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1177. 仕切り直しと巨体の促し


昨日、「タレントアセスメント」のコースの最終試験が終わるや否や、「成人発達とキャリアディベロップメント」のコースの最終試験に向けて準備をし始めた。

再度、コースで取り上げられた論文を全て読み返していると、八月にノルウェーに行く前に、最終試験が全て終わった後に、一日ほどオランダ国内のどこかに足を運びたいという思いが湧き上がった。

そのようなことを考えていると、オランダ国内に限って言えば、ロッテルダムやユトレヒトにはまだ行ったことがないため、どちらかの都市に足を運んでみるのも悪くないと思った。そこで私は、両都市にある美術館や博物館を調べてみた。

ところが、あまりめぼしいものはなく、両都市に足を運ぶことがためらわれた。何か他に足を運んでみたい場所はないかと探していたところ、唯一見つかったのが、以前から気にかけていた「スピノザ記念館」である。

この記念館は、デン・ハーグから少し北の街に存在しており、昨年にデン・ハーグを訪れた時に立ち寄ろうかと思っていた場所だ。その時は、時間の都合上、この記念館に立ち寄ることができなかったため、今回はこの記念館に絞って、日帰りのオランダ旅行に出かけるのも悪くないと思った。

最終試験後にこうした場所に足を運びたいと思う自分について、最初は現実逃避の一種かと思ったが、最終試験の終了をもってして、何かを明確に区切り、再度新たな気持ちで日々の仕事と探究を仕切り直したいという思いがあったのかもしれない。

正直なところ、毎日毎日、自分の中では仕切り直しのような現象が起きているのを実感しているが、それをより明確なものとするための儀式として、スピノザ記念館に足を運ぶことは望ましいように思える。 この仕切り直しをした後に、六月末から九月にかけて、とにかく集中的な読書を行いたい。自分を捉えて離さないテーマに関する論文と専門書を読むための身体を作り、そうした読書に集中できるための物理的かつ精神的な環境を整備したいと思う。

ほぼ確信めいているが、私は今後数年以内に、これまでの自分と連続していながらも、全く異なる次元で自らの精神生活を営むことになるだろう。それは、仕事と探究の種類と性質が、これまでのものとは明確に異なる形で知覚されることの中に現れるだろう。

そこに向けた第一歩として、そしてそこに向けた重要な準備の期間として、六月末から九月を過ごしたいと思う。八月の中旬に行うデンマークとノルウェーへの小旅行は、自分にとって、非常に大きな仕切り直しの出来事になるだろう。

自分の内側で、また新しい巨大な何かが蠢いているのがわかる。その巨体の促しに、私はもはや逆らうことはない。2017/6/16

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