top of page

1775. 少人数教育の恩恵


一日、また一日と日が暮れる時間が早くなっていく。今日は夕方の五時を過ぎる頃には、辺りはもう真っ暗になっていた。

昨日と同様に、今日も計画通りに仕事がはかどる一日だった。午前中に、来年の六月にロンドンで開催される国際学習科学学会に発表者として応募するための書類のドラフトを完成させた。

現在研究アドバイザーを務めてくださっているミヒャエル・ツショル教授からの勧めもあり、4ページほどの短い論文発表用のセクションに応募することにした。

もう一つ8ページほどの論文発表用のセクションがあったのだが、今回の学会へ発表用の論文を提出すると、今後どこかのジャーナルにその研究に関する論文を投稿できなくなるという著作権上の問題があったため、あえて短い方のセクションに応募することになった。

昨年の研究論文は、二つのテーマを同時に扱うようなものであり、それを二つに分けて一つの査読付き論文を執筆することが可能なのだが、それでも一つのテーマを4ページに収めるのは容易ではなかった。引用文献のリストを含めて、わずか4ページの論文を執筆したのは初めてであった。

とりあえず、最重要なメッセージと重要な発見事項を盛り込む方向で文章を完成させた。昼食後にもう一度フォーマットや誤字脱字などを確認し、そのドラフトをツショル教授に送った。 ちょうど明日、ツショル教授のオフィスを訪れることになっている。明日から、今年の研究に関するツショル教授からの指導が始まる。

本格的な一対一の指導が始まるのは、来年の春頃からだが、その前に研究テーマに応じて一人の教授に対して何名かの学生が指導を受けるコースが明日から始まることになっている。昨年在籍していた発達心理学科においては異なる制度を採用しており、九月の最初からサスキア・クネン教授との一対一の指導を受けていた。

今年在籍しているプログラムと昨年のプログラムにおいて、修士論文にかかる単位数が異なるため、今年の教育科学学科においては上記のような仕組みを採用しているのだろう。明日からは、友人のハーメンと二人でツショル教授から指導を受けることになる。

元教師のハーメンの関心は、ゲーミフィケーションと教育というテーマらしく、私もゲーム的な様子を教育に導入することの意義と効果に関して強い関心を持っている。あいにく、現在はそこまで研究テーマを広げることはできないため、ハーメンとの対話によって、そのテーマについての理解を深めていきたいと思う。

他のグループを見ると、四、五人の学生が一人の教授から指導を受けるようであり、ツショル教授から指導を受けるのは私たち二人だけであるというのは、非常に贅沢なことだと思う。ツショル教授とは、ハーメンとの指導のみならず、学会発表や査読付き論文に関しても何かと助言と支援をしていただいている。

これからプログラムが進行していくに応じて、ツショル教授との関係性はより深くなっていくだろう。 現在、研究に関して少人数制の贅沢な指導を受けていることに思いを巡らせていると、そういえば先日に一つ驚いたことがあった。次の学期に履修する二つのコースについて、どれくらいの受講者がいるのかを何気なく確認してみたところ、驚いたことに、「システマティックレビューの執筆方法」のコースは私を含めて三名、「応用研究手法」のコースに至っては私を含めて二名だった・・・。

受講者の人数を見たとき、正直なところあまりの少なさに驚いたが、逆に非常に贅沢なコースだと考えることができる。どちらのコースも高度な内容を扱うため、こうした少人数で講義を受けることができるのはとても有り難い。

しかも、それぞれのコースは二人の教授が担当しており、教授の人数に対する受講者の比率が極めて高い値になっている。前の学期に履修していた三つのコースの内、一つは5名という少人数のものもあったが、残りの二つのコースはそれぞれ45名と60名ほどの受講者がいた。

友人のハーメンと私は所属学科が異なるため、ハーメンはそれら二つのコースを履修していないようであり、火曜日から始まるこれら二つのコースに参加するその他の受講者がどいった顔ぶれなのか、今から非常に楽しみだ。2017/11/12(日)17:38

No.420: Idiosyncratic Colors and Fractal Dimensions of Music I will attend a concert tonight. Maria João Pires come to Groningen and play piano.

The dream that I had last night was like a prophecy of the concert.

I may have clairvoyance. The concert tonight will be definitely spectacular and unforgettable.

I will just write down the implication of the dream last night.

The polychromatic music implies that a piece of musical work contains inherent and unique colors.

In addition, the wave patterns of each music have distinctive fractal dimensions.

I want to conduct research on idiosyncratic colors and fractal dimensions of music in my near future. 08:00, Sunday, 11/26/2017

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page