以外の画家の作品からも随分と大きなインスピレーションを得たように思う。美術館を取り囲む自然によって、五感が癒され、同時にそれらが研ぎ澄まされたように思う。

同じく、所蔵作品は五感を研ぎ澄ませながら解放させるような体験を私にもたらした。とりわけ興味深かったのが、一つ一つの絵画作品から固有の音楽が喚起されたことだった。

一つの絵画作品の前に立ち、それを眺めていると、自分の内側から曲が溢れ出したのである。それは作品ごとに異なったリズムとメロディーを持っていた。

よくよく自分の内側から鳴り響く曲に耳を傾けていると、それはまず単純に、絵画の視覚的なイメージから短調か長調かの区別があるようだった。その二つの区別の後に、その絵画作品がもたらす固有の音楽が鳴り始める。

そこから私は、やはり絵画と音楽はどこかの次元で繋がっているのだと思った。今後作曲を行う際に、絵画作品は音楽イメージを湧き立てる優れた題材になりうるだろう。

いつか一つの絵画作品から湧き上がっている固有のイメージをそのまま曲として表現したいと思う。その日が現実のものとなるように、今夜からまた作曲実践に継続して取り組んでいきたいと思う。2017/11/19(日)16:29

No.448: Melody Writing I determined to focus on creating melody lines.

I will concentrate on how to generate melodies.

After I create many melodies, I will think about how to harmonize them.

As Marcel Proust revised his writings many times, I will do the same thing for my melodies.

What I will focus on for a while is to create the seeds for my future melodies. 19:40, Friday, 12/1/2017

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